乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

総本山 朝護孫子寺の経蔵堂 2  四天王  (7景)

2010-11-30 | お出かけ








            総本山 朝護孫子寺の経蔵堂 2  四天王







   





 四天王(してんのう、Skt:Catur-raja-d.)

   欲界の六欲天の中、初天をいい、またこの天に住む仏教における、4人の守護神をいう。

   この四天王が住む天を四王天、あるいは四大王衆天(しおうてん、しだいおうしゅうてん)ともいう。(wikipediaより)










 経蔵堂



    


   









 増長天


 持国天 - 東勝身洲を守護する。乾闥婆、毘舎遮を眷属とする。(wikipediaより)







 増長天







 広目天


 増長天 - 南瞻部洲を守護する。鳩槃荼、薜茘多を眷属とする。(wikipediaより)







 広目天







 多聞天
 

 広目天 - 西牛貨洲を守護する。龍神、毘舎闍を眷属とする。(wikipediaより)







 持国天


 多聞天 - 北倶廬洲を守護する。毘沙門天とも呼ぶ。原語の意訳が多聞天、音訳が毘沙門天。夜叉、羅刹を眷属とする。(wikipediaより)








                          2010年11月






 wikipediaより ▼

 毘沙門天(びしゃもんてん)、梵名ヴァイシュラヴァナ (वैश्रवण [Vaiśravaṇa]または[vaizravaNa])とは、仏教における天部の仏神。持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神である。また四天王の一員としてだけでなく、中央アジア、中国など日本以外の広い地域でも、独尊として信仰の対象となっている。






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総本山 朝護孫子寺の経蔵堂  1  (10景)

2010-11-30 | お出かけ






         総本山 朝護孫子寺の経蔵堂 1








 総本山 朝護孫子寺の経蔵堂







 中央の回転できる経厨子

 中に仏教のあらゆる法門の経典を集めた「一切経」を納められている。







 経厨子は、一回転させる毎に「一切経」をすべて読誦したのと同じ功徳がある。

 家内安全、身体健全、商売繁盛などの諸願成就を念じ、三人以上で経厨子を右廻りに回す。



 右廻りについては以前 豊川稲荷社のお百度参りから 右まわり、左まわりを考える。を記録ししています。







 四面の壁面上部の彫刻は、印度から中国、日本への仏教の伝来の様子が説明されている。













 見上げると美しい天井絵。

 いつもは薄暗い経蔵堂に夕日が差し込み、見事な天井の絵をみることができる。

 経蔵堂をこれだけはっきりとみることができたのは、初めて。













 経蔵堂は中も外も美しい。

 信貴山の朝護孫子寺に行く度に 経蔵堂の中に入っているような気がする。





                          2010年11月









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奈良  橿原考古学研究所附属博物館 平常展  2  土馬  (写真3枚)

2010-11-30 | 民俗考・伝承・講演






      奈良  橿原考古学研究所附属博物館 平常展  2  土馬







 












 多くの土馬が展示されていた。

 土馬は 多くの博物館や展示館で展示されている。



 複数の博物館や展示館で学芸員やボランティアガイドの方々のお話を聞くことがある。

 ここのところ土馬について聞く機会が多い。

 意味合い説明は人によってまちまちだ。

 だがおもしろいことが一つ。

 各展示館によって、同じ応えがかえってくる不思議。

 この傾向は土馬に限らず、他の展示物でも同様。

 おそらくボランティアガイドの方はあらかじめその展示館の学芸員の講習を受けているためだろうと考えられる。

 

 土馬を一例に出しても、諸々の書物や学者によって、違った意味合いが記されていることが多い。

 また考古学者と民俗学者では微妙に捉え方が違い、興味深い。

 わたしは歴史や考古学を全く知らないが、俄民俗学で得た知識を引っ張り出して比較するのが楽しい。






                  近鉄橿原線 畝傍御陵前(徒歩5分)

                  11月13日  関西文化の日に










 注意; ここで描いているボランティアガイドは橿原考古学研究所附属博物館のそれではなく、全国的一般的傾向の話です。

     橿原考古学研究所附属博物館では一部を除いて、平常展示品はノーフラッシュで撮影可能です。







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奈良  橿原考古学研究所附属博物館 平常展  1  土器と 藤ノ木古墳出土品 (写真8枚)

