乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『無縁・公界・楽』1 【縁切り寺、駆け込み寺】  網野 善彦  (日本中世の自由と平和 平凡社ライブラリー 1165) 

2020-10-11 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登

『無縁・公界・楽』1 【縁切り寺、駆け込み寺】

 網野 善彦  (日本中世の自由と平和 平凡社ライブラリー 1165) 

 

 以前にも読んだことがあるのか、あるいは、内容が重複しているのか、おさらい的な感じがする。

 しかし、網野 善彦著の本は興味深いので、もう一度よみ始めている。

 

 江戸時代の縁切り寺や若狭の駆け込み寺や周防ぐの無縁所まで読んでみたが、中には監視や今でいう監視役を兼ねた駆け込み寺があったことに驚いた。

 

 関税免除の特権を認められた「無縁所」が全国でも何例か認められたらしい。

 また寺によっては、借銭・借米の追求禁止。

 無縁所を保護しつつ祈願することによって、戦国大名が無縁所の原理を閉じ込めようとした。

 

 次は京の無縁所。

 京とあっては、丁寧に楽しまねばなるまい^^

 

 たまたま家人の本棚に無造作に置かれていた『無縁・公界・楽』だが、こういった内容は好きなので、時間を過ごす口実がまた一つ見つかったと喜んでいる。

 

 

公界(くがい)

 ① 公の場所。おおやけのこと。表向き。晴れの場。公的な用事。

 「述懐は私事、弓矢の道は-の義/太平記 19」

 ② ひとなか。ひとまえ。世間。公衆。

 「さやうの事を仰せられたらば、-で恥をかかせられう/狂言・花争」

 ③ 交際。ひとづきあい。

 ④  「苦界くがい」に同じ。

 ⑤ 課役。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』  「境界」「境」「辻」「辻占」「市」「川」「堀」「闇」他  吉川弘文館 

2020-03-23 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登

  『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 吉川弘文館 



『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』、本日読了。
 後半では、境界を掘り下げたの話が興味深かった。
「境界」「境(さかい)」「辻」「辻占(つじうら)」「市(いち)「川」「堀」「闇」他多くの境界にまつわる内容が、心をくすぐる。
「境」という場所の民俗的な事例を提示して、近代や現代の都市の場所制の民俗的背景や考え方などをクローズアップさせる。
 その後に、現代の都市生活について導く。
 宮田登氏の『俗信の世界』は、誠、面白い。



 Ⅰ=祈りの民俗(人は神仏に何を祈るか/民間信仰と現世利益/江戸時代に再編成された日本の宗教/奇怪なる神々/絵馬について/江戸の絵馬―絵馬の由来と変遷―/安産の神仏たち)/
 Ⅱ=俗信と心意(俗信の世界/日本民俗信仰に表われた“符呪”/日本人と匂い/辻のフォークロア/神霊・怪異の音/餅の呪力―里の食物誌―/日本の数信仰/名前のフォークロア―命名の心意―/俗信の諸相)/
 Ⅲ=世相と俗信(日本コスモロジー―現代における宗教の意味と意義―/現代都市の怪異―恐怖の増殖―/現代都市の命運―都市の民俗学序説―/民俗学からみた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月5日の「柏餅と粽(ちまき)」    『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 

2020-03-22 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
 北野天神 絵馬  KYOTO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 「柏餅と粽(ちまき)」


 5月5日の「柏餅と粽」


 柏餅

 柏餅は江戸の風俗
 『世事百談』巻四

 ならば、京都の人々が端午の節句ごろになるとこぞって餅屋に足を運び、
「(柏餅)味噌餡10個下さい。」「20個下さい。」
と言いたるは、近年の姿であったのかとほくそ笑む。

 「端午には、ちまきの餅や柏餅」
 『酒餅論』寛文年間(江戸時代中期)


 粽

 柏餅よりも古い。入水の投ずることに意味があった。
 『本朝草木』
 邪悪な妖獣というべき竜が五月の宴に出没し人を殺して去る。
 人々は護符として茅の葉にコメを包み、竜型に巻いた。
 その粽を宴会で帰路刻んで食べた。
 この竜型を粽と称した。

