乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

103; 『カラー版 浮世絵』 大久保純一 著  岩波新書 新赤版

2009-07-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)



                               



 記録だけ  2009年度 103冊目          



    『カラー版 浮世絵』

       
            


 大久保純一 著

 2008年11月20日 初版

 岩波新書 新赤版 1163

 188ページ 1000+税   





 本日の二冊目は岩波新書 新赤版の『カラー版 浮世絵』

 家人が購入した浮世絵似ついてひもとケッルきっかけになればと手にとった本書。

 とても楽しかった。

 説明解説も見事だが、絵を見ていると時間を忘れる。

 こりゃ、庶民芸術だわ。



 役者絵も好きだし、風景もいいな。

 当時の様子も知ることができる。

 風刺画なども日本の浮世絵も面白いなと思う。

「紅嫌い」は私も好き。

 
 山形県天童の『広重美術館』は子どもといったことがあるよ。

 下の子どもが小学生の頃 将棋の駒を買いに行ったんだ。

 たまたまあった『広重美術館』

 今でも天童の『広重美術館』と水車蕎と将棋の駒は話題になるな。(笑み)



 あれ以来子どもも浮世絵も好きで、今年だったか(去年だったか)二人で浮世絵展に行ったよ。

 まぁ、この子は浮世絵に限らず他の絵画展にも一人や友人と 結構行っているかな・・・。



 家人は浮世絵を求めっぱなしだな。(笑み)

 私のために!って言うのがずいぶん多いけれど、いい加減にストップしてくれればいいな・・・なぁんて、思っております。

 でも二枚組の『勧進帳』は嬉しかったかな。

 もっともこれって多分私が思うには三枚組だから

       あかへんやんか!

状態なのです。

 ま!しゃぁあないか・・・・・・。



 山口県立萩美術館・浦上記念館はいいコレクションがありそう。

 ゆっくりと行きたいな!と思う乱鳥でした。



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102; 『女橋』 藤本義一 著  角川文庫

2009-07-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)
                 

  


 記録だけ  2009年度 102冊目          



    『女橋』

       
            


 藤本義一 著

 昭和51年10月20日 初版

 角川文庫 3747

 330ページ 380+税   





 藤本義一著の『女橋』を楽しむ。

 面白かった。

 今までどうして藤本義一さんの小説を読んでなかったのか不思議なくらいの心地よさ。

 芸術作品というよりも楽しめる作品。

 

 歌舞伎あってのこの『女橋』

 随所随所に演目が子気味よく織り込まれ、演目名でその場の意味合いに深さを持たせ、短い言葉で重厚な内容を表すのは見事。

『伊勢音頭恋寝刃』や『女殺油地獄』と小説のイメージが重複。

 現在の近松かとほくそ笑む。

 ただし書き上げられたのは 昭和51年。25年近く前のことである(笑み)



 女の切なさを表した秀作。

 ーーー落とされし腕の指先凍る夜半(よわ)文中 藤本義一



 100ページまで読んだだけでも感動を覚えた。

 読了後の私は、しばらく藤本義一三で遊んでみるか!といった感じ。

 00ページまで読んだ直後の記録はトラバをいたしました。↓

 そちらを見ていただけましたら嬉しいです。       ↓



  