2010-11-30 | 美術・文様・展示物




     奈良  橿原考古学研究所附属博物館 平常展  1  土器と 藤ノ木古墳出土品



















 模様の美しい土器が展示されている。

 他に印象深かったのは、墨で顔を描いたもの。自重品か祭儀用かはわからない。


 




















 先日古墳内を拝見させていただいた藤ノ木古墳の石棺にあった 馬具や、大きな靴など。

 藤ノ木古墳関係5枚目は細かいはのようなものを剥がして、痛いのまわりにまいたといわれている。

 斑鳩文化センター(奈良県 法隆寺西)には精巧な復元品が展示されており、橿原考古学博物館ではオリジナルが展示されている。








                  近鉄橿原線 畝傍御陵前(徒歩5分)

                  11月13日  関西文化の日に









 注意; 橿原考古学研究所附属博物館では一部を除いて、平常展示品はノーフラッシュで撮影可能です。





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雑 

2010-11-29 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 家にひとりきり。

 今週は家族全員仕事で外出。

 会議もあるから、土曜まで休みなし。

 一人きりの時間がいっぱい。



 暇なので、サライを二冊。
 
 一人なので、ちまちまお掃除。

 朝からお料理の仕込みをし

 時間があるので、美容院へ…。

 

 今夜は娘も早いので、三人で晩ご飯。

 明日は落ち葉を掻き集めなきゃ…。

 ささやかな

 ほんのささやかな 喜び。








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大和文華館   開館50周年記念名品展 1  大和文華館の日本絵画 (写真14枚)

2010-11-29 | 美術・文様・展示物


                  大和文華館
                 

               開館50周年記念名品展 1
               大和文華館の日本絵画





 大和文華館を楽しむ。開館50周年記念名品展の第一回は「大和文華館の日本絵画」

 名品展は

     「大和文華館の日本絵画」      2010年10/2(土)~12/26(日)

     「大和文華館の日本工芸」      2011年1/6(木)~2/13(日)
  
     「大和文華館の中国・朝鮮美術」   2011年2/19(土)~3/27(日)


 興味深いもの、好きなもの、欲しいもの(笑)が多くあった。

 素晴らしい展示物が多く、「さぁ!見るぞ!」といった心構えが必要。

 丁寧に見ると発見も多い。

 人によって楽しみ方も違うが、絵と説明書を読むだけでも、時間は裕に三時間はかかるだろう。

 大和文華館は前回も心落ち着く空間だったが、今回も素晴らしい展示物に囲まれ、とろりまったりの気持ちに用事管を過ごす事ができた。

 大和文華館は素晴らしい。









 宣秋門院丹後(ぎしゅもんいんのたんご)


    わすれし濃(な) 難波の秋の 夜半(よわ)の空

    ことうらにすみ つきはみるとも







































 



 






 大和文華館ではノーフラッシュ撮影可能です。





               大和文華館


                   〒631-0034
                   奈良県奈良市学園南1-11-6

                   近鉄奈良線「学園前」駅下車徒歩約7分

                   2010年11月     






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松柏美術館 特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」 ~上村松篁の描いた万葉世界を中心に~

2010-11-29 | 美術・文様・展示物




                  松柏美術館

            特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」
                 
            ~上村松篁の描いた万葉世界を中心に~








 大和文華館の帰り気軽に松柏美術館を見る。

 わたくしには良さがあまりわからないが、見ている方々は口々に きれいだとか美しいと言われていた。

 歴史的人物が描かれ、絵に加えて説明を読んでいると楽しむ事ができる。

 絵の色は目映いばかりの派手さ。

 もしかすれば、この色彩は曼荼羅の元の色合いを意識してか…。

 朱の色が目に染みる。



 人物画よりも色合いの落ち着いた鳥や風景画に興味を持った。

 又 墨でかいた大きな下書き。

 舞妓をかかれた絵の顔部分は書き直しの紙が貼りなおされていた。

 画家の苦悩が味わえる一枚。



 井上靖の原稿『額田女王』があった。

『額田女王』はサンデー毎日に掲載されていたという。

 挿絵は 上村松篁。

『額田女王』にそっての、数多い挿絵。

 会場で全てを読むのは時間的に難しいので、絵だけを楽しむ事にした。

 