 ある時、老人が腰に粽をつけないで、宴会に加わらずぼうっと眺めていた。
 人々が各自竜型(粽)を刻み出すと、老人の顔色が変わったので、衆人これを捉えて殺したという。
 老人は竜の化身だと考えられたのだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月3日の草餅について 蓬よりも母子草(鼠麹草 ははこぐさ)の方が古かった。  『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 

2020-03-22 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登

 檜

 

 

 

 

 

 


 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 「草餅」


 3月3日の草餅
  蓬よりも母子草(鼠麹草 ははこぐさ)の方が古かった。
  『文徳実録(もんとく実録)』『古今要覧』

  蓬餅は菱形
  『守貞満腔(もりさだまんこう)』

  草餅に中国の故事を載せる。
  『拾芥抄(しゅうあいしょう)』

  「西土には、漢世より蓬餅を食し、…西京雑記に載せたれば…邪気をはらふといふにもとづきて蓬をもちひしにゃ、殊に蓬は香気よろしければ、鼠麹草(ははこぐさ)にかへ用いしならん」
  『古今要覧』

  蓬も鼠麹草も香りの強さが珍重され、邪気を払うとされたのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 オンパラパラ ラントリ。コロナウイルス、消滅〜〜〜!エイ!!  吉川弘文館

2020-03-21 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
   『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 吉川弘文館       P.1~P.90

 以前にも読んだ宮田登氏の『日本を語る 4 俗信の世界』を読み進めている。
 Ⅰ では、ケとケガレとハレや、村から個人の祈願、イタコやゴミソ、絵馬(古代先行の先生もおっしゃっていた生馬(うま)の話などを興味深く読んだ。

 そして、Ⅱ の俗信と心意(俗信の世界)の初っ端に、Ⅰ と重複するが、こんなことが書かれていたので、単語/\で追ってみたい。


 日本民俗信仰に表われた“符呪”

 護符と呪符
 「熱さまし桜護符」 (市川市妙正寺)
  江戸時代に疱瘡が流行し、桜の皮を細かく刻んだものを煎じると熱に効くと言う感想した桜の皮が、お守りに入っているらしい。

 富士講
  江戸時代中期には、富士山を祈る富士講は、主として「おふせぎ」と言う呪法を用いて、信者を集めた。(開田各業始める 伝)

 道切り  
  疫病などの災厄が村内に防ぐことの呪術  


 忌む、払う、浄め

 民俗学状の儀礼論からいうと、
   ケ 日常生活状態
   ケガレ
     個人次元では身体の不調、病気にかかり、日常生活が維持できなくなった状態
     共同体では村や町が天変地異、災害に襲われ、崩壊の聞きに遅された状態

 このケガレに対する抵抗手段として、
     忌む、払う、浄めという三つの儀礼が行われる。


 苦しい時の神頼み。

 私も何らかの形で、忌み、払い、浄めようかしらん^^

 オンパラパラ ラントリ。コロナウイルス、消滅〜〜〜!エイ!!

 
 Ⅰ=祈りの民俗(人は神仏に何を祈るか/民間信仰と現世利益/江戸時代に再編成された日本の宗教/奇怪なる神々/絵馬について/江戸の絵馬―絵馬の由来と変遷―/安産の神仏たち)
 Ⅱ=俗信と心意(俗信の世界/日本民俗信仰に表われた“符呪”) 

 内容説明
 人は神や仏に何を祈るのか。日本的な現世(げんぜ)利益(りやく)の観念を、祈願・禁忌(きんき)・予兆(よちょう)・占い・まじないなどのさまざまな具体例を通して解き明かす。地名や命名の心意、あるいは色・音・匂いの民俗的な意味を問い、近世の絵馬・七福神などの図像資料から現代の都市の怪異に至るまで、時間と空間を大胆に横切りながら、現代における宗教の意味を明らかにする。


