乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

京都大学落語研究会 春の京大 円山 花見寄席 @丸山公園屋外音楽堂 (King Crimson - 21st Century Schizoid Man)

2024-04-01 | 舞台・芝居

京都大学落語研究会 春の京大 円山 花見寄席 @丸山公園屋外音楽堂 (King Crimson - Full Show (The Noise - Live At Fréjus 1982))

 

 

 円山公園でまったりと花見を楽しんでいると、京大生が法被を着て、何やら呼び込んでいる。

 子供と私は京都大学というだけで、目が輝く。

 チラシをいただくと、円山音楽堂で、京大の寄席を行っているという。

 これはいかねばなるまいて、、、

 

 二人は年代こそ違えども、懐かしの円山屋外音楽堂へ、いざ!出発。

 

 会場につくと、わたくしの学生時代とはずいぶんと会場の様子は変わっていたが、慣れ親しんだ円山公園屋外音楽堂。

 何かそわそわと嬉しさがこみ上げる。

 

 会場の観客は消して多くはなかったが、京大生が口調良く噺す姿に、家族は目をしばしばとさせていた。

 

 京大生の落語や漫才は、良い意味で理が先に立ち、これをこれっぽっちも隠す気持ちすらない潔さがこぎみが良く、落語に暗い私ですら大変面白かった。

 

 檸檬などの名をつけた二回生は、文学部かしらん、或いは梶井喜二郎が好きなのかしらんとほくそえむ。

 この名づけ方のセンスに拍手を送りたい。

 

 漫才で【いっこう】などといわれると何のことだか分らなかった(実は、タレント名)が、【「いなりずし」から酢飯を入れたり出したり(要約)と、そのあとの下り】は流石、京大ならではといった筋書きの面白みがあり、笑いが止まらなかった。

 世間一般の漫才のように一般受けする内容ではなく、京大生の知識を生かして、ラーメンズ初期や後藤ひろひとの猿人ショー、松尾スズキのような多少理屈が前に出たコント風・芝居風漫才を目指されるのが良いのではないかと感じた。

 

 また一回生の女子落語家はずいぶんと美人でかわいらしい学生(私は媼に足を突っ込んでいるので、ご安心を、、笑  本間、かわいらしい学生はんやこと)

 筋書きも一生懸命で、業平好きの私としては、こんなに話を展開して遊べるのかと、うなった。

 ただ、大和の郡山といった言葉が出てきたが、実際に龍田川が流れるのは三室山の近く。

 屏風を見て歌を詠んだのも郡山ではなかったはずだ。

 

 みずくゝるとは

で、違った落とし方をすると思いきや、私の予想は大幅に裏切られ、ああ、そう来るか!と感心した。

 

 久しぶりの京大生は健在で、想像通りにかわいらしくまじめで、賢かった。

 そして、見ていて気持ちが良く、比べてわたくしは齢を重ねたなあ、、と痛感した。(^^)

 

 

 円山公園の後は熊野神社近くのペルシャ料理店に行く。

 ここでも、家族はずいぶんとなつかしく、目をしばしばさせていた。

 

 熊野寮の前を通ったが、立て看板よろしくで、ニンマリしてしまう。

 こういったのは京都市が規制すべきではないと感じた。

 なるみ餅は、残念なことに時間が遅かったせいで、閉まっていた、、、

 

 

 

 

 

 

King Crimson - 21st Century Schizoid Man

 King Crimsonは大阪で楽しんだが、かなりよかったよ^^

 高校生のころから好きだった、King Crimson

 好きだな!ここの音楽は!

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三月花形歌舞伎 南座の桜プログラムを二回、観劇  『女殺油地獄』近松門左衛門 作  片岡仁左衛門監修 『忍夜恋曲者 将門』

2024-03-17 | 舞台・芝居

三月花形歌舞伎 南座の桜プログラムを二回、観劇  『女殺油地獄』近松門左衛門 作  片岡仁左衛門監修 『忍夜恋曲者 将門』

 

 三月。

 芝居が見たかったので、南座で興行中の桜プロジェクトを二度見る。

 演目は、近松門左衛門 作  片岡仁左衛門監修の『女殺油地獄』と、『忍夜恋曲者 将門』

 一週間を経ての二度の観劇だったので、桜プロジェクトと松ぷとじゃくとは途中で昼夜の入れ替えとなり、夜の部と昼の部で見ることとなった。

 

 一週間のタイムラグは、同じ演目でも見事に成長を遂げていた。

 中でも、中村隼人君の成長ぶりはすさまじかった。

 

 一度目に見た隼人君の『女殺油地獄』は後半が良かった。

 初日に対して数分時間が伸びたという話を小耳にはさんだ。

 おそらく、表情の一つ一つがていねいで、感情移入よろしくといった心意気だったのではないかと推測する。

 そして一度目の壱太郎さんの油屋での言い回しが考太郎さんにそっくりな部分があった。

 しかし、二度目に見た壱太郎さんはそう言った部分は感じられなかさんのった。

 要するに壱太郎さんの『女殺油地獄』が成立していた。

 

 二度目に見た『女殺油地獄』での隼人君は、前半も後半もよくなっていた。

 壱太郎さんがリード気味で、今回の『女殺油地獄』は成立していたが、このお二方の『女殺油地獄』が気になり、また、壱太郎さんの完成された『忍夜恋曲者 将門』が見たくて、二度京都に足を運ぶ結果となった。

 

 壱太郎さんの『忍夜恋曲者 将門』は素晴らしかった。

 もう一度見たいと思ってしまうお舞台であった。

 

 今回の舞台は、二演目ともに満足した。

 目をつむると、松竹座で三度見た仁左衛門丈の『女殺油地獄』が目に浮かぶ。

 近松門左衛門歿後三百年ということもあり、気持ちは高鳴る。

 本棚に並ぶ近松全集もライフワークの一つにしたいと考えている。

 

 

 

 

 

2024年3月2日(土)~24日(日)

 

桜プログラム

  〈乍憚手引き口上〉(はばかりながらてびきこうじょう)
     

近松門左衛門歿後三百年

近松門左衛門 作

片岡仁左衛門監修

一、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
  河内屋与兵衛
七左衛門女房お吉
豊嶋屋七左衛門
小栗八弥
妹おかち
芸者小菊
兄太兵衛
掛取庄造
叔父山本森右衛門
父河内屋徳兵衛
母おさわ

壱太郎
尾上右近
吉太朗
千太郎

千次郎
寿治郎
松之助
橘三郎
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)

将門

  傾城如月実は滝夜叉姫
大宅太郎光圀
壱太郎
尾上右近
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〝Sing,sing for me.〟

2023-05-24 | 舞台・芝居

 

 〝Sing,sing for me.〟

 

 

 

 ふと鍋の底を覗くと、ひかりが見える

 

 何気に窓を眺めると、ひかりがきらめく

 

〝Sing,sing for me.〟

 

 心の中で、心地よい調べとひかりがこだまする

 

 

 

 

 見てくださいまして、ありがとうございます^^ 

 

  オペラ座の怪人を見終えて

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劇団四季『オペラ座の怪人』  大阪四季劇場 はーびす ENT7階

2023-05-22 | 舞台・芝居

 

  劇団四季『オペラ座の怪人』  大阪四季劇場 はーびす ENT7階

 

 

 

 

 

 

 

 

 劇団四季『オペラ座の怪人』を見にいく。

 前回見た席の近くだが、多少 前。

 一ブロック(左)の通路側なので、舞台がパシッと見えた^^

 席にして II10と II11

 前回は夫との観劇だったが、今回は子供と見た。

 子供は出張なので、観劇と食事とお茶の後、急いで新幹線に乗った。

 

 ところで劇団四季の中でも、かなり好きな演目のひとつである『オペラ座の怪人』は私にとっては三大劇団四季といっても過言ではない。

 そういう割には今回で3回目なのだが、今回もやはり泣いた。

 