 松柏美術館には堂本印象が二枚。

「太子降延」「木華開耶媛」があった。

「木華開耶媛」の話は余りにも有名だが、絵も美しい。

 伝説がすんなりと受け入れられるような絵画。


 
 







  



               〒631-0004
               奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号
               電話:0742-41-6666


               2010年11月14日











特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」

 平成22年10月5日(火)~12月12日(日)

 万葉集に詠まれる飛鳥、奈良朝のおおらかな情景をいつかは画にしてみたいと語った松篁。井上靖執筆『額田女王』の挿絵原画や壁画として制作された「万葉の春」など、松篁が理想とした万葉世界を紹介するほか、安田靫彦や堂本印象らが描いた奈良にまつわる作品も合わせて展示し、遷都1300年を迎えた奈良の昔を振り返ります。






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室生 龍穴神社神域  吉祥 龍穴  (15景)

2010-11-28 | 神社仏閣・祭り



     室生    吉祥 龍穴







 室尾天の石戸をさらに5から10分登ると、左手に龍穴に看板と鳥居が…。





 観光客は誰もいらっしゃいません。

 地元の信者男性がたいこをたたいておられる。





 鳥居の下は階段。

 お参り帰り地元のおばさん。

 手に持ったお供えのお下がりの柿と紫いもを頂く。

 階段を数分下ると、龍穴がみえるとのこと。





 ここは観光地ではなく、神域でアリ、地域の方々の信仰の場。





 角度を変えてつくられた階段。

 勾配がきつい。





 これが龍穴。





 穴入り口には しめ縄が…。

 まるで歌舞伎の『鳴神』。





 お祈りする場。

 まわりには縄がはられ、龍穴や滝谷池の方向には入り込めない。

 この付近にも神域の注意プレートが…。





 神饌は持ち帰られてる。

 おばさんは写真説明の理由で、お供え物持ち帰られたようす。




  
 龍穴の右方向には、岩枕のような岩場から、滝が流れる。





 全体はこんな感じの滝。





 滝の左上を見上げると、荒々しい岩肌。

 全体を見ると、水墨画の山水画のような構図。





 岩場は緩やかなカーブで下がり、水は龍穴の前に流れ、池に辿り着く。





 これはその池。

 龍穴の左に位置する。



 どこか神秘的で、水中には龍が住んでいるように感じられる。


 まわりに茂る羊歯はみずみずしく、まるで龍の髭。



      

 左から右に景色を眺めると、油谷かなカーブは龍の体のうねりのよう。



  

                   

 私たちはここで小一時間景色を眺め、龍に思いをはせる。

 成田屋十八番『鳴神』が容易に想像できるロケーションだったことに満足して・・・。








             奈良県宇陀市室生区室生

             室生 龍穴神社神域  吉祥 龍穴

             2010年11月26日





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室生 龍穴神社神域    天の岩戸  (10景)

2010-11-27 | お出かけ


             
           室生 龍穴神社神域  天の岩戸





 

 室生寺を左手に奈良県道28号線を進む



 

 龍穴神社につく前に、「而二不二」杉。





 10から5分も歩くと。左手に龍穴神社。





 後5から10分程28号線を歩く。

 するとしたのような道標。





 写真の右の道路は奈良県道28号線。





 左に入ると山道。

 龍穴まで800メートルとある。

 足に過酷なコンクリートの山道を5から10分ばかり歩くと、右手には 天の岩戸。













 岩戸の前には 鳥居。





 近づいてみよう…。









見上げてみよう…。





 鳥居川を入り 岩戸の前を左に奥に進むと 祠。

 祠は 山道で考えると下側。鳥居が上側。





 祠



  

 室生の龍穴神社の神山 神域にある天の岩戸。

 山道を歩いていると、「神域のため不浄を禁ず」の注意パネルが建てられている。

 車数がとおることは歩どんど無く、まして歩く人の姿は全く見かけない。

 室生寺とはうって変わった静けさ。冷たく湿った空気。

 ところどころに杉伐採のあと。山(林業)に生きる人の姿が想像できる。





 それにしても、天の岩戸はこんなところにもあったんだなぁ………(笑み)







             奈良県宇陀市室生区室生

             室生 龍穴神社神域  天の岩戸

             2010年11月26日









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memo; 平成23年9月 新歌舞伎座 新開場一周年記念「九月大歌舞伎」上演決定!