 Ⅰ=祈りの民俗(人は神仏に何を祈るか/民間信仰と現世利益/江戸時代に再編成された日本の宗教/奇怪なる神々/絵馬について/江戸の絵馬―絵馬の由来と変遷―/安産の神仏たち)/
 Ⅱ=俗信と心意(俗信の世界/日本民俗信仰に表われた“符呪”/日本人と匂い/辻のフォークロア/神霊・怪異の音/餅の呪力―里の食物誌―/日本の数信仰/名前のフォークロア―命名の心意―/俗信の諸相)/
 Ⅲ=世相と俗信(日本コスモロジー―現代における宗教の意味と意義―/現代都市の怪異―恐怖の増殖―/現代都市の命運―都市の民俗学序説―/民俗学からみた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『底本 柳田國男集 第二十七巻』柳田國男 より「猿回しの話」「絵馬と馬」など六項目  猿の舞は、元は朝廷の儀式→ 後に浄瑠璃

2019-02-15 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
 写真は、奈良 氷室神社



 『底本 柳田國男集 第二十七巻』柳田國男 より「猿回しの話」「絵馬と馬」など六項目  猿の舞は、元は朝廷の儀式→ 後に浄瑠璃





 『底本 柳田國男集 第二十七巻』より


      「猿回しの話」336-340
      「絵馬と馬」341-343
      「板絵沿革」344-349
      「龍王と水の神」350-354
      「片葉蘆考」355-361
      「諸国の片葉の蘆」362-363
      「七難の揃毛」364-365
      「民族覚書」366-369



 只今は『底本 柳田國男集 第二十七巻』より
      「河童駒引」49-110 を読んでいる途中



「猿回しの話」 336-340

 滝沢馬琴の『阿旬伝兵衛實實記』は奈河七五三助合作の浄瑠璃「近頃河原の達引」から引かれているという。

 のちに歌舞伎でも上演され、松嶋屋さんが伝兵衛の味を見事に生かされている。

 色々な役者で見たが、馴染みのあるところでは、片岡我當さんの「近頃河原の達引」は見事なまでにこなされていた。

 
 本書の「猿回しの話」の中では、猿回しは後に、次のような演目が記され、面白いと記されている。

    浄瑠璃のお俊傳兵衞(ママ)
    猿芝居の春駒
    狂言のウツボ猿


 猿の舞は元々は神事であり、宮中(京都)では一月の三日に演じられていたという。

 その後派生し、滋賀の出である猿曳きの本家本元の小野家の名を語り猿回しを全国で展開すると行った輩が多く現れたという。


 上に書いたように、猿の舞は朝廷の儀式であった。

 これは馬の息災を念ずるものであったためにだんだんと広がり、小野家から猿曳気を全国に広げた人たちがいるとも書かれている。

 猿と馬とは関連性の強い動物であり、猿が馬を引いたという画も残っているという。



 「絵馬と馬」341-343

 絵馬には興味があるので、本を飛んだり講演を聞いたり、神社仏閣や博物館に行ったことがある。

 絵馬の派生や本来の意味合いなどは、学者によって諸説唱えられているのであるが、

    民俗学者
    美術史学者
    考古学者
    各研究分野の各学者
    他
によって、全く違った観点から説を唱えられているのが面白い。

 柳田國男氏と某美術史家(忘れました)は多少類似点が認められるが、私の聞いた考古学者(名は伏せておきたい)は生贄の観点から問題視されていた。

 
 どれが正しくどれが間違いと言ったことは、現在に生きる私たちにはわからない。

 どれも正しいのであろうかもしれない。

 私は、絵馬が多く飾られた絵馬堂は、昔の人たちにとって目をなごませる場所であったのが正直なところであったと考えている。

 また祈願や願い、そう言った心を形に表す奉納するということも事実であったように感じる。

 この語りは今も私たちの生活の一部に残り、合格祈願や無病息災などを絵馬に書き、納める人々は後をたたない。


「絵馬と馬」では興味深いことが多く書かれていたが、各学者の研究分野の立場によって見解が大きく異なっていたということだけを記録にとどめたい。



「猿回しの話」と「絵馬と馬」以外にも六項目を読んだが、記録が長くなるので、ここで止めたい。
 
 今は本書から「河童駒引」を読んでいる最中。

 家に『底本 柳田國男集』全巻揃えているので、気が向いた時に読めるのは非常にありがたい。

 

 