   藤本義一 の作品 【n2dm より、転載させていただきました。】


歎異抄に学ぶ人生の知恵 (PHP文庫 ふ 2-9)
人生の卍凶区
大阪人と日本人―マナーから人生観まで、違いのすべてを徹底検証 (PHP文庫)
川島雄三、サヨナラだけが人生だ
商人萬歳
よみがえる商人道 (B&Tブックス)
めっちゃええやん!憲法9条―東西ビッグ対談
男学入門―優しく強く男らしく
徒然草が教える人生の意味―心の座標軸を見つける18章
商人道―商は笑にして勝なり (日経ビジネス人文庫)
雨月物語 (日本の古典に親しむ ビジュアル版 14)
女橋
鬼の詩 (1974年)
洋酒物語 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
なにわ商人1500年の知恵 (講談社プラスアルファ文庫)
西鶴名作集 (少年少女古典文学館)
サイカクがやって来た (新潮文庫)
歴史に好奇心 2006年6-7月 (2006) (NHK知るを楽しむ/木)
大いなる笑魂 (文春文庫 (276‐2))
人生の賞味期限
大阪人に学ぶ 人生にとってお金とは何か (幻冬舎文庫)
人生の殻は何度でも脱げる―自分が面白くなる16の工夫
やさぐれ青春記 (旺文社文庫 128-1)
人生の自由時間
生きいそぎの記 (1974年)
大人になるとき読む本―女が聡明に生きる方法 (1980年)
藤本義一の文章教室
思い通りに生きる『バカ』の楽しみ―自分をガラリと変えたい人へ
藤本義一の文章教室 (PHP文庫)
面白く生きる心得―生マジメ人間から脱出する19のヒント
現代版 商人道
サイカクがやって来た (1978年)
珍魂商才 (角川文庫 緑 363-3)
いわゆるひとつの長嶋茂雄語録
けったいな人たち―日本異人伝
けったいなけったいな人たち―続けったいな人たち
心中小説名作選 (1980年) (集英社文庫―日本名作シリーズ〈8〉)
生きいそぎの記 (1978年) (講談社文庫)
女囚犯歴簿 (ミッシィコミックス)
鬼の詩 上方苦界草紙
人間ほど面白い動物はない―5万人に会って学んだ人間分析術
壬生の女たち (徳間文庫)
藤本義一の金に泣く人笑う人 (プレイブックス・インテリジェンス)
なにわ魂―したたかに生きのびる知恵
鬼の詩 (1976年) (講談社文庫)
人生は4コーナー―藤本義一の競馬哲学
天井知らず (1982年)
藤本義一の「自分史」教室―自分の知らない「自分」がわかる
西鶴くずし好色一代男 (1978年)
続・酒のかたみに―酒で綴る亡き作家の半生史
東西あきんど大学〈上〉
人生に消しゴムはいらない (ダルマブックス)
商 (日本の名随筆)
ケッタイな律儀者 (サンガ新書)
いろはカルタに潜む江戸のこころ・上方の知恵 (小学館ジェイブックス)
「面白く生きる知恵」は山ほどあるさ―今日がイキイキする体験的きっかけづくり
藤本義一 いいたい放題
真剣商武―義一流経営術指南
モノロジイ―モノからの発想モノへの愛着
螢の宿―わが織田作
贋芸人抄 (1971年)
ちりめんじゃこ (1968年) (さんいちぶっくす)
六十歳からは好きなように生きよう。―定年後の生き方のヒント
方言と共通語 (ことば読本)
釘師 (1978年) (角川文庫)
生きていく理由
西鶴くずし好色六人女 (角川文庫 緑)
女囚告白簿
レモンエイジのふたり 改訂 (ポプラ社文庫 A 137)
藤本義一の文章教室
浪花色事師 (徳間文庫)
浮世絵くずし―星野小麿作品集〈総集編豪華版〉
蛍の宴―わが織田作〈2〉
ワインと洋酒のこぼれ話
螢の街―わが織田作〈3〉
蛍の死―わが織田作〈4〉 (わが織田作 4)
現代怪奇草紙 (1978年)
「H」学
人生を愉しむ心得―ここが面白くなる分岐点
自分を100倍も面白く生きられる―ここ一番で壁をつき抜ける17のヒント
私設刑事 (1980年)
大阪・東京ゼニカネ文化論―この違いがオモロイ
人生に消しゴムはいらない
定本 洋酒伝来
白い血が流れる―覚醒剤の白地獄 (光文社文庫)
こころの休日―平成人間カルテ
心中小説名作選 (集英社文庫 ふ 1-13)
ぼくんちのあんごう (とっておきのどうわ)
やさぐれ青春記 (1980年) (旺文社文庫)
首狩族 【コミックセット】
家庭危機論―お家がだんだん遠くなる (集英社文庫)
昼下がりのおんなたち (PHP文庫)
生き方のうまい人間ヘタな人間 (プレイブックス)
大人になるとき読む本―女が聡明に生きる方法 (プレイブックス)
女の顔は「請求書」 (PHP文庫)
男は切れ味、かくし味 (PHP文庫)
おんなの敵はおんな (PHP文庫)
洋酒こぼれ話 (文春文庫)
百円オペラ (1977年) (集英社文庫)
嫉妬 (1980年) (徳間文庫)
男の遠吠え (中公文庫)
お嬢さん、上手な恋をしませんか (講談社文庫)
今日は明日の昨日 (朝日文庫)
好きになったら読む本 (講談社文庫)
ぼくの子育て日記 (旺文社文庫)
娘への十二通の手紙 (PHP文庫)
ぼくの子育て日記―40人の親父の育児論 (1979年)
お天気師野郎たち (1980年) (角川文庫)
古寺巡礼京都 30 新版 (30)
大人になるとき読む本―女が聡明に生きる方法 (青春文庫)
土方歳三―青春を新選組に賭けた鉄の男 (歴史と人間学シリーズ)
人生に公式なし。されど人生に解答あり
鬼の詩 (講談社文庫)
二寸法師 (集英社文庫)
西鶴よみがえる―私の創作論 (NHK人間大学)
女の淵 (ケイブンシャ文庫)
藤本義一の軽口浮世ばなし (旺文社文庫)
女の淵 (1980年)
モノの値打ち男の値打ち―「モノ」へのこだわり心が価値ある人生を生む
とっておき ワインと洋酒の物語
悪夢巡礼 (1981年)
人間萬事 上 (1)
これが男 (徳間文庫)
一生は短い 一日は長い