2010-11-27 | 舞台・音楽 雑感メモ



    平成23年9月 新歌舞伎座 新開場一周年記念「九月大歌舞伎」上演決定!





    中村 勘三郎

    中村 扇  雀

    中村 橋之助

    中村 勘太郎

    中村 七之助ほか





 

 先日、来年9月 松竹座興行発表で沈していた。

 新歌舞伎座で「九月大歌舞伎」興行があるらしい…。

 もう出演者も決まっているんだぁ   *^う^*

 まぁまぁ!わたくしったら……     *^v^*

           アホ      @^8^@

 




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龍穴神社「連理の杉」 と 近くの「而二不二」杉    陀市室生区(6景+3景)

2010-11-27 | お出かけ




           龍穴神社「連理の杉」 と 近くの「而二不二」(ににふに)杉




「連理の杉」別名「夫婦杉」は神木、霊木としてあがめられている。

 2本の杉の木が根本で結ばれ その形から夫婦和合、家庭円満、家運隆昌の神として、信仰されている。

 屋久島縄文杉より下の「夫婦杉」を思い出す。























 龍穴神社後書くにはもう一つの御神木がある。

「而二不二」(ににふに)
 

 ふたつにしてふたつにあらず…













 植林杉は真っすぐだが、室生寺、龍穴神社御神域の山ではこういった杉が見られる。

 自然が尚今も根づく 信仰の厚い地域のようだ。










             奈良県宇陀市室生区室生

             龍穴神社 及び 神社近く

             2010年11月26日






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memo: プレミアムシアター「カエサル」 BShi  12月11日(土)22:00~26:00

2010-11-27 | 舞台・音楽 雑感メモ


  メモ

      プレミアムシアター「カエサル」 BShi  12月11日(土)22:00~26:00







 テレビで、幸四郎さんの「カエサル」が観られるよ☆

 忘れないように、あらかじめ録画設定しておこうかな^^







プレミアムシアター「カエサル」
放送局:BShi
放送日時:12月11日(土)22:00~26:00
出演:松本幸四郎、小澤征悦、高橋惠子ほか
内容:塩野七生の大ベストセラー「ローマ人の物語」を初の舞台化。
世界史に偉大な名を残す、英雄ユリウス・カエサルの生涯に焦点を当て、壮大なスケールで描く激動と波乱の歴史大作を松本幸四郎の主演でお送りします。
平成22年10月21日(木)日生劇場にて収録。


プレミアムシアター「カエサル」
放送局:BS2
放送日時:12月20日(月)00:40~04:40
出演:松本幸四郎、小澤征悦、高橋惠子ほか
内容:塩野七生の大ベストセラー「ローマ人の物語」を初の舞台化。
世界史に偉大な名を残す、英雄ユリウス・カエサルの生涯に焦点を当て、壮大なスケールで描く激動と波乱の歴史大作を松本幸四郎の主演でお送りします。
平成22年10月21日(木)日生劇場にて収録。





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室生龍穴神社  祈雨の神をまつり、今でも雨乞いの儀式が行われるという(11景)

2010-11-27 | 民俗考・伝承・講演





                 
                室生龍穴神社








 室生寺から奈良県道28号線を歩いて10分。

 途中、民家が一軒。朝には霧がかかるのか、洗濯物は家の中に干されている。この日は、晴れ。


 右手には川が流れ、水かさは少ない。

 整備された川の向こう岸には植林。真っすぐな杉林は、京都の北山に似ている。






 龍穴神社に到着。静かだ。龍穴神社には わたしたち二人きり。

 さっきまでの室生寺のにぎやかさが、嘘のようだ。






 
 龍穴神社は室生寺よりも古い。創祀年代は不詳とのこと。

 流石に龍穴神社とあって、今でも雨乞いの儀式が行われていると、境内に記されている。

 
 