 『底本 柳田國男集』

 筑摩書房

 昭和四十五年八月  第一版

 980円



 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

102:『定本 柳田國男集 第二十七巻』から「絵馬と馬」「龍王と水の神」「ツク舞について」など 筑摩書房

2014-10-24 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
  (藤の木古墳)



  102:『定本 柳田國男集 第二十七巻』
     「絵馬と馬」「龍王と水の神」「ツク舞について」「蛙の居らぬ池」「馬力神」「京都の耳塚の史實」「鮭と兄弟と」
      筑摩書房



『定本 柳田國男集 第二十七巻』から興味のある項目を読む。

 今回は、「絵馬と馬」「龍王と水の神」「ツク舞について」「蛙の居らぬ池」「馬力神」「京都の耳塚の史實」「鮭と兄弟と」

「絵馬と馬」の最後のくだりは柳田國男氏らしくて痛快。


 最小限と考えている記録が随分たまりにたまっていて、身動きが取れません。

 興味が多すぎ、時間不足が原因だと思います。(深く反省^^)

 今回も項目記録のみにて失礼申し上げます。



 



「絵馬と馬」344-349

「龍王と水の神」350-354

「ツク舞について」404

「蛙の居らぬ池」412-413

「馬力神」416

「京都の耳塚の史實」419

「鮭と兄弟と」435














コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

62:『日本民間信仰論 増訂版』から 第一・二篇(一部) 桜井徳太郎 弘文堂 1973年

2014-05-06 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
(田原本今里浜 蛇巻)


 62: 『日本民間信仰論 増訂版』桜井徳太郎


弘文堂,
1973年 
448ページ
昭和51年4刷
昭和33年に刊行された『日本民間信仰論』の増訂版


 ゴールデン・ウィークの中頃の夜中の事
 急に民俗学関係の本が読みたくなったので、書棚を物色。
 その夜は桜井徳太郎著の『日本民間信仰論 増訂版』がひときわ輝いたので、一部読む事にした。


  第二篇 民間信仰の特質から 
   第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}


 この章は大変わかりやすく、面白く感じた。
 やはり、民俗学関係ののほんは楽しいなと思いつつ、次に 第一篇 民間信仰の原点から一部を読む。

  第一篇 民間信仰の原点
   第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
   第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
   第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}


 第二章 第三章は、京都の中心部で生まれ育った私には、随分難しい…(笑み)
 尤も、京都でも吉田神社付近では今も色濃く残っているのであろうかもしれない。

 第四章の弓の行事は本書で書かれる意味も持たれていたんだと、また一つ広義に意味を理解できた。

 第一篇 民間信仰の原点には「サカムカエ」の話が出ていた。
「サカムカエ」の話は 第三篇 民間の伊勢信仰 第一章 サカムカエに詳しく書かれているが、途中まで読んで断念した。
 途中、他のほんに関心が出てしまったからだ。その名も『猫のさうし』(御伽草子  日本古典文学大系)
 話を戻そう…
「サカムカエ」についてはある程度はわかったので、将来何かで読む機会に恵まれるのではないかと直感的に感じた。