  
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よよ!おっ! 歌舞伎が。妖怪が。藤本義一がすごい!

2009-07-31 | 舞台・音楽 雑感メモ



 よよ!

 今夜10時半から幸四郎丈の『双蝶々曲輪日記角力場』があるよ。

 幸四郎家三代共演『連獅子』も見たかったんだ。

 これって真剣に歌舞伎座まで見に行こうかと迷ってあきらめた今年の6月興行だよ。

 芝居で遠征は名古屋どまりだからね。仁左衛門丈の『女殺油地獄』も見たかったんだけど、泣く泣くやめたんだったよ。




 おっ!

 関西テレビは『ゲゲゲの鬼太郎』か・・・。

 妖怪の好きな私はこちらも捨てがたいな。

 こりゃ、どちらかを録画だな。



 昨日深夜、『女橋』を読み始めたが、これが面白い。

 藤本義一さんは相当の歌舞伎好きなんだな。

 まだ100ページ余しか読んでないけれど、小説『女橋』は歌舞伎の『伊勢音頭恋寝刃』なくして書き上げられなかった作品なんだよ。



『伊勢音頭恋寝刃』の次は『近頃河原達引』が出てくるよ。

 憎いね!

 このブログで『近頃河原達引』を松嶋屋さんで観たいと何度も書いている演目だよ。


 
 主人公の千代が切られて思い浮かべるのは『舟弁慶』

 心憎い描き方だね。

 藤本義一さん、まだ小説の途中ですが、

          「参りました!!」
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訂正あり 天神祭 能船『三番叟』

2009-07-31 | 能楽・狂言



     


天神祭 能船 1  『三番叟』  【実りあれ 足高らかに 三番叟】




 2009年 7月25日(土)  天神祭 能船を楽しませていただきました。

 帝国ホテル前(大川/OAP桜広場前桟橋)の能船では

    『三番叟』

    『羽衣』

    『猩々乱』


 感動しました。関係者のみなさま、ありがとうございました。


     

 
 まず『三番叟』でした。

 歌舞伎ではいろいろな種類の三番叟をいろいろな役者で楽しんだことがあります。歌舞伎の三番叟はいろいろありますが、私は『操り三番叟』も好きかもしれません。

 また、狂言もしかり。狂言の三番叟は、三番叟を独立してみました。歌舞伎と同様に好きです。

 ただし能楽の『翁』に続けての狂言の『三番叟』は観たことがないんです^^:: 