 感情移入が激しすぎ、ラスト、大泣きに泣きながら、笑いが込み上げてくる。

 人間、あまりにも切ないと感じた場合は、涙だけではなく、おかしくないのに笑いが込み上げてくる場合はあるらしい。

 また、片岡仁左衛門の舞台で二度ばかり腰を抜かしてしまった(座席からしばらく立てなかった状態)時に近い状態で、しばらく歩くことはできなかった。

 なお、会場中、アンコールで総立ち。私も立っていたため、立てない状態ではなく、よろけて歩けない状態といったほうが正しいかもしれない。

 

 

 

 始まる前から、歌や曲が心の中でこだましていたこの演目。

 前半もさることながら、後半に入って私の感激に力が入る。

 そしてラスト、

     感動移入 よろしく 

で、泣いた。

 この舞台は、素晴らしい。

 今回も、劇団四季の『オペラ座の怪人』は実に素晴らしかった。

 満足感の大きなお舞台であったと、喜んでいる。

 

 

 

  以下はオペラ座の怪人

  劇団四季 公式HPより

    ▼

作曲
アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞
チャールズ・ハート
追補詞
リチャード・スティルゴー
台本
リチャード・スティルゴー
アンドリュー・ロイド=ウェバー
ガストン・ルルーの小説
「オペラ座の怪人」による
企画・製作
四季株式会社
日本語台本
浅利慶太
翻訳
安東伸介
 
 
演出
ハロルド・プリンス
振付
ジリアン・リン
美術
マリア・ビョルンソン™
照明
アンドリュー・ブリッジ
音響
マーチン・レーバン
オーケストレーション
デイヴィッド・カレン
アンドリュー・ロイド=ウェバー
音楽監督
デイヴィッド・カディック
音楽スーパーバイザー
クリステン・ブロジェット
アソシエート・ディレクター
アーサー・マセラ
アソシエート・コレオグラファー
パトリシア・メリン
アソシエート・コレオグラファー補佐
ノ ジヒョン
アソシエート照明デザイナー
マイケル・オーダム
 
 
初演日本版演出
浅利慶太
レジデント・ディレクター
荒木美保
アソシエート・コレオグラファー助手
西田ゆりあ
日本語台本一部変更
荒木美保

 

 みなさま

 見ていただきましてありがとうございます。

コメント (2)
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『2023大阪春節祭』 (中国とベトナムの民族衣装を着こなされたファッションショウのようなステージをみた) 天王寺公園てんしば

2023-01-22 | 舞台・芝居

 

『2023大阪春節祭』  天王寺公園てんしば

 中国、ベトナムなど、アジアの旧正月が楽しめる3日間(令和5年)1月20日(金)―1月22日(日)10時~20時 

 

 

 天王寺動物園に行く予定が、途中で春節祭のステージがあったために、見入ってしまう。

 私が見たのは、中国とベトナムの民族衣装を着こなされたファッションショウのようなステージでみなさんが優雅で美しかった。

 

 写真上の女性はベトナムの方。

 相当な美しさである。

 

 

 この女性はトリを務められた、他の女性よりも幾分お年を召された方だが、この方も美しい。

 見事な華やかさと、形の美しさを保った、超美人さんであった。

 

 ステージの真正面には、審査員の方達が座られており、点数をきそうステージであったように思う。

 

 民族衣装を纏った女性たちのステージが終わると、ベトナム人の男性がオペラ歌手のような良い声で熱唱されていた。

 欧米人たちはノリノリで、踊ったり手拍子したりと楽しそうであった。

 また、私も日頃の鬱憤(笑)を爆発させるかのようにノリノリでステージを見ていたことは言うまでもない。

 鳥は何せ、アホなのである^^v、、、と言うことは今更、言うまでもない^^

 

 ステージを終わることにはまだ、4時20分頃だったので、動物園に行って見た。

 すると、、、、、

 

 動物園は

     閉館していた〜〜〜〜〜〜〜〜(涙)

 

 4時半まで入場可能だと思い込んでいたが、4時までであったようだ。

 ショックは大きい! 

 できる限り毎月動物園に行こうと目論んでいたのに、、、

     今月は

       しろくま

       冠ヅル

       チンパンジー

と会いたかったのに、、、えらく失敗をしてしまったものだ!

 

 天王寺の春節祭の最後頃だったので、調べてみると、金土日と色々なステージが工夫されていたらしい。

 これも知らなかった。

 昨今、コロナで中国に行けず悶々としている私。

 もっと早く知っていれば!と後悔は大きい。

 

 ついでに調べてみれば、神戸もあったらしい。

 だが、運よく次の金土日も何かしらステージが行われるらしい。

 行ければいいが、寒波を考えるとどうなることやら、、、

 

 中国の桂林あたりで、もうすぐ春節祭という頃に大きな市場に行ったことがある。

 春節祭の為のお菓子や食品や飾り物が多く売られていたのを思い出す。

 特にお金の束の作り物は多くの中国の方々が購入されていた。

 あの世の先祖にお金を持たせるという意味合いなのだろう。

 

 そのほか、特徴的なお菓子が多くあったが、お越しの塊雨のようなものを売ってをられた。

 おこしは大きく、切り割って、グラム数で量り売り。

 色とりどりで悪く言えば着色料も使用されているのであろうが、この歌詞がすこぶるうまい。

 あのおこしは絶品であった!もう一度、春節祭の前に行きたいなぁ!

 (尚、中国の春節祭に訪れると、店がしなっているので、要注意!らしい^^)

 本日、天王寺では、おこしの小さく包まれたものが売られていた。

 

 中国の好きな私は、

    中国に行きた〜〜〜い

と思う春節祭を迎えた天王寺であった。

 

 

       

 

 

私の好きなJohn Dowlandのリュート音楽

John Dowlandはこれまでにもなんども取り上げさせていただいております^^

 

John Dowland - 2 Hours With The Best Lute Classical Music HQ

 

John DOWLAND - Galliards - Paul O'DETTE.avi

 

Dowland Lute Works | Baroque Renaissance Instrumental Music

 

 

 みなさま、ありがとうございます^^

 お幸せなお時間を過ごされますように^^

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大阪プロレス 「大阪プロレス新春スペシャル2023」  松山勘十郎さんが、歌舞伎『鳴神』の衣装をまとわれていた^^ (14景)

2023-01-20 | 舞台・芝居

 

大阪プロレス 「大阪プロレス新春スペシャル2023」  松山勘十郎さんが、歌舞伎『鳴神』の衣装をまとわれていた^^ (14景)

 

 

 

 初めて、大阪プロレスを見た。

 プロレスに別段興味があるわけではないが、プロレスライブを見たのは、これで二度目。

 一度目は

戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28(3景) 2018年8月5日 大阪・大阪府立体育会館 バナー観衆5,480人(札止め)

で、割合に本格的であった。

 そして今回の大阪プロレスはプロレスらしさを残しながらも、楽しい要素が満載で、子供達も大いに楽しんでおられた。

 

 大阪プロレスは常連客が多く、若い女性たちも手に手に好きなプロレスラーの写真は名前プレートを持って、応援されていた。

 また、スポンサー関係の家族連れの客も多い。

 その方達はお子達のしつけもしっかりとされており、言葉遣いも丁寧に交わされていらっしゃったのが印象深い。

 なので私の近況感は解け、その場に馴染むことができた。

 

 とはいえ、大阪プロレスの場合は若い方が多い。

 私以上の方は、まだらにポツポツと席を埋めておられた。

 

 はじめに、大阪プロレス、プロレス全般の初めての方に挙手を求められた。

 私は上にも書いたように、大阪プロレスは初めてである。

 

 次に初心者のために、プロレスのルールを説明してくださる。

『なるほど!そうだったような気がする。』

と頷く。

 次に、拍手すべきところを、説明される。

 この説明解説は、私のようなプロレス初心者にとっては、ありがたい。

 

 

 会場とリングはこんな感じ。

 

 

 楽しい要素が多いが、技はすごいと感じた。

 

 

 勝利者

 

 

 試合中

(見たら、わかるがな)

 

 

 睨み合い

 

 

 リング外で、乱闘

 

 

 この方、

   飛ぶ

   跳ねる

   回転して飛ぶ

   とにかく飛び蹴りが多い。

   見ていて、スカッとした^^

 

 

 観客者の様子

 

 

 松山勘十郎さん

 名は中村勘三郎さんに七も加えた、勘十郎さん、、、である

 

 歌舞伎の隈取のような化粧をされている。

 歌舞伎『鳴神』の衣装(黒に炎)の上に水色の羽織をまとい、首には同じく水色のレイを下げられている。

 

『鳴神』の鳴神上人

    ここが乳ぃ〜〜〜

    乳の下ぁ〜〜〜

『鳴神』の上人の衣装である。

 この方、人気がないわけがない^^

 

 勘十郎さんは、入場入り口でグッズを売られていらっしゃった。

 面白さを前面に出しておられたが、大変神経の細やかな方とお見受けした。

 とにかく、周りに気を配られる、配慮しておられた。

 自分の世界観を見出し、プロデュースプロデュースするのがお上手な、才能に満ちた方だと感じた。

 こんなに面白く演じていらっしゃるが、素顔は相当整われ、知性的な方だとお見受けした。

 

 というか!