 読みたい本がいっぱいあり、時間が旨く使えないと嘆きながらも、今日もやれ本や!やれ芝居だ!のと、機嫌良く遊ぶ。










目次   (データーベースより)
序説 日本の民間信仰 {一 民間信仰の定義/二 民間信仰の実相/三 民間信仰の特色}
第一篇 民間信仰の原点
 第一章 民間信仰の重層性 {一 問題の所在/二 高山祭の実況/三 高山祭の三型式/四 高山祭にみられる信仰の重層性}
 第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
 第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
 第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}
 第五章 山の神信仰の諸問題 {一 問題の所在/二 初めて山に入ること/三 入山を忌む山神祭/四 山の神信仰の変遷}
第二篇 民間信仰の特質
 第一章 民間信仰の特質 {一 問題の所在/二 新旧文化の接触/三 真宗信仰と固有信仰との習合/むすび}
 第二章 講と待行事 {一 問題の提起/二 講の種類と性格/三 研究の推進}
 第三章 「講」成立の進行的基盤 {一 「講」成立の信仰的基盤/二 「講」の二面性/三 「講」の特質}
 第四章 信仰的講集団の成立 {一 講集団の研究/二 地域社会の講集団/三 「講」結合の変化/四 歴史的推移/むすび}
 第五章 講集団の組織と機能 {一 社会集団としての「講」/二 「講」研究の意味/三 「講」の形成と展開/四 「講」の類型と機能/むすび}
 第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}
第三篇 民間の伊勢信仰
 序章
 第一章 サカムカエ {一 問題の所在/二 村落におけるサカムカエ行事/三 サカムカエ行事の類型/四 サカムカエ行事のもつ意義/むすび}
 第二章 ハバキヌギ {一 問題の所在/二 転化と還帰の習俗/三 神人転機の場所/四 代参者の送迎/五 神人転機の推移}
 第三章 抜参りの源流 {一 お蔭参りと抜参り/二 抜参りと成年式/三 成年式の信仰行事/四 民間信仰発展の三段階/五 伊勢代参の源流}
第四編 民間信仰の諸相
 第一章 離島の信仰生活 {一 対馬の伝承的信仰/二 伊豆諸島}
 第二章 利根川下流域のオビシャ {はじめに/一 オビシャ行事の大要/二 オビシャ行事の分布/三 オビシャ行事の分析/四 特殊な神事/五 弓射のみられないオビシャ}
 第三章 秩父地方の信仰生活 {一 秩父の風土と信仰/二 三峰講}
 第四章 河運習俗と信仰 {一 信濃川支流域の舟運習俗/二 熊野川の筏流しと信仰}
あとがき
索引(事項索引・地名索引)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤松啓介      (2000年3月26日赤松啓介氏が亡くなった日)

2014-03-26 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
   (奈良県庁舎屋上広場から見た興福寺五重塔)


        3月26日





 3月初旬、赤松啓介氏の誕生日を記録していた。
    赤松啓介氏 1909年3月4日-2000年
 2000年の3月26日
 赤松 啓介氏が亡くなった日
  
 赤松 啓介(あかまつ けいすけ、1909年3月4日 - 2000年3月26日)は日本の民俗学者。
 今回は短い記録にて、失礼申し上げます。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤松啓介氏      1909年3月4日-2000年

2014-03-04 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登



 みなさぁん
 今日は、 赤松啓介氏のお生まれになった日でござりまするよぉ^^

  赤松啓介?
  赤松啓介ってだれやのん?
    みたいな声が聞こえてこないでもないのですが…
    知る人ぞ知る…みたいな
    よ

      ば

        い

    のお話で有名な、赤松啓介先生でござりまする。

          はいな^^




 1909年 - 赤松啓介、民俗学者(+ 2000年)




 赤松啓介氏は柳田國男氏について、ある意味、えらく力弁なされておりまする。

 赤松啓介氏は実践に伴い(笑)記されている部分も多いようです。

 赤松啓介先生の本は全集(内、一冊全て)や単行本、文庫本など複数册楽しませて頂いたことがあります。

   一冊だけ記録紹介 2011年7月▼
   『赤松啓介民俗学選集 第4巻 非情民の民俗学』明石書店 岩田重則編 595ページ 2000年
  



 赤松啓介の言葉で、興味深い記述がいくつかありました。
 その一部を紹介しましょう。


 風習や習慣と言っても、隣の村に行けば、また違う。(要約)

 他の民俗学者や小説家に対して、
 地域や人物をそこまで特定して書き上げる必要性があるのか…(要約)

 

 

  
 好きな民俗学者が多くいらっしゃいます。
 赤松啓介氏も注目すべき先生のお一人のように感じまする。



            おわりん^^












 皆様、ご来場ありがとうございます
 昨日は 544名の皆様にお越しいただいておりました^^
 

2014.03.03(月) 2831 PV 544 IP 1524 位 / 1994011ブログ
2014.03.02(日) 3397 PV 622 IP 1213 位 / 1993641ブログ
2014.03.01(土) 3615 PV 454 IP 1657 位 / 1993386ブログ
2014.02.28(金) 2210 PV 401 IP 2139 位 / 1993104ブログ
2014.02.27(木) 2862 PV 424 IP 2052 位 / 1992701ブログ
2014.02.26(水) 2735 PV 447 IP 1907 位 / 1992221ブログ
2014.02.25(火) 2552 PV 453 IP 1733 位 / 1991908ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