 三番叟が好きです。

 好きだといいつつ、頼りないことです。



 三番叟を観たくて、小芝居にまで求めたことがあります。いろいろな小芝居役者の三番叟を写真におさめて集めたこともありますが、本来小芝居は私の趣向にはあわず、写真は全て手放しました。

 文楽では経験がありません。




 三番叟の意味合いはいろいろといわれていますが、基本共通項は五穀豊穣と子孫繁栄だと思います。

 民俗学の本にも度々でてきますが、村人で行われる三番叟は、その昔はもとは子どもで行われたところもあったと記されていました。

 男子三人。

 小さな子から次々に大きな子にバトンタッチして舞われます。

 これは稲や作物がだんだん実り大きくなる姿です。



 三番叟は手には鈴と扇、烏帽子、鶴文様の着物(素襖)。

 足は高らかにかかげあげ、地鎮祭の形をとっておられるのでしょうか?

 三番叟は意味深威信時の一つですが、関係書物をずいぶん前に読んだため、うる覚えです。

 間違いやお気づきの点がございましたら、ご指摘 ご指導をお願い申し上げます。



『三番叟』は芝居などでも縁起の良い演目とされ、杮落しや正月、襲名などでも舞われることがあります。

 私は歌舞伎や小芝居ではそういった機会に恵まれ、数えきれないくらいに観ています。



 ところで今回聴き、拝見した神事としての三番叟は迫力あるものでした。

 とにかくかっこいいのです。

 素敵でした!

 この感動をどうお伝えすればいいものか、私にはわかりません。

 ただただ今は、また観たいと思うばかりです。



 関係者のみなさま、すばらしい時間を過ごさせていただき感謝申し上げます。

 ありがとうございました。




      実りあれ  足高らかに  三番叟

              

        


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101; 『ペルシア逸話集』「カーブスの書」カーウース「四つの講話」ニザーミー・東洋文庫

2009-07-30 | 読書全般(古典など以外の一般書)
  

  


      


 

 記録だけ  2009年度 101冊目          



    『ペルシア逸話集』

       「カーブスの書」カイ・カーウース

       「四つの講話」ニザーミー
    
      
  
 

              


「カーブスの書」カイ・カーウース著

「四つの講話」ニザーミー著

 黒柳恒男 訳

 昭和44年3月10日 初版

 平凡社

 東洋文庫 134

 326ページ ?+税   


    


 7月27日から読み始めた東洋文庫の『ペルシア逸話集』を7月30日に読了。

『ペルシア逸話集』は「カーブスの書」カイ・カーウース著と「四つの講話」ニザーミー。




「カーブスの書」はイランの説教文学の代表の一つといわれている。

 内容は面白い。

 酒の話、客の接待、女や若衆の話、馬の選び方、奴隷の買い方、友の話、詩の書き方や公文書などの書き方(言語)など、今思い返しても面白く興味深い。

 印象に残る部分が多々ある。

「カーブスの書」はイランの本音と建前の部分をうまく書き表したイランらしい古典の読みのもとして、たいへん面白かった。

 イスラム文化で禁止されている事項をぬけしゃあしゃあと 王が子に伝える部分などが、イランらしくて小憎らしいほど楽しい。

 病気の見分け方なども書かれていたが、これが当てはまるかどうか わからないほど細かく描かれ、文学として面白い。

 片目の馬はイランやトルコでは吉とされているとのことだが、これは日本の一つ目やギリシアにも通じるところなのだろうか?

 まともなこと、間違ったこと、差別的なこと、ためになることを自信を持って、
「息子よ、 ・・・・・・・・・。」
と長々と語る部分は笑ったり納得したり反発したりと、読者であるわたしも忙しい。

 解説には鑑文学としての「カーブスの書」がもしなかったら息子の名はこの世の中から消えさえいたということを考えると、正しく王が王子に残した『ためになる書』だと言えよう(笑み)