 歌舞伎好きな私は、多少歌舞伎風なところが感じられ、嬉しかったってことですやん、、、、

 

 

 飛んで飛んで、飛んで、、、

 

 

 決めよ!

 1.2. .....

 

 

 飛んで火にいるか、、、

 

 

 一通りにプロレス対決が終わると、歌の上手いお姉様

 このお姉様、とても優しい方だと思う!!!多分!

 観客の皆さんに語りかけるように歌われていた。

 歌のジャンルはともあれ、こういう歌い方の方、好きだなぁ!

 

 

 出演プロレスラー全員がリンクに上がってずるな戦い方をして、観客を沸かせる。

 最後に一人が残るといった時間。

 大阪プロレス恒例(?)らしいが、これはこれで大いに笑い、楽しめた。

 

 

 

 

 よ! 松屋!

 

松山勘十郎さんとは

昭和59年4月13日金曜日生まれ。
新潟県南蒲原郡出身。
中学生時代にプロレスと出会い、その魅力の虜となる。
高校を卒業後2003年4月に闘龍門13期生としてプロレス界入り。
半年後、メキシコに渡り翌年5月にアレナ・コリセオにて初舞台。
プロレスラーとしての基盤はルチャ・リブレでありその芸風はお笑いであり、コミカル
以降メキシコ各地の会場で現地のルチャドール達と戦いながら修業を積む。
同期にはプロレスリングNOAHの大原はじめや新日本プロレスの岡田カズチカがいる。
2006年4月、日本へ逆上陸。
後楽園ホールの舞台に立つ。
その後は関東、東北圏での客演を中心に活動し
同年11月に大阪プロレス初出演。
大阪に活動拠点を移し、2008年より正式に大阪プロレスの所属レスラーとなる。
世界第2位の試合数をこなしながら、数々の大物レスラーと対戦の機会にも恵まれる。
プロレスに限らずMCや賑やかし等で様々なイベントにも出演。
同時に自信が座長を務める自主興行「松山勘十郎特別公演」も年1度開催。
いずれの公演も超満員の観衆を集めている。
2014年4月をもって大阪プロレスとの所属契約を終了。
プロレスラーとして10周年を迎えるのを機に、「いつかは常設小屋を持ちたい」という
夢を追う決意をし、新たな道を歩む。
個人事務所所属として座長公演の企画、開催や他団体への客演を中心に活動中してきたが2014年末に一念発起。
団体を立ち上げる事を決意。
2015年1月に「大衆プロレス松山座」を旗揚げ。
現在は座長として精力的に活動を行っている。

 

ルチャリブレ(Lucha Libre)とは

 スペイン語でプロレスのこと。

 メキシコではメキシカンスタイルのことをルチャリブレと呼んでいる。

 本項ではメキシカンスタイルについて記述している。

 

 

 2023/1/8(日)【会場】 大阪・アゼリア大正 所在地:大阪府大阪市大正区小林東3-3-25

【時間】 12時半開場、13時開始

 

 

 

 みなさま 

 見てくださいまして、ありがとうございます。

 感謝感謝です。^^

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『メトロポリタン・オペラ マスネ《サンドリヨン》~シンデレラ~ 』 4,8★/5 2018年4月28日/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク メトロポリタン歌劇場

2021-04-01 | 舞台・芝居

 

 

『メトロポリタン・オペラ マスネ《サンドリヨン》~シンデレラ~ 』

 2018年4月28日/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク メトロポリタン歌劇場

 

 

『メトロポリタン・オペラ マスネ《サンドリヨン》~シンデレラ~ 』を見た。

 すご〜〜く楽しく、楽しすぎて涙が出た。

 

 妖精役のキャスリーン・キム(Kathleen Kim)に感動した。

 The MET: Live in HD 2018 - Cendrillon (Cinderella) excerpt

 

 

今回も見たという記録のみにて失礼いたします。

 

 

 

 

 

 

 

  • 演出
    ロラン・ペリー
役名 役者名 役割
  ベルトラン・ド・ビリー 指揮
サンドリヨン(リュセット) ジョイス・ディドナート 出演
シャルマン王子 アリス・クート 出演
ド・ラ・アルティエール夫人 ステファニー・ブライズ 出演
妖精 キャスリーン・キム 出演
パンドルフ ロラン・ナウリ 出演
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舞台『caligula  カリギュラ』  アルベール・カミュ作 蜷川幸雄演出 小栗旬 若村麻由美 横田 栄司 他

2020-06-20 | 舞台・芝居

2011.12 御まつり 後宴能『殺生石』 (春日大社)

 

 

 蜷川幸雄演出 小栗旬主演の舞台『caligula  カリギュラ』を見る。

 今から10年前、うまい役者たちの中で、花沢類のイメージを全て捨て舞台に挑んでおられた小栗旬に、改めて好感を感じた。

 また、若村麻由美の舞台後半の感情移入は見事で、小栗旬主演の舞台『カリギュラ』の相手は若村麻由美を置いて他になかったのでは無いかとも思わせる渋い美しいなりきりであった。

 また、小栗旬に顔を近づけた勝地涼の表情は、もう一人の小栗の人格をも感じさせ、この場面も感心した。

 感心したといえば、横田 栄司。この方はうまい。声良し間良し表情良し。おまけに重厚で、舞台が上等に感じられる。横田 栄司の作品を注意して見てみたい。

 

 それにしても、小栗旬は頑張っておられた。

 好きな役者の作品を見ると、ついつい見ている側も力がこもり、見終わった後には程よい緊張の疲労感と満足感が残る。

 こんな舞台なら、見に行きたい。

 

 歌舞伎、能楽、芝居、祭り伝統芸能を見に行きたい。

 舞台が見たい。

  芝居が見たい。

    劇場に行きたい。

      見たいんだヨォ〜〜〜

 と、内心、叫ぶ。

 

 

 

 

 舞台『カリギュラ』 蜷川幸雄演出
 残虐非道なローマ帝国の若き皇帝・カリギュラと、それを取り巻く人物の悲しい模様を描いた本作。蜷川とは『ハムレット』(2003年上演)以来の付き合いという小栗は「蜷川さんは、普段携わることのない文化や、演劇の良さを届けてもらえる偉大な方です。劇中の見所? (4種類の)女装をします。悪役ですが、楽しみにしてください!」とアピール。蜷川も「この話は彼のために演出した。今、人気が出てブレイクしているのは当たり前。悪そうで利口、芝居も上手いんですよ」と褒めると、小栗も「本当は純粋でピュアです!」と、ジョークを飛ばす間柄で、仲の良さを表していた。

 

  • 演出 蜷川幸雄
  • アルベール・カミュ
  • その他
    岩切正一郎
  • 小栗旬
  • 勝地涼
  • 長谷川博己
  • 横田栄司
  • 月川悠貴
  • 廣田高志
  • 新川將人
  • 冨岡弘
  • 塾一久
  • 青山達三
  • 磯部勉
  • 若村麻由美

 


