乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

東大寺 聖武祭  練り行列  2015年5月2日   (13景)

2015-05-24 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



   東大寺 聖武祭  練り行列  2015年5月2日    




 聖武祭は聖武天皇の忌日である5月2日に実施される。

 今年は鏡池付近から中門にかけて、楽しんでみました。

 嬉しいことに、例年は舞楽の真っ最中に行列が通るのですが、今年はちょうど幕間の間にお通りになられました。

 ここからは写真のみの記録にて失礼いたします。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ↓ここが中門。ここを通り抜けると、大仏殿です。
 

 

 

 






 ご来場、ありがとうございます。

 皆様、今日も一日、楽しいお時間を紡いでくださいませ。






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今年の柏餅味噌餡は京都のものではなく、伊勢で作られたもの。

2015-05-23 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 柏餅味噌餡



 今年も秋も背で、柏餅の味噌餡の事を書きたくなりました。

 これを書かずば、五月は越えられない。そんな気になる味噌餡です。


 今年の5月は多忙で、京都に帰れていません。

 なので、柏餅の味噌餡は、食べていません
     …と書くべきところですが、今年もいただきました^^

 半年以上前から利用している生○で、幸運にも柏餅の味噌餡が取り扱われていました。


 多少「冷凍」に引っかかりはあったのですが、「今回限り」「西京味噌使用」の文句に惹かれて5パック25個を購入。

 届いた味噌餡は、三重県の伊勢で作られたもの。

 まずは1パックを自然解凍し、いただきましたら、これが思いの外、美味しい。

 子供の頃に食べていた、白い濃厚な味噌餡なのです。


 近年京都買い求めていたのは 南座横の祇園饅頭か、錦(市場)か、京大吉田寮近くの鳴海餅が多かったのですが、どれも白味噌にプラスして普通のお味噌を使用されていており、山椒も多く使われ、西京味噌と白豆だけのシンプルなものは食べることができませんでした。

 ところがどっこい!

 伊勢の柏餅味噌餡は、西京味噌と白あんがベースで、大変懐かしいお味でした^^v

 生○も利用する価値があるなと、この時は大変嬉しく思いました。


 なぜ、毎年飽きずに柏餅の味噌餡の話になるかと申しますと、奈良に住んでからというもの、これがあまり売られてないからなのです。

 またたまたま取り扱われている店の白あんには、申し訳程度のお味噌が使われていて、到底 味噌餡とは言えない代物。

 おまけに、よもぎ餅の中に入った柏餅味噌餡。薄いピンク色の味噌餡といった、馴染みのないお菓子なのです。





 そんなこんなで五月。京都に帰れてないのですが、味噌餡は今年も無事いただくことができましたことを記録しておきます^^v





 みなさん、
 
 拙記録にお付き合いくださいましてありがとうございます。

 感謝感謝でございます。

 


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2015年  春日大社 砂ずりの藤と、山藤  (4景)

2015-05-23 | お出かけ



 春日大社 砂ずりの藤と、山藤




 春日大社の慶賀門を入ると砂ずりの藤がそびえ立っています。

 1メートルも伸びるか言われていると思われる砂ずりの藤の房は、砂にすれるのではないかということ方、こういった呼び名が付けられたとも言われています。

 わたくしたちが訪れたのは、5月2日。見事な藤を見ることができました。

『春日権現験記』にも載っている砂ずりの藤。春日大社を参るたびに、この絵巻物を思い浮かべます。

 

 今年の春日大社から見える山藤は 花が多く、色が濃く、表の年でした。
 
 

 禰宜道など、春日大社の周辺を歩きましたが、どこもかしこも色濃い藤がたわわに咲き誇っていました。

 






 最近、あまり写真を撮っていません。

 今回も砂ずりの藤をかろうじて二枚だけ写していました。

 光が入り込み、見ずらくて申し訳ございません。

 以前に写したものを載せておきますので、見ていただければ嬉しいです。

   2011年 春日大社「砂ずりの藤」と、桃色の「野生の藤」    (20景)
   2012年 春日大社 「砂ずりの藤」と、山に咲く 藤 (9景)
 




 



 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 感謝いたします。









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若草山と藤と鹿     (2景)

2015-05-23 | お出かけ



 若草山と藤と鹿



 東大寺聖武祭が行われる5月2日。この日はとても暑く、雲ひとつない青空でした。

 

 しかも暑いらしく、家族で木陰にいたり、川の中で遊ぶ鹿もいました。

 しかし子供さんが鹿せんべいを見せるやいなや、鹿は焦って近寄る様子が楽しかったです^^

 




          奈良公園にて
          2015年5月2日




       

 




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興福寺 南大門の儀 薪能 2015年 「羽衣」観世喜之「鵺」金剛永謹、「因幡堂」茂山良暢

2015-05-20 | 能楽・狂言


    興福寺 南大門の儀 薪能 2015年 5月16日


 今年も興福寺の南大門の儀と薪能を楽しんでまいりました。

 今年の興福寺の薪能は一日目は雨天のため会館で行われました。
 わたくしたち夫婦は二日目の興福寺旧境内登大路園地薪能を楽しまさせていただきました。

 まずは、南大門の儀
 絵巻物から飛び出したように、僧兵五人が登場。
 僧兵の一人は芝の詮議を行います。

 芝の詮議は半紙三枚を懐から取り出し、高下駄で踏みつけ、芝の濡れ具合を確かめます。
 これにより、芝能が行われるかどうかを確かめたと言われています。
 今は芝能ではなく、舞台上で演じられています。

 別の僧兵は懐から手紙を取り出し、声高らかに読み上げます。
 日本で一番古いとされている1200年の歴史を誇る薪能の様子の一部です。
 
 今年の曲は、「羽衣」と「鵺」(ぬえ)

「羽衣」は中学の頃、わたくしが初めてみた能です。
 面が美しく、夕刻という諸条件も重なって、衣が光を放っておりました。

 また、「鵺」の後半は赤頭、百日。毛槍が心をワクワクと高揚させます。
「鵺」の話は「鵜飼」(うとう)や「阿漕」(あこぎ)などとともに好きな能楽の一つです。
「鵺」「鵜飼」「阿漕」は生業(なりわい)の説明で、民俗学の本では度々引用されています。

 狂言の「因幡堂」
 こちらは半分は歌舞伎の「身替御前」
 しかしながら話の起承転結がしっかりとし、話の展開としては狂言の方が面白味があります。
 歌舞伎はその半分を膨らませ、役者の魅力によって魅せるのでしょう。
「千鳥」を観ると、歌舞伎は話としては単調だといわれる由縁を汲み取ることができます。


 

 

 

 興福寺のお能は、毎年写真撮影禁止です。
 写真は上の三枚のみです。お許しください。




 関係者の皆様、そして会場で楽しく会話をさせていただきました皆様方に感謝申し上げます。
 ありがとうございます。

 皆様
 最後まで拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。
 御礼申し上げます。
 



5月15日(金)

奈良薪御能 11:00~、17:30~ 興福寺/春日大社舞殿 興福寺旧境内登大路園地薪能・野外能

11:00~ 咒師走りの儀 「翁」金春穂高   
17:30~ 南大門の儀  能「巴」辰巳満次郎 狂言「千鳥」茂山童司  能「野守」金春安明

【料金】協賛券4000円、当日4500円

5月16日(土)

奈良薪御能 11:00~、17:30~ 興福寺/春日大社舞殿 興福寺旧境内登大路園地薪能・野外能

11:00~ 御社上りの儀  能「田村」金春欣三  
17:30~ 南大門の儀 能「羽衣」観世喜之 狂言「因幡堂」茂山良暢 能「鵺」金剛永謹

【料金】協賛券4000円、当日4500円







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『子供の日萬葉雅楽会』5月5日 春日大社 萬葉植物園 振鉾 迦陵頻 胡蝶 五常楽 白濱など(10景+1)

2015-05-11 | 舞台・芝居



  『子供の日萬葉雅楽会』   5月5日 萬葉植物園

 子供の日に因んで、接することの少ない日本の古典芸能である雅楽に接して、親しみや理解を深めてもらおうと行われています。
 萬葉植物園の中央にある池の水面に設置された浮舞台において、奈良時代より絶えることなく春日大社に伝承されてきた「管絃」および「舞楽」の数々が、春日古楽保存会・南都楽所により奉納されます。(春日大社 公式HPより)

      
 今年はここ↑ から楽しませていただきました^^

 5月5日こどもの日
 今年も萬葉植物園で『子供の日萬葉雅楽会』と遅咲きの藤と歌にまつわる植物を楽しんでまいりました。

 今年の曲名は次の通りです。

 

 ここからは写真記録で失礼申し上げます。

 

 管弦の部 二曲省略

 
 振鉾(えんぶ)
 
 振鉾(えんぶ)
 
 迦陵頻(かりょうびん)
 
 胡蝶(こちょう)
 

 五常楽(ごじょうらく)
 この日は「序」「破」「急」の全てを奏で、舞われました。
    
    「序」→「破」→「急」   
              [ゆったりとしたリズムのないもの]→[早く、急で、リズムのあるもの]
    「序」→「破」→「急」に合った舞が展開されます。

 
 五常楽(ごじょうらく)
     この曲の「急」の部分に差し掛かると興味深かったようで、外国人の方が私の前に座り、熱心にお写真を撮られていました^^
 
 白濱(ほうひん)
     白濱は日本の白浜ではなく、古代朝鮮半島の地名です。
     途中でリズムや拍子が変わりこう云った音楽は奥が深いなと思いました。


 「五常楽」「白濱」の二曲の衣装には獅子の刺繍が施されています。
 「白濱」は曲の途中で袖を脱ぎます。

 

 
 長慶子(ちょうげいし)
      参会者が退出するときに演奏。これで、『子供の日萬葉雅楽会』は幕を閉じます。



 この日は5月2日の東大寺聖武祭の日や4月22日の四天王寺舞楽大法要の日と同様、一点の曇りもない、太陽が照りつける青空のもとでの鑑賞でした。
 拙い記録ではございますが、最後までお付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。




 関係者の皆様、楽しいお時間をありがとうございました。

 また、舞楽といった未知の世界に誘ってくださいましたS氏に心より御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。
      
 

 
      2015年5月5日   春日大社 萬葉植物園にて



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松竹座の7月大歌舞伎の演目と配役 昼『ぢいさんばあさん』、夜『通し狂言 絵本合法衢』仁左衛門

2015-05-09 | 舞台・音楽 雑感メモ





  松竹座の7月大歌舞伎の演目と配役



 昼は『ぢいさんばあさん』、夜は『通し狂言 絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)立場の太平次(たてばのたへいじ)』だね^^

 家族にはこれから話すけれど、彼はきっと夜の部に行くと思うな^^

 嬉しいね!7月☆



 余談だけれど、洒落で6月は松竹座、8月はオリックス劇場、10月は新歌舞伎座に行くんだよ^^

 みっつとも、歌舞伎役者が演じる舞台だよ。

 中でも6月は初めての演目^^古い演目で、数年前にユーチャーブで見ただけなので、嬉しいよ。



 舞台といえば、9月

 松本幸四郎丈の『ラマンチャの男』も行くよ。

 十代の始めの頃『ラマンチャの男』と『月の六ペンス』のEPレコードをいただいたのがきっかけで、高校から南座で歌舞伎を見るようになった私。なので、一度見てみたいという気持ちが強かったんだけれど…。ついにその夢がかなうのね^^


 
 7月の仁左衛門丈といい、9月の幸四郎丈といい、目尻が下がるほど嬉しい私です^^v


 





大阪松竹座

松竹創業120周年
関西・歌舞伎を愛する会 第二十四回
七月大歌舞伎
平成27年7月3日(金)~27日(月)

昼の部

一、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)

幡随院長兵衛 中村 錦之助
雲助東海の勘蔵 澤村 由次郎
同 北海の熊六 嵐  橘三郎
飛脚早助 片岡 松之助
白井権八 片岡 孝太郎
二、雷船頭(かみなりせんどう)

女船頭 中村 時 蔵
三、ぢいさんばあさん

美濃部伊織 片岡 仁左衛門
伊織妻るん 中村 時 蔵
宮重久右衛門 中村 錦之助
石井民之進 市川 男女蔵
久弥妻きく 中村 米 吉
宮重久弥 中村 隼 人
山田恵助 澤村 由次郎
戸谷主税 市川 高麗蔵
柳原小兵衛 市村 家 橘
下嶋甚右衛門 中村 歌 六
夜の部

通し狂言 絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)
立場の太平次(たてばのたへいじ)

序 幕 第一場 多賀家水門口の場
    第二場 多賀領鷹野の場
    第三場 多賀家陣屋の場
二幕目 第一場 四条河原の場
    第二場 今出川道具屋の場
    第三場 妙覚寺裏手の場
三幕目 第一場 相州倉狩峠の場
    第二場 倉狩峠一つ家の場
    第三場 倉狩峠古宮の場
    第四場 元の一つ家の場
大 詰 第一場 合法庵室の場
    第二場 閻魔堂の場

左枝大学之助/立場の太平次 片岡 仁左衛門
うんざりお松/弥十郎妻皐月 中村 時 蔵
田代屋与兵衛 中村 錦之助
田代屋娘お亀 片岡 孝太郎
松浦玄蕃 市川 男女蔵
お米 中村 米 吉
孫七 中村 隼 人
番頭伝三 片岡 松之助
関口多九郎 嵐  橘三郎
升法印 澤村 由次郎
田代屋後家おりよ 市川 高麗蔵
佐五右衛門 市村 家 橘
高橋瀬左衛門/高橋弥十郎 中村 歌 六
太平次女房お道 片岡 秀太郎





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東大寺聖武祭 2015年 慶讃能『弱法師(よろぼうし)』   東大寺鏡池  5月2日(6景)

2015-05-05 | 能楽・狂言



    東大寺聖武祭 2015年 慶讃能『弱法師(よろぼうし)』   東大寺鏡池  5月2日


 

 今年も夫と東大寺聖武祭に行ってまいりました。

 今年の慶讃能は『弱法師(よろぼうし)』

 一点の曇りもない眩しい青空のもと、鏡池を挟んで楽しませていただいた能楽は喜びもひとしおです。

 写真はここに載せる数枚プラスαしか撮っていません。

 能楽を観世流百番集を開きながら能楽を観聴きしていますと、ついついカメラがなおざりになってしまいました。申し訳ございません。

 今回の能楽と観世流百番集ではかなり言葉が違う場面があり、一部、見失う悲劇に陥りました。百番集には載ってない「四天王寺」などの言葉が何度か出て来ました。高安との関連性或いは説経節の背景を思い描きながら今回の『弱法師』を鑑賞いたしておりました。


 ここからは記録写真のみにて失礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 


 


 最後になりますが、関係者の皆様方、会場で楽しい時間を過ごさせていただきましたご鑑賞の皆様方に、心より御礼申し上げます。





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