 楽しい時間を過ごすにはもってこいの『ペルシア逸話集 「カーブスの書」』であった。




 一変してニザーミーの「四つの講話」は紹介されている引用を楽しむことにした。

「四つの講話」は『逸話集』の名で知られているそうだ。

 ニザーミーは以前に読んだ『七王妃物語』とはまた別人。

 二ザーミーは名前で名字が違う。

 訳者は同一で黒柳恒男氏。

 今回の ニザーミーの「四つの講話」は淡々とかかれ、難しい(苦笑)


 

      



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WA! 新撰組!だ。  / 京都 祇園祭宵山の日

2009-07-30 | お出かけ
  




 7月16日 京都 祇園祭宵山の日



 鉾を楽しんだあと、山鉾町から八坂さん(八坂神社)に向かう途中、新撰組に出会いました#^^#

 第34回池田屋事変記念パレードだそうです。

 京都新撰組同好会の方々で、いっさいの政治色を入れない一般の市民の方々だそうですが、終始一貫してにこやかさと凛々しさで更新してゆかれ、好感を持って写真を撮らせていただきました。

 瓦版も配っておられ、昭和51年から発足された京都新撰組同好会の本拠は刀剣・古美術「開陽堂」にあるそうです。

 

 初めに『誠』の旗を持っておられたのは別の方でした。

 写真の旗を持たれている男性は、もとは提灯を持っておられました。

 皆がカメラを向けると、わざわざ写真の方を引っ張ってこられ、
「あんたが持たはったらええわ!」
ってな感じで、写真の男性は旗を持たされて、照れてしまられたようないきさつです#^^#

 という訳で同じ男性が二枚の写真に写っています。


 一同はお祭り気分で楽しそうでした。

 にこやかでしたが、歩き出されると、口元を引き締め、かっこ良かったです。

 新撰組にロマンを感じる方々の本来の優しさをかいま見た感じです。



 元々旗を持っておられた渋さを感じる男性も素敵で格好良かったです。

 写真の皆さんも、また写真には写しきれなかった皆さんも、素敵で男前でした。



 写真に写る景色は私が幼い頃から慣れ親しんだ景色です。

 とっても懐かしくて、写真を見ていると幸せな気分になります。



 気を良くした私は新撰組の出て来る歌舞伎が見たくなり、本棚から『歌舞伎名作辞典』を取り出してぱらぱらめくっているうちに本格的に読み出してしまいました。

 二時間半ほども読んだでしょうか・・・。

 今日もかなりの時間を費やしてしまったほんわかな私でした^^;;




                めでためでたしめでたいわたし

 

 
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強化ガラス性鍋ぶたの危険性について

2009-07-29 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
                         
 


   



       強化ガラス性鍋ぶたの危険性について



 
 強化ガラスの鍋ぶた事故が相次いでいるそうです。

 普通のガラスに比べて、強化ガラスは割れると粉々に砕けて飛び散るとのことです。

 加えてお鍋のふたという性質上、調理の途中やお料理後は ふたもたいへんな温度に上がりますね。




 熱くなったふたを急激に冷やすことにより、ガラスは爆発状態で粉々に飛び散るそうです。

 そうした事故で大けがをされてしまった方も数多くいらっしゃるとのことです。



【熱くなったふたを急激に冷やす】というのはなにもふたに水をかけたり、水につけるといった場合だけではないようです。

 水滴が付いたり冷えたお台所のレンジの上に置いた瞬間に破裂・・・といった事故も起きているそうですので、お台所を預かる者としては充分に気をつけたいものです。


 
 私は 先日テレビで見たという友人に 電話で知らせてもらいました。

 もし電話してもらってなかったら、大きな事故につながったかもしれません。

 一般的に考えて 政府としてもメーカーとしても、強化ガラスの鍋蓋の危険性に対する呼びかけの甘さを感じます。

 みんなが正しく安全に使用できるよう、指導を徹底してもらいたいものだと痛感いたしました。

 

 みなさま、

【熱くなった鍋のふたを急激に冷やす】ことの無きよう、くれぐれも注意を払って強化ガラスの鍋ぶたをご使用下さいませ。



 乱鳥からのよびかけでした。


  

              


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新型インフルエンザ (大阪)

2009-07-29 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


                 




(写真は橿原神宮で撮ったものです。)


  


 みなさま、外出してお家に帰られた時、手洗いとうがいをされていることと思います。

 新型インフルエンザは今も広まっています。




 大阪では新型のインフルエンザでいち早く大学が休講になったのを覚えていらっしゃるでしょうか?