 舞台『カリギュラ』

 2010年11月7日から30日まで

 Bunkamuraシアターコクーンで上演される。

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ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」 3,9★/5★ 2020年 新歌舞伎座  井上芳雄 咲妃みゆ

2020-02-17 | 舞台・芝居

    ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」


 

 

 

 新歌舞伎座にて、井上芳雄さん 咲妃みゆさんの ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」を観た。

 筋書きは細やかで面白いが、とんでもないハプニングにつくハプニングが起こる。


 女性主役の咲妃みゆさんは輝いておられ、声の張りが素晴らしかった。

 また、俳優座の畠中 洋さんなどは音量もあり声質も通り、安定されていらっしゃった。


 私は全く知らなかったのだが、井上芳雄さんはミュージカル界のプリンスと呼ばれておられるらしい。

 隣席の女性はミュージカルを多く観ておられるとのことで、いろいろ教えていただいた。

 一幕が終わり、幕間のこと。

 隣席の女性がおっしゃるには、
「あの役なら、あんなに二枚目を使わなくってよかったんじゃないかな。」
とのこと。

 井上芳雄さんが男前なのかどうかは私にはわからないが、彼女の言い分を私も多少納得した。

 まぁ、これも経験と、ほくそ笑む。


 


 以下、新歌舞伎座公式HPより引用
   ▼

原作:筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』
演出:小林 香

音楽座ミュージカルオリジナルプロダクション
総指揮:相川レイ子
演出:ワームホールプロジェクト
脚本:横山由和・ワームホールプロジェクト
音楽:筒井広志・八幡 茂
製作著作:ヒューマンデザイン

製作:東宝
主催:関西テレビ放送・新歌舞伎座



出演:井上芳雄 咲妃みゆ
畠中 洋 吉野圭吾(Wキャスト) 濱田めぐみ 上原理生 仙名彩世
内藤大希 北川理恵 大月さゆ 川口大地 横田剛基 松田未莉亜 早川一矢
松野乃知 相川 忍 井上一馬 藤咲みどり 照井裕隆 福井晶一(Wキャスト) 土居裕子


日本のオリジナルミュージカルの原点にして最高峰!
豪華キャストで贈る、壮大な愛を描くミュージカル

Story
悠介はシャイで少し頼りない青年。周りの人々からいつも心配されながらも、作曲家として身を立てるという夢を志して懸命に努力していた。ある日、悠介はスリを生業としている少女・佳代と遊園地の迷路で出会う。身寄りがなくひねくれて生きてきた佳代だったが、「いつの日か夢は叶う」と告げる悠介の姿は、佳代に忘れていた素直な気持ちを思い出させてくれるのだった。
悠介は作曲家として認められ始め、佳代も小さな幸せを大切に過ごしていた。だが、佳代には本人も知らない秘密があった。それは悠介と佳代、そして周りの運命も大きく動かしていき――。

Introduction
全てのミュージカルファンへ!
1988年に音楽座の旗揚げ公演として初演、その後も継続的に上演され多くのファンを感動の涙で包んできました。人生に迷う男女が運命的に出会い、時間を、そして空間をも超えて愛を貫いていく――『シャボン玉』を観てミュージカルを好きになった、ミュージカル俳優を目指したという声も多い、多くのミュージカルファン・ミュージカル俳優達から愛されている本作をお見逃しなく!
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梨園劇場 京劇  公演が始まる前の、メークとお着替えの様子 (中国 北京にて) (12景)

2020-01-23 | 舞台・芝居
 梨園劇場 京劇  公演が始まる前の、メークとお着替えの様子 (中国 北京にて) (12景)


 2019年11月30日と12月1日の二夜連続、北京の梨園劇場(京劇)に行きました。

 写真は一日目の公演が始まる前の、メークとお着替えの様子です。


 覇王別姫 メークと衣装着替え
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この役者さんは二日間共同じ演目(『覇王別姫』)に出演され、本番では長い立派な髭を生やされ、
「ビロード、ビロード、触らせて、ビロード。(字幕英語 中国語ではわかりません^^)」
に言われてらっしゃいました。

 演目の様子は、次の通りです。
 

 


 
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ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』 脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ 演出:山田和也  山口祐一郎

2020-01-20 | 舞台・芝居
 ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』 in Osaka  脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ 演出:山田和也 山口祐一郎


 

 

 

 

 山口祐一郎さん主演のミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』 に行く。

 数日経った今も余韻が残り、目を閉じると複数の場面や音楽が思い出される。

 山口祐一郎さんはじめ他の出演者の役者さんたちも、声良し歌良し姿良しであった。

 それにしても、山口祐一郎さんは素晴らしい。

 山口祐一郎さんの演技や声や歌や姿を褒めていると、夫曰く、
「うん、上手かった。少し、OS(演技のお上手な役者)に似ているね。」 と。

 私が山口祐一郎さんのことをあまりにも褒めていたせいか、家族は多少、YMを焼いていたようだ。


 
 ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』は二部構成で、前半は村の様子。

 役者さんたちの聞き惚れるような歌が、4拍子を中心に繰り広げられた。

 そしていよいよ後半。

 アップテンポの曲も含まれ、舞台構成も含め『ダンス オブ ヴァンパイア』をみているという満足感が感じられる。

 マイケルジャクソンのスリラーに似た場面などでは心が弾み、ノリノリ状態。

 クライマックスの手前で、うまいダンサーと、聴かせ魅せて下さる山口祐一郎さんの歌い込みに、会場は拍手喝采である。


 ラスト、この展開は見事に面白かった。(ここでは筋書きは割愛させていただきます^^)

 

 そして、気がつけば、私たちが楽しんだ日は、『ダンス オブ ヴァンパイア』の後にトークショーがあった。

 終わったのは10時15分。

 予定よりはるかに遅かったので、この日はお食事などをせず、直行で家に帰る。

 仕方がないので、途中、ワインやつまみを購入。

 偶然にも翌日昼用に、ポトフやピクルスを作っておいたのが幸いした。

 いつもながら運がいいなとほくそ笑み、帰宅後、家でうまい酒を楽しんだ。

 


データーは ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』公式HPより引用
   ▽
脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 ジム・スタインマン
演出 山田和也
出演
クロロック伯爵:山口祐一郎
サラ(Wキャスト):神田沙也加/桜井玲香
アルフレート(Wキャスト):相葉裕樹/東 啓介
マグダ:大塚千弘
シャガール:コング桑田
レベッカ:阿知波悟美
ヘルベルト:植原卓也
クコール:駒田 一
アブロンシウス教授:石川禅 
出演 ヴァンパイア・ダンサー(Wキャスト)
森山開次/佐藤洋介

ヴァンパイア・シンガーズ
麻田キョウヤ 川島大典 ダンドイ舞莉花 ラリソン彩華

アンサンブル
榎本成志 加藤貴彦 さけもとあきら 武内 耕
田中秀哉 福永悠二 堀江慎也 山名孝幸
天野朋子 今込 楓 岩﨑亜希子 樺島麻美 島田 彩  吉田玲菜

ヴァンパイア・ダンサーズ
五十嵐耕司 加賀谷真聡 酒井 航 鈴木凌平
齊藤恕茉 杉原由梨乃 花岡麻里名 松島 蘭 渡邉春菜
製作 東宝


≪STORY≫

ヴァンパイア研究に生涯を捧げるアブロンシウス教授と若き助手アルフレートは、雪深いトランシルヴァニアの山に迷いこむ。身も凍る吹雪に見舞われながら何とか宿屋にたどり着くが、そこは「ガーリック、ガーリック」と歌う怪しい村人たちのたまり場であった。不審な村人たちの様子を見て、教授はヴァンパイアの存在を確信する。そんな教授をよそにアルフレートはお風呂が大好きな宿屋の娘サラに恋をする。しかしサラはお城に住むクロロック伯爵からの舞踏会の招待を夢みていた。夜も更ける中、入浴中のサラの元に忽然と現われるクロロック伯爵。サラは伯爵の誘惑に抗えずアルフレートの前から姿を消してしまう・・・。

不器用にサラを想うアルフレート。研究一筋、理性を信奉する教授。身を焦がす激しい恋を求めるサラ。この世のすべてを見通しサラの血を求めるクロロック伯爵。それぞれが自らの欲望に突き動かされる時、ヴァンパイアと人間の存亡をかけた運命の戦いがはじまる・・・。   
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「プレイヤー」3,5★ 藤原竜也×仲村トオル 作:前川知大 演出:長塚圭史 藤原竜也 仲村トオル 成海璃子 他

2019-10-05 | 舞台・芝居
 イラン エスファハーン



 舞台「プレイヤー」3,5★藤原竜也×仲村トオル 作:前川知大 演出:長塚圭史 藤原竜也 仲村トオル 成海璃子 他



 話の展開は大変面白かった。

 役者さんたちも声をはっきり前に出され、熱演であった。

 勿体無いのが、藤原竜也さん。

 藤原竜也さんの舞台が見たいがために「プレイヤー」を見たのに、出番が中途半端。

 もっと中心にいて欲しかった。勿体無い!