 龍穴神社は山そのものがご神体で聖域とところどころに記されている。

 龍穴神社は山そのものの入り口か…。いわば、境界の意味をなしているのかもしれない…。



 

 
 鳥居をくぐると、右手には 連理の杉。こちらは表。






 後ろにまわると、こんな感じ。






 龍穴神社 拝殿






 狛犬 阿形






 狛犬 吽形

 右足に子どもが…






 連理の杉が神木として祀られる龍穴神社には、どこか微笑ましい。






 奥には進む。

 瑞垣内と鳥居越しの 本殿と境内社





 
 社務所は至って新しく、たまたまのことか、人はいない。

 龍穴神社をあとにする。静かだ。龍穴神社では最後まで わたしたち二人きり。







 わたしたちは28号線をさらに10分ばかり歩き、龍穴の道標を見付ける。

 左山道を片道20十分も登れば、龍穴につく。

 龍穴については近々記録できればと思います。





 最後までおつきあい下さいましてありがとうございました。

 感謝致します。








                    室生龍穴神社
                  
 
                 奈良県宇陀市室生区室生1297  

                   2010年11月26日












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女人高野 室生寺の杉  (11景)

2010-11-27 | お出かけ



              室生寺の 杉
               






 近鉄電車 大和八木で大阪線に乗り換え、おおよそ25分で 近鉄 室生口大野駅に着く。

 11月26日。大和八木から室生口大野駅の間の 車窓から眺める景色は非情に美しい。

 山は色とりどりに色づき、稲刈り後に律儀に並べられた藁のある段々畑。

 室生口大野駅一駅手前の榛原駅あたりでは、ススキが北風になびく。

 

 室生口大野駅につき15分ばかり奈良バスに乗ると、室生口。

 橋を渡り、右手に折れると三本杉。

 華々しいもみじに見とれがちだが、どうしてどうして。

 木肌文様と真直な正義感が、杉の木は力強さ、たくましさを訴えてくる。



 室生神社についてまず感じたことは、屋久島の山中に似ていること。

 湿った空気、色鮮やかでみずみずしい苔、天然記念物指定の羊歯、数多い石楠花の木、そして 杉の木。

 室生寺の大杉群が 心に留まる。



 屋久島の杉は1000年以上のものはざらで、山の性質のせいか真っすぐにのびず、いびつなものが目だつ。

 しかし室生寺の杉は一直線にのびたものが多い。

 室生寺の近くの植林では、どちらかと言えば京都の北山杉をおもわせる。木材に適した天にのびる杉。



 だが、なぜかしら、植物全体の生態系がどういう訳か近い気がするのはなぜだろう。

 おそらく霧と呼ぶには薄いが、湿った空気のせいではないか…そんな根拠の無いことを漠然と考えながら、室生寺を歩く。

 電車に乗り二時間もあればで到着の室生寺。 で、以前 毎年夏に過ごしたことのある屋久島の想い出に浸っていた。

 




































                       2010年11月26日   
                        
                     奈良県宇陀市室生区室生78
                       
                         室生寺









 最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 心より 感謝しております。  





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持つべきものは 友人  2010年南座顔見世代役は仁左衛門さんら らしい…

2010-11-26 | 舞台・音楽 雑感メモ





    持つべきものは 友人

    2010年南座顔見世代役は仁左衛門さんら らしい

      





 京都の友人から電話があった。このブログで何度か書き込んでいる、優雅な着物美人である。

 いつものように疾風のような電話。

「決まったよ、南座。今月、休演。で、チケ、大丈夫?」

 昼はとったと伝えたが、彼女の声はいつもより黄色い。前半で昼夜とっていた彼女は、後半も何度か通うと言う。

「ニザさんかもよ。ニザさんらが代役勤めるらしいと聞いたけど…。」

 まぁ!彼女の声の艶やかなこと。池に姿映せるもみじのようである。

 友人との観劇日の折り合いがつかず同行は辞退したが、来年には会おうと受話器を置く。




 只今 京都はもみじ真っ盛り。散るゆく落ち葉は美しく、我心には 阿国舞山三。




 それにしても海老蔵さん、お気の毒だと心が痛む。

 



              海老蔵さんのご回復を祈願しております。乱鳥

                





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