 そうしてつい先日、その休校分の補習が大阪では行われました。

 ところが大阪の某大学では40人の感染者の方が出多層です。

 あらためて大学の補修が 急遽休校となったとのです。



 みなさま、今一度 手洗いとうがいの徹底を考え、実行したいものですね。



 乱鳥からのよびかけでした。



    


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永久(とわ)に

2009-07-28 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




           なんびとにも 幸あれ



       
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天神祭 能船 3   『猩々乱』   

2009-07-28 | 能楽・狂言



  

          

                   




 2009年 7月24日 帝国ホテル前にて天神祭 宵宮祭奉納水上薪能 を楽しませていただきました。

『三番叟』『羽衣』そして最後は『猩々乱』でした。

 私は今までに『猩々』は聴いたことがあったのですが、『猩々乱』ははじめてです。

『猩々乱』が始まる前に能楽師の山本氏にご説明をしていただいたので、わかりやすく、また、楽しむことができました。



『猩々乱』は一般に知られている能楽のような摺り足ではなく、酒に酔った足取りで舞われる珍しい曲だそうです。

 見ていると確かに足取りは『弴』な雰囲気で、興味深かったです。

 私は能でも歌舞伎でも摺り足を見るのが好きですが、『猩々乱』のような足使いもいいなと思いました。

 本当に酔ったイメージが沸き立ってくるようです。



 お顔は笑っておられました。

 薪の炎の光が面にうつり輝く度に、笑った表情は微妙に目尻を下げたり 口元を下げたように感じます。

 能って深いなぁと初心者の私でさえ心が高鳴ります。



 私の場合は能楽は知らないことが山ほどあって、鑑賞する度に多くの発見に巡り会うことができます。

 この美しく心に響く能楽が、もっと多くの方に愛されるようになればいいなと思いました。


  


 楽しい時間を過ごさせて下さいましてありがとうございました。

 最後になりましたが、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。




  

          

                   


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天神祭 能船 2  『羽衣』   【羽衣や 白砂青松 天女舞】

2009-07-28 | 能楽・狂言








  



  能船 2   『羽衣』   【 羽衣や 白砂青松 天女舞 】


 2009年 7月25日(土)  天神祭 能船を楽しませていただきました。

 帝国ホテル前(大川/OAP桜広場前桟橋)の能船では

    『三番叟』

    『羽衣』

    『猩々乱』


 感動しました。関係者のみなさま、ありがとうございました。



   


 船上で行われた薪能。

 能楽鑑賞初心者の私でも『羽衣』は中学の頃から何度かは聴いている曲です。




 初めはこの静かな優美がわかりづらかった扇子のない私で下画、回数を重ねるごとに好きになり、今では心がときめく場面がいくつかあります。

 きれいです。

 素敵です。




 薪の光と船の揺れが頭につけておられる冠(?)の金色に反射して、顔に思わぬ光をともします。




 私は能楽を知りませんので歌舞伎で言わせていただきます。

 歌舞伎で言えば私は女性ですからか 立ち役が好きです。

 ですが能楽の『小鍛冶』などのような歌舞伎で言えば荒事のような曲が好きでした私が、そういったアップテンポの曲と同じくらいに静かで優美な能楽の曲も好きになってまいりました。

 これは歌舞伎では私には当てはまらないことです。

 退屈な歌舞伎役者の退屈な舞(余りお上手ではない方の舞)には閉口。

 常々へきへき感を隠しきれません。

 


 ところが能楽の場合はと小刻みに私の鼓動は高鳴ります。

 能楽の初歩から知らない私ですが、舞台の私は素敵だなと思う気持ちが大きくなってきます。

 まだ初歩で入り口にもたってない私の能楽鑑賞がよけいに能楽に対するあこがれを強めているのかもしれませんね。

 これからも自分ペースで、楽しんでいきたいと思います。


     


 最後になりましたが、このような心に残る楽しい時間を過ごさせていただきまして御礼申し上げます。

 関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました。






          羽衣や 白砂青松 天女舞


       

               




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『アロワナ絵』&大和の『シャングリラ』の顔を持つお家

2009-07-27 | お出かけ
 


     現代版『鯰絵』ではなく『アロワナ絵』&大和の『シャングリラ』の顔を持つお家








 個性的なお家を見つけました。

 とても魅力的なお宅です。

 ナマズでしょうか?金魚でしょうか?