 しかしながら、最終の大切な場面は藤原竜也さんで締めくくられた。




前川知大
演出
長塚圭史

 出演
藤原竜也
仲村トオル
成海璃子
シルビア・グラブ
峯村リエ
高橋努
安井順平
村川絵梨
長井短
大鶴佐助
本折最強さとし
櫻井章喜
木場勝己
真飛聖




 演劇界の次代を担う才能、前川知大と長塚圭史が初タッグを組んだ話題作。劇中劇と稽古場という2つの人間関係を行き来しながら、虚構と現実の境界が曖昧になっていく…。

 この作品のもとになったのは、前川が主宰する劇団「イキウメ」のために書き下ろした戯曲。前川は日常に潜む超常的な世界を描くことに定評がある。一方、演出を手掛ける長塚も主宰する劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」で作・演出・出演を務めるマルチな才能を発揮する。そんな2人が生み出した作品を演じるために、蜷川幸雄の演出舞台に多数出演し、圧倒的な存在感を放つ藤原竜也、今回で前川作品への出演が5作目となり前川の世界観を知り尽くす仲村トオル、透明感と力強さを併せ持つ成海璃子、確かな演技で舞台を締める木場勝己、元宝塚トップスターの真飛聖ほか豪華俳優陣が集結した2017年夏の話題作。

 演劇界の次代を担う才能、前川知大と長塚圭史が初タッグを組んだ話題作。劇中劇と稽古場という2つの人間関係を行き来しながら、虚構と現実の境界が曖昧になっていく…。
前川知大と長塚圭史。演劇界の次代を担う才能がタッグを組んだ舞台。死者の言葉が生きている人間を通して「再生」されるという戯曲「PLAYER」に携わる俳優やスタッフたちの物語。ある公共劇場でリハーサルが行なわれるうちに、やがて現実の世界と劇中劇の世界の境界線があいまいになっていく。

【ストーリー】
ある公共劇場のリハーサル室に俳優やスタッフが集い、戯曲「PLAYER」の稽古が行なわれている。刑事の桜井を演じる道彦(藤原竜也)、環境保護団体代表で瞑想ワークショップの指導者・時枝役の悟(仲村トオル)、時枝の助手・神崎を演じる恵(成海璃子)、妻子を失い瞑想ワークショップに参加している大河原役の和夫(木場勝己)らも参加し、演出家・東(真飛聖)が演出している。
物語は「行方不明の女性・天野真が遺体で見つかるが、彼女は肉体を失った後も意識として存在し続け、友人の口を借りて自分の想いを伝え始める。真相を追う桜井を前に、彼女を死に導いた時枝は、死者との共存こそが物質文明の行き詰まりを打開し世界を変えるのだと主張する」というもの。死者の言葉を「再生」することと、台本のせりふを「再生」することが意識の中で重なった俳優やスタッフたちは、やがて戯曲の中の倒錯した死生観に感覚を浸食されていく。


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Tokyo 6 俳優座 音楽劇『人形の家』俳優座劇場プロデュースNo.108 作:イプセン 翻訳:原千代海 演出:西川信廣

2019-09-13 | 舞台・芝居





  



Tokyo 6 俳優座 音楽劇『人形の家』

 俳優座劇場プロデュースNo.108
 2019年9月3日(火)~7日(土)



 作 ヘンリック・イプセン
 翻訳 原 千代海
 演出 西川 信廣
 作曲・音楽 上田 亨
 作詞 宮原 芽映

 出演 土居裕子/大場泰正/畠中 洋/古坂るみ子
     進藤 忠/長浜奈津子
     川口大地/本田玲央/納田洸太/樋山雄作
     仙崎貴子/竹本瞳子/宮田佳奈


 

 俳優座 音楽劇『人形の家』を見るにあたって、あらかじめ岩波文庫『人形の家』を読んでおいた。

 子供の頃から考えると今回読んだのは 5回目くらいであった。

 彼女の意思の強さ(幼子と彼女の行動から考えた身勝手さとも受け取れないわけでもない)から考え、ノーラのことは以下、日本語ではあえて「ノラ」と強調して表記させていただきたい。

 

 ここからは少し有名な役者が多くいらっしゃった俳優座やしない自体についても触れたい。


 音楽劇『人形の家』を見るにあたって、原作をいかに編集してあるのか、どこを膨らませてあるのかといった演出構成がされているかが楽しみであった。

 実際の舞台は、「愛」(現に会場前の舞台でも、また途中でも、クリムトのパネルが使用されていた。)を期待する部分が膨らませてあった。

 しかし、ほぼ岩波の原作の言葉のままで 7割りを演じ、芝居は進められた。

 


 初めから中場過ぎ頃(5/7位)までは三拍子で、あまりにも長い字余り。

 少し歌の部分を少なくされてもいいのかなと素人心でさえ感じた。だが、原作の翻訳の言葉に頼って、そこにこだわりを持っておられたのであろう。


 だが、はじめ部分の子供が母親であるノラにまとわりつき、
「今はダメ、あっちで待っててね(要約)」
と云った部分を省いてしまうと、ノラ自身の本質的人間性が見えてこないのでは!と脚本家に不満を覚えた。



 全体としては実際の舞台は、割合に重厚で興味深かったとも言える。

 不安定な三拍子は、ノラの心の揺れ動きや不安定さを表現されているのだろうかと思うと勝手に解釈して楽しむことにした。

 

 主役脇役中心になるの歌や言葉に合わせて、数人から八人の俳優女優たちが、内なる心の囁きの技法(?)で演じられる場面が多々あった。

 多々あったというより俳優座の養成的要素も含まれ、多用する必要があったかしらんと疑問を持った。



 こういった技法(?)は私が大学時代から多く見たことがある。

 このように描かれた舞台の表現法は、安部公房スタジオにも見られ、懐かしく感じた。

 10代後半の若かりし頃の私の微々たる感性が、私の体表面から息をこらし、少しほくそ笑む。

 
 
 後半のクライマックスの部分では4拍子に変わる。

 4拍子は力強く、安定。ノラの心の決断であったのだろうかと納得した。



 勝手な解釈で楽しむ、これぞ、素人趣味の醍醐味かもしれない。

 

 私は10代から本書のノラの生き方が嫌いである。何度読んでも、年を経ても、彼女の生き方に納得できない。

 今回、ノラに対しての拒絶的感覚は音楽劇を見て変わるのか、或いは変わらず嫌いなのかといった実験的鑑賞でもあった。


 だが結果はこうだ。

 舞台のノラを見てでさえ、過去5回ほど歳を変えて読んだ戯曲(小説)の中のノラに感じた時と同様。

 私の場合はノラの生き方自体に釈然とせず、また言い訳にしか聞こえず、原作のノラに腹がたった。

 腹がたち悶々とした気分が続き、朝までほぼ一睡もできなかった。


 結果一晩腹を立てて眠れるほど、ノラに反感を持っていた。

 そういったことを考えると、俳優座の役者さんたちや演出は大変上質でうまく、また良いお舞台であったと考える。

 ノラ役の女優さんも、医者役の俳優さんも表情や表現や間の取り方ががうまかった。

 夫が誘ってくれた俳優座であったが、見てよかったと思える舞台ではあった。何事も経験である。

 ただ、気がつけば10月には神戸があるとのこと。わざわざ東京で見なくても良かったのではないか?といった多少の動揺がちらほら、いらぬことは考えるが良きかなで心の内にしまっておこう。