88:『江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記』赤坂治績 著  新潮新書 2011年

2013-11-18 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登

 (写真は トルコのお菓子 『元祖トルコアイス MADO 本店』 カフラージュウマンのトルコアイス
  ピスタチオだらけだね^^

  キャフタからはモザイク博物館のあるガイヤンテップより遠いカフラージュウマンまで長距離バスを乗り継いで行ったんだ。
  かえれるかどうかですったもんだ。
  なのにラマザーン期間中だったので、トルコ人ったらイランと同じで夜の7時きっかりに、ドライブイン。そこで1時間以上夕食を楽しむんだ。焦ったよ!(ドライブインで食べた煮込み料理はどれもおいしかったけれどね。)
  おかげでホテルに帰着したのが夜の12時前。それも長距離バスを乗り継いで…。
  今から考えると冷や汗物だった。その日のうちにホテルへかえれて良かった。
  ほんと!あほやね☆   
         共に行ったのは、息子…夫はホテルでお仕事をしていました。

  後日イスタンブールを歩いていたら MADOのチェーン店を見つけたよ。
  ほんと!あほやね☆





   88:『江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記』


発行形態 : 新潮新書
頁数 : 190ページ
ジャンル : 芸術・芸能
発売日 : 2011/12/16


赤坂治績/著
アカサカ・チセキ
1944(昭和19)年山梨県生まれ。演劇評論家・江戸文化研究家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。新聞・雑誌に執筆、テレビ・ラジオへの出演や、文化・教養講座の講師も務める。著書に『歌舞伎ことばの辞典』『ことばの花道』『知らざあ言って聞かせやしょう』など。


 三代目中村仲蔵の記した「手前味噌」という日記からみた江戸の食文化
 おぉお~~
 中村仲蔵か!と、『英語で話す「日本の伝統芸能」』に続けて、一気読み。
 中村仲蔵と言えば、松本幸四郎丈を思い浮かべるが、松本幸四郎丈とこの本に書かれた食べ物とは結びつかないな。

 とびっきり!って言う食べ物fではなく独りの歌舞伎役者の【通】ブリが垣間みれて、楽しい本でした。
 著者 赤坂治績氏は今後注目。又他の書も読みたいな!とおもった。





目次 :
第1章 山の幸(納豆汁―座頭の祝儀と勘違い/ 雑煮・おせち―仕初の「仲蔵狂乱」で大出来、大出来/ 焼き竹の子―首と引き換えの美味しさ/ 蕎麦―松茸の出汁で食べる甲斐、信濃 ほか)/
第2章 海の幸(蟹―二代粂三郎に大きな蟹を贈った新肴場/ 牡蛎―玉子と一緒に雑炊にしてくれた五代高麗蔵/ 貝―全国津々浦々、日本人は昔からよく食べた/ 伊勢海老―舟盛の生魚を仲居が目の前で料理 ほか)




幕末の名優三代中村仲蔵、旅した、食べた、記録した。【信州伊那谷:鮎の唐揚げ/駿府鞠子:とろろ汁/伊勢桑名:白魚/越後岩室:鯖の刺身】

七代團十郎の鶴雑煮、瀬戸内の海水むすび、松茸出汁の蕎麦、伊勢の舟盛、糸魚川の鯛の潮煮、由比の鱚の蒲焼、五代高麗蔵の牡蠣雑炊……。幕末の名優・三代中村仲蔵の自伝『手前味噌』には、諸国の珍品、名物の記録が数多く遺されている。食べ物だけでなく、東海道から中山道、越後、伊勢、尾道など、旅興行で巡った土地の人情、風俗も活き活きと描写され、江戸時代がいかに豊かだったか実感できる美味しい一冊。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

81:『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(2)(191-221)

2013-10-25 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登
            (写真は奈良の 東大寺)



 81: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(2)(191-221)


 少し知りたい事があったので、 (日本民俗文化大系7から『演者と観客 生活の中の遊び』<第三章> 中世「芸能」の場とその特質……網野善彦の一部を読む。
 本書はわたくしにお気に入りの一冊。付箋だらけだが、今のところ、書き込みはしていない。
 たいへん興味深い内容が多いので、芸能などにご興味のある方にはおすすめいたします。