 少し近づいてみましょうか?

 うんうん、そうしましょう。





 おや?

 やはりナマズ?かな。

 現在の『鯰絵』といったところでしょうか?

 いえいえ、違います。

 絵はアロワナというんですって。

 かっこいいですね!!



 私はこのお家が好きになってしまいました。

 おや?

 何かいい感じの風が吹いてきます。

 優しい、ピンクの風です。





 まぁ!きれい・・・。



 なんて かわいらしいことでしょう。

 まるで、畑の妖精です。




 こちらのお宅の個性的な表の表情とはまた違った可憐な一面を見せて下さいます。

    

 私はこのお家のアロワナ君と蓮姫ちゃんに別れを告げて、大和川沿いの車道に登ってみました。

    




 あらら、あんなところにシャングリラ!大和・シャングリラ!斑鳩・シャングリラ!

  

    

    

 一人で見た楽しくて美しい景色だった☆★☆★☆★☆し☆あ☆わ☆せ☆








 最後に・・・

 初めは鯰だと思っていたのですが、アロワナであると教えていただき、訂正させていただきました。

 教えていただきました親切なS様に、心より御礼申し上げます。

 ありがとうございました☆^^☆


 ところで鯰はやはり教えていただいたように、頭は平べったく丸いです。

 中国での食事時に何度か食卓にのぼったことがあります。


 アロワナは今まで意識してなかったのです^^::

 写真のアロワナ絵は、アロワナの顔や口やヒレの特徴を顕著に表されておりました。

 知らないものの強みで『鯰絵』とまで書き込んでしまった馬鹿さ加減にほくそ笑んでいます。


 これからもいろいろとお教えいただけましたら、嬉しいです。

 よろしくお願い申し上げます。



    


 
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現在にも通じるペルシア説教文学

2009-07-27 | イラン2007~2010(6回)
 


     



 今ね、東洋文庫の『ペルシア逸話集』を読み始めているよ。

『ペルシア逸話集』は「カーブスの書」カイ・カーウース著と「四つの講話」二ザーミー著の二本立て。

「カーブスの書」の読み始めなんだけど、これが面白い。

 イランの説教文学の代表なんだって。


 
 42ページの逸話で、仕立て屋の親父の話があるよ。

 いろいろ書かれた後、要するに教訓としては

    【・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     ・・・・・・交遊、側近には老人も交えよ。
     ・・・・・・老人は若者の知らぬことでも知っている。
     ・・・・・・老人と賢者の返報は厳しいぞ。       】
なんだって。



 AHAHA !



「カーブスの書」は王から王子への教訓話だけれど、時代も立場も違うのに 決して古くないな。

 どこぞの政治家に聞かせたいよ。

 彼の意図するところはわかるんだけれど、表現はまずいな!

 言葉が一人歩きしちゃってるよ。




 表現か・・・。

 私も 気をつけなくっちゃ・・・ね!(笑み)


   

            
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【自宅から法隆寺まで歩こうと思ったが、断念】 いち、にの、さんぽ

2009-07-27 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 今朝散歩に出かけようと思ったら、小雨が降っていた。

 遠くでとりは鳴いている。

 今はわが家には鳥は来てないな。(寂)



 昨日は朝の五時ジャストから二時間あまり歩いた。

 家族はみんな寝ていたので、一人で歩いたよ。

 二時間以上たって帰ってきても、みんな寝ていた。(笑み)