 また、加藤剛さんなどの舞台を見て見たかったよ欲望は尽きない。

 

 俳優座劇場は客席から舞台がとても見やすく、良い劇場であった。


 周りを見渡すと、関係者や常連の観客の方々がかなり多かったような感じがした。

 おそらく以前は女優さんであったのでかしらんといったおしゃれな装いに身を包まれたご婦人や殿方もいらっしゃった。

 だが、梨園のお内儀の装いとはまるで違う。

 仁左衛門丈のお内儀様の装いなどを見慣れているため、カラフルなターバンなどを巻いた方々を見て、絵本『ナイルのワニくん(喰われたパリジャンヌの衣装)』を思い出してしまったのは、申し訳ない。

 私はお金持ちである方でコート(京都弁で、シック とか落ち着いた、品のあるというくらいの意味合い)からかけ離れた派手めのファッションにとんと疎い。

 

 俳優座のお舞台では、一幕が終わったあとや感動に値する役者さんの歌い終わりでさえ、拍手は全くない。



    しーん しずかだー

    おーい 誰もいないのかー        (谷川俊太郎)状態であった。


 それもそのはず、私は後方席であったが、周りには眠っておられる方々が多くいらっしゃる。


 気になったのは前方席中央席の客すら、誰一人として拍手がなかったこと。

 また、カテコも二度で盛り上がりはなかく、立ち上がるほど感激された方もいらっしゃらなかったようだ。

 無論、感動の言葉や役者名も飛び交わない。会場はお行儀よく、終わりのライトが照らされ帰りを急がされる。

  

 終わってからスタッフ(おそらく、役者さん。話す途中に、雰囲気を醸し出しておられた。)に質問させて頂いた。

 スタッフからは俳優座はいつもこんな状態だと教えて頂く。

「俳優座からはお客さんに、拍手をして下さいとも、しないで下さいともいってない状態です。俳優座はこれまで大体こんな感じです。商業演劇ではないので…」
とおっしゃる。

 舞台鑑賞にあたり、基本は拍手せよとかしてはいけないとかそういった決め事はなく、劇団や興行者からの指図はない。

 確かに俳優座からはお客さんに、拍手をして下さいともしないで下さいともい言ってない状態であるのは、一部を除けば俳優座に限らず理解できる。


 一部歌舞伎役者のようにうまい大向こうには食事を奢ったといったエピソードや、お現在でも大向こうの回まで発足されていることを考えると、例外もある。拍手をしない意味では能楽もまたしかり。


 能楽ですら、すり足の音が聞こえなくなるというのに、橋掛りを戻っていかれる途中でさえ爆発されていらっしゃる観客を見かける。

 逆に言えば、能楽で感激しすぎると、拍手がないという事実もあるのだが。その話はまた別の内容なのでここでは割愛したい。


 私は基本能楽は終了後あまり拍手はしないが、芝居やミュージカルやコンサートは商業演劇や小劇場の演劇に限らず感動すれば拍手をしてしまう。

 観客は心の内なる感動を無意識(あるいは惰性で)拍手という形を借りて役者に答え届けているのだとばかりに思っていた。

 現に小劇場でも、自主公演のような舞台であっても、わかりやすいところでは1970年代に三度ばかり見ただけの安部公房スタジオでも、拍手の渦が巻き起こっていた。

 スタッフのおっしゃる、商業演劇ではないのですから、拍手はないと言った馬鹿げた言葉は他の劇団では当てはまらないような気がするのだが、私は単なる素人観客なので実のところはわからない。

 

 東京ではお上品なのかと思い、ノリが悪いのだろうかと思っても見たが、翌日新橋演舞場のミュージカル『ペテン師と詐欺師』を見ると、関西よりもノリが良かった。

 私は音楽劇『人形の家』を見て、一夜安部公房先生は関西を馬鹿にされていたのではないかと疑ったのだが、ミュージカル『ペテン師と詐欺師』を見て
『これが安部公房先生のおっしゃっていた、関西はノリが悪いと言うことか。』
と、改めて納得したのであるが、東京の俳優座はそういった意味で、もっとノリが悪かった。

 いや、眠りながらも拍手も忘れるくらいに感動なさっておられお上品な観客が多かったのであろう事にしておこう(笑)

 

 お能のように(とはいえ、私は『観世流百番集・続百番集』を用意する程度は、能楽好きである)お行儀よく見たおられた俳優座のおなじみらしい関係者やファンの観客。

 私がスタッフに質問し納得もできずに話し終え、ロビーの夫の元へ戻ると、




       驚いた。


 出入り口近くのロビーいっぱいには多くの役者が出ておられ、お目当の役者さんたちを取り各務観客で大にぎわいであった。

 舞台作品の余韻を楽しみたいと言う感じは受け取れなかった。

 舞台では盛り上がらずの客が、送り出しあるいは交流会(?)で大盛り上がるとは、演劇も世の末と心が滅入る。

 私から見て、俳優座は不思議な劇団と観客と云った構図であった。

 芝居時代は体操内容が深く、いいお舞台であるのに、もったいないなと心底思った!!

 

 宝塚にもファンクラブがあり、親衛隊のような取り巻きがあるが、そういった感じでもない。

 舞台中は眠ったりお行儀よく見ている観客は、くらいロビーの中にごった返し、俳優と戯れておられた。

 

 小芝居をする旅役者の送り出しよりも派手であった。

 各役者への取り巻きの渦はロビーいっぱいを占領し、下品な世界もあるものだとその場を去った。

 小芝居の役者の送り出しなら各観客を一列に並ばせ、握手や写真程度で一定の秩序があり、私のようにそれがいやな客はわきから逃れられる。

 ピアノコンサートでCD購入者に一般客に邪魔にならぬように横の方で一列に並ばせて握手されるので邪魔にはならないし、逆に微笑ましい。

 
 だが、俳優座は狭い出入り口のロビーである。

 出入り口で関所状態は一般客には辛い。


 俳優座は初手から馴染みの客だけをニコニコと相手にし肩に手をかけ、接触し、満面の笑みで写真を撮らせる。

 一般客が俳優の前を通り俳優を見ると睨まれ、そっぽを向かれる。

 まぁ、所詮こういった役者なのかと、打倒の役者に今も呆れ果てる。


 上にも書いた宝塚は、会場も庭も広く、一般人の邪魔にならないところでファンを楽しませておられ、それは関所にもならず、帰っていい光景であると目を和ませられる状態なのである。

 やるなら、一般客の邪魔にならないところで楽しんでくださいと、内心叱りたいほどの、一般観客から見れば非常識な劇団であった。(笑)

 

 舞台を全うされていらっしゃるのだから、舞台で勝負されるだけでいいのではないか、あるいは、公の場ではご贔屓の方にだけ接すればいいのではないかと思ったのだ。

 舞台中は居眠りし、芝居ごに役者とフィーバすると言ったちぐはぐで後味の悪い公演を見たものだと、後悔をした。

 俳優座の先人大役者さんたちや指導なさっておられる有名大役者やスターはこの事実を知っておられるのだろうかとも疑問に感じた。

 芝居が好きで余韻を楽しみたい客向きではない本公演には唖然とした気持ちで会場を後にした。

 

 所詮、貧乏人のたわごとであると聞き流していただきたい^^


       身内は楽しんでおられたことだし
       役者も自己満足されていらっしゃったようだし
       私もある意味東京らしい舞台興行を見ることができ、
       楽しきゃそれでいいんじゃない!!^^ わっはっは