 見て下さいましたみなさま、ありがとうございます。今回も短くて申し訳ございません。題名に毛のはえた様な記録ですが、ご勘弁下さい。
 



『日本民俗文化大系7 演者と観客=生活の中の遊び』 (小学館 S59・1)
  ・<序章>  口承文芸と民俗芸能……大林太良
  ・<第一章> 儀式の演劇性……谷川健一
  ・<第二章> 民俗芸能の歴史的展開……三隅治雄
  ・<第三章> 芸能の担い手と享受の場
         芸能・演劇胎生の場……池田弥三郎
         中世「芸能」の場とその特質……網野善彦
         芸能を演ずる人たち……守屋毅
  ・<第四章> 口承文芸の世界
         口承文芸の分類……大林太良
         民間文芸の担い手……荒木博之
         日本の昔話の構造……小澤俊夫
         ことばの民俗……柾谷明
  ・<第五章> 民謡と民俗音楽
         民謡の世界……竹内勉
         音楽における日本的性格の変質……小島美子
  ・<第六章> 比較の視座
         民俗芸能の分化と交流……宮尾慈良
         遊戯……寒川恒夫
         口承文芸の比較……伊藤清司


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民俗学者・文化功労者の谷川健一さんが死去

2013-08-25 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登



 このブログでも何度か記録させて頂きました 民俗学者の谷川健一氏がお亡くなりになられました。

 ご冥福をお祈り申し上げます。



 以前の記録タイトル
 53:『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第1章~第2章(5-140)』
 42:『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第5章(2)(387-416)
 5: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(2 3)(3 1~3)(222-254)
 1: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)から「田楽」 (本書より1枚)
 87; 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)から 序文、第一章、第二章
 84; KAWADE・道の手帖『サンカ 幻の漂泊民を探して』2005年 河出書房新社 共著
 134; 『日本発見 第20号 神々の里』よみがえる古人のこころ 暁教育図書
 84; 『民俗の思想 常民の世界と死生観』 谷川健一 著
 8: 同時代ライブラリー202 『柳田國男と折口信夫』   池田彌三郎 谷川健一 対談  岩波書店  

 


 民俗学者・文化功労者の谷川健一さんが死去 (読売新聞ネット配信 より)

 読売新聞 8月24日(土)23時42分配信
 民俗学者で文化功労者の谷川健一(たにがわ・けんいち)さんが24日、死去した。92歳だった。

 熊本県生まれ。東大文学部卒。平凡社で「日本残酷物語」シリーズを担当、ベストセラーに。雑誌「太陽」創刊時の編集長となったが、結核のため退社、在野の民俗学者となった。

 柳田国男や折口信夫らの民俗学を発展させ、沖縄など南島の民俗に日本の古層を探るなど、豊富なフィールドワークに支えられた「谷川民俗学」を打ち立てた。1978年に「地名を守る会」を結成、81年に日本地名研究所(川崎市)を設立し、所長として歴史的な地名の保存運動にも尽力した。

 87~96年、近畿大教授。91年の「南島文学発生論」で芸術選奨文部大臣賞。92年に南方熊楠賞。2007年、文化功労者。短歌もたしなみ、01年、「海霊・水の女」で短歌研究賞を受賞した。

 主な著書に、「青銅の神の足跡」「白鳥伝説」「日本の地名」など。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

53:『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第1章~第2章(5-140)』

2013-08-02 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登


 53: 『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第1章~第2章(2)(5-140)』



 昭和五十九年 初版

 小学館

 日本民俗学会

 494ページ 4500円

 著者代表 大林太良

 網野善彦
 大林太良
 高取正男
 谷川健一
 坪井洋文
 宮田 登
 森 浩一


 何か気になると手にとる『演者と観客 生活の中の遊び』、今回は以前にも読んだ第1章~第2章を読む。
 読んでいると、なにかしらん落ち着く 『演者と観客 生活の中の遊び』
 日本民俗文化大系は全14巻+別巻 総索引があるのだが、わたくしの所蔵は第7巻のみ
 この本もわたくしの大切な一冊
 付箋がにょきにょき角を出している。