 大和川がきれいだった。

 写真は大和川の朝日。

 五時二十分頃。



 蓮畑をみたよ。

 優美だった。

 レンコンからは想像できないな。



 親しくさせていただいているやまとなでしこあんさんのブログにも、たまたま蓮がUPされていた。

 きれいな写真。

 可憐な蓮を昨日は散歩中とネットで二度も楽しんだよ。



 昨日は自宅から法隆寺に歩こうと思ったんだ。

 でも、途中で断念。

 家から法隆寺は遠いよ。

 娘に言うと、自転車で30分かかるんだって。

 今度、自転車で行ってみよう・・・。



 法隆寺まで後1キロの表示があったよ。

 でも経験的に徒歩15分では無理ってことは、一目瞭然。

 あれはまだ片道30~40分以上はかかったな。

 家人に言うと、無謀だってわらわれちゃった。



 娘は、
「いきたかったな。今度から起こして。」
と、興味津々。


 
 なんせ歩くことが好きな娘。

 お盆休みには往復バスで一周間ほどと東北に行くとのこと。

 東北か・・・ぐぐぐ・・・。

 今にでも飛び出していきたい私。

 盆は息子が帰ってくるので、断念した。



 晴れたかな。

 少しでも散歩に行ってこようかな。



 今日は家人も仕事。

 もうお弁当は作ったよ。

 時間もち抜群・夏スペシャル健康弁当(笑み)



 時間が半端なので家人を駅に送りがてら、散歩することにしよう。

 これが家人が仕事に出かける日の、私のパターン。(笑み)


 

 
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天神祭 能船 1  『三番叟』  【実りあれ 足高らかに 三番叟】

2009-07-26 | 能楽・狂言


     



 2009年 7月25日(土)  天神祭 能船を楽しませていただきました。

 帝国ホテル前(大川/OAP桜広場前桟橋)の能船では

    『三番叟』

    『羽衣』

    『猩々乱』


 感動しました。関係者のみなさま、ありがとうございました。


     

 
 まず『三番叟』でした。

 歌舞伎ではいろいろな種類の三番叟をいろいろな役者で楽しんだことがあります。歌舞伎の三番叟はいろいろありますが、私は『操り三番叟』も好きかもしれません。

 また、狂言もしかり。狂言の三番叟は、三番叟を独立してみました。歌舞伎と同様に好きです。

 ただし能楽の『翁』に続けての狂言の『三番叟』は観たことがないんです^^:: 

 三番叟が好きだといいつつ、頼りないことです。



 私は三番叟が好きで、小芝居にまで三番叟を求めたことがあります。いろいろな小芝居役者の三番叟を写真におさめて集めたこともありますが、本来小芝居は私の趣向にはあわず、写真は全て手放しました。

 文楽では経験がありません。




 三番叟の意味合いはいろいろといわれていますが、基本共通項は五穀豊穣と子孫繁栄だと思います。

 民俗学の本にも度々でてきますが、村人で行われる三番叟は、その昔はもとは子どもで行われたところもあったと記されていました。

 男子三人。

 小さな子から次々に大きな子にバトンタッチして舞われます。

 これは稲や作物がだんだん実り大きくなる姿です。



 三番叟は手には鈴と扇、烏帽子、鶴文様の着物(素襖)。

 足は高らかにかかげあげ、地鎮祭の形をとっておられるのでしょうか?

 三番叟は意味深威信時の一つですが、関係書物をずいぶん前に読んだため、うる覚えです。

 間違いやお気づきの点がございましたら、ご指摘 ご指導をお願い申し上げます。



『三番叟』は芝居などでも縁起の良い演目とされ、杮落しや正月、襲名などでも舞われることがあります。

 私は歌舞伎や小芝居ではそういった機会に恵まれ、数えきれないくらいに観ています。



 ところで今回聴き、拝見した神事としての三番叟は迫力あるものでした。

 とにかくかっこいいのです。

 素敵でした!

 この感動をどうお伝えすればいいものか、私にはわかりません。

 ただただ今は、また観たいと思うばかりです。



 関係者のみなさま、すばらしい時間を過ごさせていただき感謝申し上げます。

 ありがとうございました。




      実りあれ  足高らかに  三番叟

              

        

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