 初日は半額(歌舞伎の初日はチケット1枚で1日見られたような時代を思い出す。)
 例に見た事がないような安価な舞台といった意味が理解できた。
 確か初日はハーフといって、一枚2500円くらい?)。二日目以降でも5000円といった破格値に安い舞台のお値段であった。
 私は旅役者の小芝居ほどのお値段ですものねねと、諦め、同時に、そりゃ、この値段だわ!と納得した。


       すこーん すこーん
       こめだんご

 
 






 ノルウェーの作家イプセンは社会劇の創始者と言われ、特に1879年に発表された「人形の家」は新しい女性像を世に示し、近代劇の出発点となった作品と評されています。その「人形の家」を演出の西川信廣、作曲・音楽の上田亨、作詞の宮原芽映と共に音楽劇として2017年に上演、高い評価を戴きました。
ノーラを演じるのは、その美しく透きとおる歌声で客席を魅了する土居裕子。夫ヘルメルには大場泰正、運命の鍵を握るクロクスタに畠中洋、親友リンデ夫人に古坂るみ子。進藤忠、長浜奈津子の実力派と、オリジナル戯曲には無いアンサンブルを登場させ劇世界を拡げます。


 
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Tokyo 2  ミュージカル『ペテン師と詐欺師』 新橋演舞場 脚本: ジェフリー・レイン   山田孝之 / 石丸幹二 / 宮澤エマ / 保坂知寿 / 大和田美帆

2019-09-08 | 舞台・芝居

 Tokyo 楽しかった順に記録 2  ミュージカル『ペテン師と詐欺師』 新橋演舞場 脚本: ジェフリー・レイン   山田孝之 / 石丸幹二 / 宮澤エマ / 保坂知寿 / 大和田美帆

 

 出演
 山田孝之 / 石丸幹二 / 宮澤エマ / 保坂知寿 / 大和田美帆 / 岸祐二 / 小原和彦 / 坂元宏旬 / 高橋卓士 / 高原紳輔 / 堀江慎也 / 横山敬 / 横山達夫 / 家塚敦子 / 可知寛子 / 小山侑紀 / 竹内真里 / 丹羽麻由美 / 伯鞘麗名 / 福田えり

 脚本: ジェフリー・レイン / 音楽・作詞: デイヴィッド・ヤズベク / 演出・上演台本: 福田雄一

 2019年9月、山田孝之と石丸幹二のW主演で福田雄一が新橋演舞場に初登場!!
 絶対見逃せない騙し合いが開演します!!

 

 とても好きな山田孝之んととても好きな石丸幹二さんが出演の、私にとって超ラッキーなミュージカル『ペテン師と詐欺師』を見ました。


 案外思ったよりも若い男性客も多くいらっしゃり、非常に熱心に見ておられん熱気があります。

 お隣の若い男性も始終爆笑しておられましたので、私も気持ちよく大笑いの連続でございました。


 歌舞伎ではないけれど、声良し、間良し、姿良し!

 歌はうまいは芝居はうまいわ間は良いわ、かっこいいわ面白いわ。


 舞台の後ろ側にオーケストラのステージが設けられ、始まる前は少し下手の団長を開けて、楽器の様子を披露して下さってました。


 話の展開はコミカルでアップテンポで面白く、舞台そのものの場面を切り取っても構図さえ美しい。

 お二人に加えて美しいうまい声の美しい女優軍や超ベテランの声の良いうまい俳優さんが多く出演なさっておられました。


 もう、非の打ち所がございません。


 あの男前の俳優お二人が、今日コミカルな会話を折りたたん問答。

 男前がコメディを演じるとこんなに素晴らしい舞台になるのかと、この舞台でも感じました。


 そしてなんと!!

 歌舞伎や映画を見てあまり笑わない夫が、声を出して笑い、かなり楽しんでおりました。

 やったね!!!


 山田孝之さんのアドリブや突っ走った表現に好感を持ちました。

 すると同じく実力派の石丸幹二さんが山田孝之さんを圧倒させるくらいの暴走をされたように演じられます。

 もうどこまでが脚本で案出か、あるいはアドリブなのかは素人の私には想像だにできません。


 ただ言えることは、完成されている舞台を目指し、観客を楽しませることの徹しておられる、この舞台は素晴らしい。

 それをなし得る実力ある俳優さんたちが一丸となって演じられているこの舞台に心惹かれました。


 昨今、こんなもんでいいだろう、これくらいの芸を見せておけばいいだろう、これが伝統だと言わんばかりの年ウキの伝統芸能の数々の舞台に並行しておりましたので、こんなに素晴らしい舞台が展開していること自体にも感動いたしました。

 
 あまりにも素晴らしかったので、午後の4時五分からチケット販売される歌舞伎座の仁左衛門竹の『勧進帳』一幕見席すら見送ることにいたしました。

 ミュージカル『ペテン師と詐欺師』が楽しすぎて余韻が強く残り、その余韻を大切にしたかったからです。

 余韻は一晩中続き、一睡も眠れませんでした。

 今回、明け方まで興奮の余韻で眠れないような満足のいくミュージカル『ペテン師と詐欺師』を楽しませて頂けたことに感謝します。

 そして何よりミュージカルなど見たことがない夫が、私の趣味に付き合ってくれた事に感謝の念でいっぱいです。

 この舞台は、私の一生の中でも心に残るお舞台の一つです。


 今回の舞台は関西では興行対象になっておりません。

 しかし、万一大阪あたりで興行されたなら、何度かは通いたいと思います。


 ちなみに、感動して眠れなかったよなか、ホテルの豆電球(?)の写真をスマホで写すと、こんなに光り放つんだと思った。

 これって、光の反射す愛で花のようになったと言われるかもしれないけれど、私にとっては舞台が楽しすぎてこんな風に写真が移ったんだと感じます。
 

 本当は写真の真ん中の黄色いいいさなライトだけなのですよ。写真って時々楽しすぎたりすると、その人の心を映すのか知らんとも感じました。


 

 2005年にブロードウェイで初演され、トニー賞10部門11ノミネート、ミュージカル主演男優賞を受賞した傑作コメディミュージカル『ペテン師と詐欺師』。
 テレビドラマの脚本・演出や映画監督としてヒット作を連発し、数多くの舞台でもコメディやミュージカルで人気を博している福田雄ーが満を持して新橋演舞場に初登場します!!
 主演は山田孝之と石丸幹二。数々のタッグでテレビ・映画・舞台と多方面でヒットを飛ばし続ける福田と山田のコンビに、ミュージカル界を代表する俳優・石丸幹二を迎え、全く新しい『ペテン師と詐欺師』が生まれます!
 他の出演には、宮澤エマ、保坂知寿、大和田美帆、岸祐二と人気、実力ともに充実したキャストが揃いました!

 

 ストーリー
 若くケチなアメリカ人詐欺師、フレディ・ベンソン(山田孝之)がやってきたのは、世界中の大金持ちが訪れる高級リゾート地・南仏リヴィエラ。
 既にそこでは凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン(石丸幹二)が、相棒の警察長アンドレ(岸祐二)と共に、大金持ちの未亡人ミュリエル(保坂知寿)をはじめとする富豪の女性たちをダンディな魅力で騙し、荒稼ぎしていた。ふとしたことからローレンスの正体を知ったフレディは、そのオ能にほれ込み、強引に弟子入りを志願する。
 2人は協力し合い、石油王の娘ジョリーン(大和田美帆)を騙すことに成功するが、詐欺師同士、縄張りをめぐって次第に敵対。
 見るからに育ちの良いアメリカ人旅行者のクリスティーン(宮澤エマ)を狙い、彼女から先に5万ドルを巻き上げたほうが勝ちという勝負を行うことに。
 才気あふれる若手詐欺師と優雅なベテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末は―!?


 
 ミュージカル『ペテン師と詐欺師』ポスター
 
 ミュージカル『ペテン師と詐欺師』ポスター
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場 故中村勘三郎さんか…
 
 新橋演舞場
 
 新橋演舞場
 東京行きを決めてからチケットぴあでかろうじて席を確保。
 一階席も三階席もなく、二等席の左のみ空いておりました。
 チケットが確保できただけでもラッキーです^^
 
 二階席から全体を見渡すと、新橋演舞場はこんな感じです^^

 

 
 ミュージカル『ペテン師と詐欺師』 ゲネプロ 2019/8/31
 脚本 :ジェフリー・レイン
 音楽・作詞 :デイヴィッド・ヤズベク
 演出・上演台本 :福田雄一

 
 The Official Dirty Rotten Scoundrels Trailer - West End


 新橋演舞場
 東京都中央区銀座6-18-2
 (歌舞伎座すぐ近く)
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「第7回 ならピ♪Nara piano Friends」 清塚信也 / 西村由紀江 / TSUKEMEN / ならピ♪オーケストラ/ 他  2019年6月1日 やまと郡山城ホール 大ホール

2019-06-11 | 舞台・芝居

 「第7回 ならピ♪Nara piano Friends」 清塚信也 / 西村由紀江 / TSUKEMEN / ならピ♪オーケストラ/ 他  やまと郡山城ホール 大ホール (奈良県)


  2019年6月1日



 先日、とても楽しいピアノのコンサートに行きました。

 クラッシックの簡単な歴史説明に加え、クラッシックありジャズありポップスありのピアノ曲がずらり。

 途中、清塚信也さんの軽快なジョークを効かせた信仰で、会場は大変盛り上がっておりました。


 曲はなじみのものばかりでうまく構成され、もっと聞きたいという気持ちになります。

 クラッシックはしっとり、そして森ががりの場面では大胆で迫力あり。

 また、ジャズやジャズ風アレンジ曲では、学生時代に単行本単行本を片手にジャズ喫茶で過ごした時間を思い浮かべます。


 西村由紀江さんの舞台は拝見させていただいたことがございましたが、清塚信也さんは初めてでした。

 西村由紀江さんはお優しい音色のピアノでした。


 清塚信也さんの素晴らしい運指に、圧倒し、感動しました。

 清塚信也さんのリサイタルに行きたいと思い調べてみましたが、近日、奈良、京都、大阪ではなさそうです。

 アンテナを貼って、今一度清塚信也さんのピアノを聴いてみたいという衝動に駆られています。


 TSUKEMENさんはお三方。

 ピアノ1名、バイオリン2名。バイオリンのおひとりは さだまさしさんのご子息だそうです。

 会場まで出てこられての舞台に、観客は盛り上がっておられました。


 コンサートは3時間40分にも及び、途中10分間の休憩を挟むのみでした。

 大変満足の行くコンサートでした。

 そして、清塚信也さんという素晴らしいピアニストを知ることができました。

 このコンサートは行って良かったと心の底から思えるものでした。



 清塚 信也氏について

 清塚 信也(きよづか しんや、1982年11月13日 - )は、日本のピアニスト。
 東京都出身。トライストーン・エンタテイメント所属、レーベルはユニバーサルミュージック。

 [経歴]
1982年、生誕。日本人の父、韓国人の母をもつ。
1998年、東京交響楽団との共演でデビュー。
2000年、第1回ショパン国際コンクールin ASIAで1位となる。
2001年、桐朋学園大学付属ソリストディプロマコースに入学。
2004年、日本イタリア協会第1回イタリアピアノコンコルソボローニャ部門でボローニャ賞の次の金賞受賞者の一人となる]。
2005年、日本ショパン協会主催ショパンピアノコンクール第1位。
2006年、ザイラー国際ピアノコンクールで3位。
2007年公開の映画『神童』で、ワオ(演:松山ケンイチ)のピアノ演奏シーンの吹き替え担当。
同年、さいたまスーパーアリーナにて、『BYJクラシックス』金聖響指揮/東京フィルハーモニー交響楽団と共演。
2007年12月にワーナーミュージック・ジャパンから3枚目のアルバムで自身初のクラシックアルバム「熱情」を発売。
2010年のNHK大河ドラマ龍馬伝では、第2部から龍馬伝紀行のBGMとして龍馬伝の主題曲をピアノで演奏。
2012年に女優の乙黒えりと結婚。
2013年に公開の映画『さよならドビュッシー』で岬洋介役で俳優デビュー。
2019年8月16日に日本人男性クラシックピアニスト初の日本武道館公演を予定  (ウィキペディアより)



 清塚 信也、今後の予定(清塚 信也 公式HPより引用)

清塚信也KENBANまつり特設ページ公開!
清塚信也KENBANまつり特設サイト
2019年 清塚信也ツアー特設ページ公開!
清塚信也ツアー特設サイト
清塚信也 2019年 コンサートツアー開催決定!!
1月26日(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール
2月1日(金) 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
3月15日(金) レクザムホール(香川県県民ホール)
3月16日(土) 大阪 ザ・シンフォニーホール
3月29日(金) 新潟 長岡リリックホール・コンサートホール
3月31日(日) 富山県教育文化会館
4月13日(土) 日立システムズホール仙台コンサートホール
4月14日(日) 東京 サントリーホール
4月17日(水) 北海道 幕別町百年記念ホール
4月18日(木) 北海道 旭川市大雪クリスタルホール
4月19日(金) 北海道 札幌コンサートホールKitara小ホール

チケット:全席指定 5,800円
一般発売:10月末予定 
※3歳以下のご入場はできません。4歳以上はチケットが必要です。
※会場によっては、料金・年齢制限が変更になる場合がございます。
TBS系ドラマ「コウノドリ」コンサート開催決定!
8月24日(金) 東京 昭和女子大学人見記念講堂 開場18:30/開演19:00
8月26日(日) 福岡 福岡サンパレス 開場15:30/開演16:00
9月8日(土) 大阪 大阪フェスティバルホール 開場15:00/開演16:00
9月13日(木) 北海道 札幌市教育文化会館 開場18:00/開演18:30
9月27日(木) 名古屋 センチュリーホール 開場18:15/開演19:00

チケット料金:6,800円(全席指定・税込)
3歳以下の入場はできません。4歳からチケットが必要です
プレイガイド先行:2018年3月28日(水)12:00~
一般発売:2018年4月28日(土)~
TBS系ドラマ「コウノドリ」コンサート特設ページ
「NAOTO&清塚信也 アコースティック・デュオ コンサート」開催!
日時:2019年12月8日(日)開場13:30/開演14:00
会場:焼津市大井川文化会館ミュージコ
チケット発売日:8月31日(土)
お問い合わせ先:大井川文化会館ミュージコ 054-622-8811
「NAOTO×清塚信也 アコースティック・デュオ コンサート」開催!
日時:2019年12月1日(日)開場13:30/開演14:00
会場:荒尾市・荒尾総合文化センター(熊本)
お問い合わせ:荒尾総合文化センター 0968-66-4111
チケット発売日:8月31日(土)
「清塚信也ピアノリサイタル」開催!
日時:2019年11月6日(水)開場18:30/開演19:00
会場:富山県高岡文化ホール
チケット発売日:8月18日(日)
お問い合わせ先:富山県高岡文化ホール 0766-25-4141
http://www.bunka-toyama.jp/takabun/
「清塚信也ピアノリサイタル」開催!
日時:2019年10月3日(木)開場18:00/開演19:00
会場:鹿児島市民文化ホール
お問い合わせ:鹿児島市民文化ホール 099-257-8111
チケット発売日:5月25日(土)
武道館公演決定!
日程:2019年8月16日(金)
※公演の詳細は随時お知らせ致します。
「清塚信也ピアノリサイタル」開催!
日時:2019年7月6日(土)開場13:30/開演14:00
会場:東郷町民会館ホール(愛知)
お問い合わせ:東郷町生涯学習課 生涯学習課係 0561-38-4111
チケット発売日:4月6日(土)
清塚信也×高井羅人 ピアノデュオコンサート「キヨヅカランド」開催!
日時:2019年6月29日(土)開場16:30/開演17:00
会場:棚倉町文化センター(倉美館)
お問い合わせ先:棚倉町文化センター 0247-33-9610




[出演]清塚信也 / 西村由紀江 / TSUKEMEN / 他 [演奏]ならピ♪オーケストラ

 テレビ放送予定日 6月23日(日)0:50~放送



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