第1巻 風土と文化―日本列島の位相
第2巻 太陽と月―古代人の宇宙観と死生観
第3巻 稲と鉄―さまざまな王権の基盤
第4巻 神と仏―民族宗教の諸相
第5巻 山民と海人―民族宗教の諸相
第6巻 漂白と定着―定住社会への道
第7巻 演者と観客―生活の中の遊び
第8巻 村と村人―共同体の生活と儀礼
第9巻 暦と祭事―日本人の季節感覚
第10巻 家と女性―暮らしの文化史
第11巻 都市と田舎―マチの生活文化
第12巻 現代と民族―伝統の変容と再生
第13巻 技術と民族(上)―海と山の生活技術誌
第14巻 技術と民族(下)―都市・町・村の生活技術誌
別巻 総索引








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

51: 『三三九度 ―盃事の民俗誌 日本的契約の民俗誌』神崎宣武 岩波書店

2013-08-01 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登


 51: 『三三九度 ―盃事の民俗誌 日本的契約の民俗誌』


神崎宣武

岩波書店,
2001 年
221 ページ

 データーベースより
酒と盃は、契約の場には必須である。日本社会ではかつてさまざまな儀式で盃事が行われていた。結婚式の「三三九度」にはじまり「親子盃」「兄弟盃」「襲名盃」など、ひとつの盃を当事者と参列者で回し、約束事を固めるそのスタイルは、無形ながら拘束性を持つ契約事であり、生涯を契る儀式である。ムラ社会の盃事から、テキヤ・ヤクザ世界の襲名儀礼に到るまで、日本的契約の伝統をさぐる。

盃の酒を三口で飲み、それを三度繰り返す三三九度。日本社会では結婚式のみならず、「親子盃」「兄弟盃」「襲名盃」など、約束を固める儀礼として盃事が行われてきた。民俗学者であり現役の神主でもある著者が、ムラ社会の盃事からテキヤ・ヤクザ世界の襲名儀礼に至るまで、フィールドワークと文献を駆使し日本的契約の伝統を探る。小さな盃と酒から見たユニークな日本文化論。


目次
序章 吉備高原上の祭礼
1章 輪島・「お当渡し」の盃
2章 テキヤ社会における盃事
3章 親子盃と兄弟盃
4章 祝言での女夫盃
終章 日本文化としての「盃事」


『三三九度 ―盃事の民俗誌 日本的契約の民俗誌』を読了。
 盃や酒にまつわる神事や行事や作法を、糸色な立場から描く。
 著者は宮本常一氏の元で民俗学を学ばれたという。また、赤松啓介氏、柳田國男氏(本に記される順)の名が出てくるのも興味深い。
 また。昭和五十年ことからフィールドワークとしてテキ屋さんなどを取材。よって、わたくしたちのいかにも関わりのないお話しに触れることができるのも面白い、

 3章 親子盃と兄弟盃では他の民俗学の本にも出てくる事柄が示され、また、時間を見つけてそういった本も楽しみたいと感じた。

 また。本書二は小笠原式礼法としての三三九度に触れられていた。しかし、同一日にわたくしが読んだ『小笠原流礼法入門』(小笠原清忠)とは若干異なっていた。話はさらに飛ぶが、『○○往来』(影印)の「小笠原流礼法」の書かれた部分。これをコピーに取り半分くらい読んだまま、置き去りにしていることを思い出す。読まねば…。

 本題とは離れるのかもしれないが、終章 日本文化としての「盃事」に良いことが書かれていたのでい録しておこう。

  せめて年に一度、正月くらいは家族の間で、新年の無事を祈念して盃事を執り行ってはいかがだろうか。………。内輪でも少し改まって挨拶をかわす、その僅かな礼講時間を大切にしようではないか。何も、その一つだと言って懐古趣味だの復古趣味と大げさに構えることはない。例えば、酒を飲み干したその盃の器面の湿り艶がすっと底部に吸い込まれる。実は見事な景色であり、日本人がもつ美意識のようなものがうなずける………。………。  (『三三九度 ―盃事の民俗誌 日本的契約の民俗誌』 213ページより引用)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする