乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

128; 『観世流謡曲百番集』より「神歌」「石橋」「俊寛」「小鍛冶」「高砂」など 八曲

2009-08-31 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本



 記録だけ 



 2009年 128冊目



  『観世流謡曲百番集』 から

       「神歌」「石橋」「俊寛」「小鍛冶」「高砂」「安達原」「竹生島」「東北」「神歌」

   



 観世左近 著

 檜書店

 昭和52年4月20日 第1版発行

 昭和52年4月30日 第55版発行



 

『観世流謡曲百番集』 から 「神歌」「石橋」「俊寛」「小鍛冶」「高砂」「安達原」「竹生島」「東北」「神歌」を楽しむ。

 本日は「神歌」に始まり、「神歌」に終わる。



 最近は無性に舞台が見たい。

 歌舞伎が見たい。

 能楽が聞きたい。

 日本はすばらしい。

 日本の伝統芸能はすばらしい。

 とにかく、見たい。



 なかなか行く機会に恵まれないので、百番集を読む。

 声に出したり、へろへろ読んだり、いい加減な事だ。



 ところでこの百番集、【百番集】とパソコンのキーボードを打つと【百晩秋】と出てきた。

 百晩秋か・・・。

 そろそろ秋の夜長、読書には最適かもしれない。

 外では秋の虫たちが合掌している。

 もう、八月も終わり。




 

 記録のみにて失礼いたします。

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127; 『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅 ’09~’10』

2009-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)






記録だけ 2009年度 127冊目                 



  『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅 ’09~’10』

                                      

 

 「地球の歩き方」編集室

 2009年4月2日 初版

 2009年4月24日 改訂第6版   

 313ページ 2100円 




『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅 ’09~’10』を楽しむ。

 ’09~’10は写真が増え、欲しい情報が多い。

 芸術面(音楽や工芸や詩)や学術面(遺跡や歴史)の記述が充実してパワーアップ。

 読みものとして楽しめる構成となっている。

『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅 ’07~’08』も面白かったが、『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅 ’09~’10』は良い。

 すばらしいガイドブックだと思う。




 伝統音楽のCDが手に入る店の案内はありがたい。

 現地で何度も困った事がある。

 こういった事が載せられている志の高さ。

 地球の歩き方のセンスは優れていると感じる。

 


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雑記   円高

2009-08-31 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 銀行に行く。

 案の定、円高。

 ドル急反落、92円台後半。

 ユーロ=132円45~48銭。

 ドルは去年より20円、ユーローは30円位は安いような。


 ただ、記録だけ。

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名古屋城で勘三郎丈の『法界坊』

2009-08-31 | 舞台・音楽 雑感メモ



 知らなかった。

 友人から電話をもらい、はじめて知った。

 名古屋城で『法界坊』がある事を・・・。



 チケットはまだあるらしい。

 友人と二時間余り話し込んだ後、歌舞伎美人を丹念に探す。

 あった。

 届いても見もせずいい加減に消去していた歌舞伎美人。

 探す事 六十秒。

 確かに平成中村座の案内は載っていた。



 だが、知っていても行けなかったわたし。

 日程的にも無理。

 遠くに行くのも家族の手前、気が引ける。

 だが、勘三郎丈の『法界坊』はみたいなぁ・・・と、思う。



 友人は昼夜楽しむとの事。

 和装で名古屋城というのも乙なものかもしれない。

 土産話を楽しみにしていよう。

 彼女の目は鋭い。



 そもそも友人から電話がかかった理由は、京都の年末の顔見せの件。

 今回の先日とは別の友が、情報を仕入れて電話をしてくれたそうだ。

 ありがたい心づかい。



 友人は昼夜共見るという。

 夜、日を合わそうというお誘いをいただいたが、多分家人も一緒かも知れないので、辞退する。

 それなら昼の部をといわれたが、私はまだ決めかねている。
 
 2009年8月30日を境に私の中で何かがうごめき、貯蓄意欲は今までよりもさらに高まる。



 友人は近いうち おめんにいこうと誘ってくれる。

 おうどんを食べて、甘党の店に移ることになるだろう。

 おそらく着物姿の友と普通の洋服のわたし。

 彼女の軽快な話の切り口に、話がはずむ事だろうと楽しみにしている。



 
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Photoshop ・・・、そして 解決

2009-08-31 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



     Photoshop Elements 6





 いやはや、調子が悪い。

 夜、漠然とテレビを眺め、時間をぼうに振ってしまう。

 どうにもならないので、明日、朝一番でAdobeに電話してたずねようっと。

  Photoshopなら、手の打ちようがあるかもしれない。

 






 朝を迎えて、Adobeに電話をした。

 そして現在 11時半。



 ただいま、やっと解決。

 電話する事 1時間半。

 難しいので、家人に頼んだ。

 複雑にデーターが入り込んでいたので、消去するのに手間どったもよう。

 普通は簡単に消せるのにな。



 消してしまえば、後はスムーズ。

 助かった。

 これでまた Photoshopで遊べるよ。



 Adobeは親切丁寧だよ。




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あべ一座旗揚げ公演 『あべ上がりの夜空に』 阿部サダヲなどABEさん多数出演  宮藤官九郎

2009-08-30 | TVで舞台



       あべ一座旗揚げ公演 『あべ上がりの夜空に』 




 テレビで、あべ一座旗揚げ公演 あべ上がりの夜空に を、みた。

 あべ一座旗揚げ公演 『あべ上がりの夜空に』は知らなかったので、阿部サダヲさんの芝居だと思ってたんだ。

 ところがふたを開けると、あべづくし。

 面白い部分とだれた部分が交互にあったな。

 なんだかNHK臭の濃い公民間的舞台だった。



 阿部サダヲさんと田辺誠一さんが出てこられると、面白かったよ。

 阿部寛さんは一般民衆の方には気遣いが感じられた。ちょっとした優しさがここかしこに感じられ、好感が持てる。

 私は舞台や番組で 芸能人が芸能人をからかうのに大しては肯定的だが、芸能人が一般人をからかう笑いはきらいなんだ。

『吉本新喜劇』と昼番組みの『◯◯と◯』の違いみたいなものかな(笑み)



 舞台(テレビ)を見ていて、田辺誠一さんは TAN【 ABE 】で【 TAN a】を棚上げして【 ABE 】過渡思ったが、どうも考え過ぎのようだった。

 舞台は NHKホールで楽しまれるべく、簡素でわかりやすい。

 

 後で娘に尋ねてみると、テレビを見てもいないのに、あべ一座旗揚げ公演 『あべ上がりの夜空に』の事はくわしく知っていた。

 若いな。

 ・・・情報のない怖さ。

 ・・・を重ねていく怖さ。

 もう少し好きな分野くらいは 行かなくてもアンテナを張り巡らすべきだなと痛感。

 このままでは益々感性がさびていくよ。

 これこそ恐怖かもって感じた。






 構成・演出 宮藤官九郎

 音楽 阿部義晴(fromユニコーン)

 出演
 
 阿部サダヲ 

 阿部力 

 あべ静江 

 安倍麻美

 あべこうじ
 
 アベディーン・モハメッド 

 阿部進之介 

 阿部亮平
 
 阿部定忠治 β(本名 安部謙太)

 安倍エレナ
 
 阿部寛 

 田辺誠一

 全国のあべさん


 総合司会 阿部渉NHKアナウンサー 



                収録 7月11日 NHKホール


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0、X、1、2、3、4、5、6、7、8、そして 足掻き

2009-08-30 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 0、X、1、2、3、4、5、6、7、8、

 やるべき事もいっぱいだが、もはや時間が限界

 先日は一日中本でも読んでまどろんでいたいなどとたわけた事を書いていたが、

 そんな悠長な事を言っていられない


 とりあえず美術展などの遊びはあきらめて、今日から、Aをしよう。

 それからB。

 足掻きを楽しむ時がある。

 忙しさを感じるのも、幸せなもの。

 


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『国家安康』『君臣豊楽』の銘文が刻まれた鐘楼  京都東山 方広寺

2009-08-29 | お出かけ



  



                     

  



        方広寺



 京都国立博物館威嚇の方広寺に行ってきました。

 この辺りには豊臣秀吉ゆかりの『耳塚』『豊国神社』『方広寺』があります。

 先日は『耳塚』『豊国神社』を載せましたが、今回は『方広寺』を記録したいと思います。



 ここ『方広寺』の境内には『大仏殿』がありましたが、豊臣家滅亡後、徳川家康によって破壊されました。

 現在残っているのは大仏殿の石垣と豊臣家滅亡となったきっかけの鐘楼『国家安康の鐘』の二つです。



 鐘は秀吉の子の秀頼によって鋳造されました。

『国家安康』『君臣豊楽』の銘文が刻まれています。

『国家安康』(こっかあんこう)『君臣豊楽 子孫殷昌』(くんしんほうらく しそんいんしょう)と言う文句が刻まれていたのです。



 秀吉の死後、豊臣家滅亡の機会をうかがっていた徳川家康に側近が『国家安康』『君臣豊楽』に対し、

    『国家安康』     →家康の”家”と”康”を切り離している。

                これは、家康の頭と胴を切り離す


         ⇅


    『国【家】安【康】』 → 家康家の分裂祈願

    『君臣【豊】楽』   → 『君臣豊楽 子孫殷昌』と豊臣家の反映を願っている


など、豊臣家は徳川家の滅亡を願っていると、入れ智恵しました。

 これによって豊臣家に対して大坂の陣のきっかけとなったという有名な鐘だそうです。



 方広寺の方が、鐘のようすや歴史の流れを教えて下さいました。

 私たちが行った時には修学旅行の高校生が何人か熱心に鐘を見ていました。

 鐘の内側には淀君の幽霊の恨みがにじみ出たといわれている白いお姿が認められました。

 方広寺の方は長い某を指して 『国家安康』『君臣豊楽』の銘文や淀君の幽霊を得意になって話して下さいました。




              小学館 『日本歴史観』参考

              京都東山 方広寺にて





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京の大仏殿の石垣   京都東山 方広寺

2009-08-29 | 美術・文様・展示物








 写真は京の大仏殿の石垣です。

 もとは京都国立博物館から続いていたそうですが、今は再建された方広寺のあたりに石垣が残っています。

 方広寺は向ってみると、豊国神社のすぐ左横です。

 ここに奈良の大仏と同じくらいの大仏があったのですね。


 この辺りは今も地名として、大仏の名が残されています。

 派出所にも堂々と『大仏前交番所』と書かれていました。


              京都東山 方広寺にて


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『時平の七笑』  初代 並木五瓶 作と 『大鏡』の「時平の笑癖」

2009-08-29 | 舞台・音楽 雑感メモ






             『時平の七笑』  初代 並木五瓶 作




『時平の七笑』(我當丈)ってどんなのでしょう?

 今年の南座顔見世興行の夜の部で張られる予定の『時平の七笑』

 ・・・という訳で、調べてみました。



 歌舞伎『時平の七笑』は『大鏡』の「時平の笑癖」と深い関係にあるようです。

 本棚から『大鏡』を引っ張りだしてきましたが、わたしには読むのは面倒そうです。

『大鏡』の「時平の笑癖」を少し記録しててみましょう。





        ーーーーーーーーーーーー
        『大鏡』の「時平の笑癖」
        ーーーーーーーーーーーー


【 もののをかしさをぞえ念ぜさせたまはざりける。笑ひたたせたまひぬれば、頗(すこぶ)ることも乱れけるとか。 北野と世をまつりごたせたまふあひだ、非道(ひだう)なることを仰せられければ、さすがにやむごとなくて、 せちにしたまふことをいかがはと思(おぼ)して、「このおとどのしたまふことなれば、不便(ふびん)なりと見れど、 いかがすべからむ」と嘆きたまひけるを、なにがしの史(し)が、 「ことにもはべらず。おのれ、かまへてかの御ことをとどめはべらむ」と申しければ、 「いとあるまじきこと。いかにして」などのたまはせけるを、「ただ御覧ぜよ」とて、座につきて、 こときびしく定めののしりたまふに、この史、文刺(ふんさし)に文挟(ふみはさ)みて、いらなくふるまひて、 このおとどに奉るとて、いと高やかに鳴らしてはべりけるに、おとど文もえとらず、手わななきて、やがて笑ひて、 「今日は術(ずち)なし。右(みぎ)のおとどにまかせ申す」とだに言ひやりたまはざりければ、 それにこそ菅原(すがはら)のおとど、御心のままにまつりごちたまひけれ。】

 


 

『時平の七笑』は 初代 並木五瓶の作品。

 本名題『天満宮菜種御供』(てんまんぐうなたねのごくう)の 一場を抜き出す。

 明治になってから福地桜痴が改作したとされる。

 他に『菅原伝授手習鑑』が有名だった事やもとはこの芝居は長過ぎた(九幕十二場)という理由で、大正以降は演じられなくなったそうだ。

 

 道真を謀り流罪の藤原時平公。

 騙されてすごすごと筑紫に落ちていくその姿を 大笑いするというものだそうです。

『七笑』

 いったい我當丈は、どういった呼吸やリズムで笑われるのでしょうか。

 興味があります。

        


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友人から南座顔見せの演目ファックスが届く喜び

2009-08-29 | 舞台・音楽 雑感メモ






 京都の友人からファックスをいただいた。

 南座顔見せの演目などが新聞に載っていたらしい。



 今年はなかなか南座暮れの演目を知る機会がなかった。

 顔見せ情報が見えてこない。

 ここ一週間がそわそわして,この人と思う見巧者みんなに顔見せ情報を問うていた。



 そしてやっとの事、わかった。

 京都新聞に載ったそうである。

 持つべきものは友。

 涙がちょちょびれる。



 ところで今年の顔見せも、昨年と同様。

 私にとって! は、夜が良さそうな予感かと思う。



 昼は『佐々木高綱』がある。

 私は梅玉丈は好きだが、演目『佐々木高綱』の筋書きは苦手である。


 仁左衛門丈の『お祭り』は鯔背で楽しいし、藤十郎丈の『封印切』破そつなくしっとりおよび迫力ありでみせて下さるだろう。いずれも好きだ。


 仁左衛門竹の『お祭り』は舞台を思い浮かべるとほくそ笑むな。

 ずらり並んだいい役者。

 首抜き衣裳の男前は仁左衛門丈。きれいどころも

 気になるところ。

「やぁやぁやぁやぁ。」
と自分も並んでみたい気分。



『封印切』で興味深い事がある。

 梅川が秀太郎丈で、おえんさんが玉三郎丈。

 私は秀太郎丈のおえんさんが好きだが、あえて秀太郎丈が梅川ではおえんさんが玉三郎丈といった配役か?と思うと、笑むわたし。

 この『遊び心!』は、楽しいな。

 松竹、あっぱれじゃ。いや、ストレートで、見たかったかな?

 
 他『一條大蔵譚』

 これは菊五郎丈と時蔵丈(ワァイ!時蔵丈だ)。

 仁左衛門丈もいるのに、松嶋屋さんじゃないんだ。

 もちろん菊五郎丈も好きだけどね。



 昼は好きな役者が多く 丈、丈、丈と首は長くなるばかり。


 こんな風に書いていると昼の部も行きたくなるな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 夜の部はおっと、仁左衛門丈の『助六曲輪初花桜』があるよ。(嬉)
 
 揚巻は玉三郎丈だとさ。きれいだろうな。

 我當丈の意休と藤十郎丈の新兵衛か。いいね!


 菊五郎丈の『土蜘』(喜)

 
 ところで 『時平の七笑』ってどんなのだろう?

 私は歌舞伎知らずだから、これは見た事がないな。

 時平は我當丈だそうだから、見応えはあるのだろう。

 ただ!なんで 『近頃河原達引』じゃないのと、ショックは大きい。

 松竹さん、頼みますから松嶋屋さんで!できれば我當丈の『近頃河原達引』を関西でみせとくれやす。


 あと、翫雀丈と愛之助丈の『石橋』があるよ。

 私は翫雀丈も大好き。愛之助丈もね。


 夜の部も好きな役者さんがいっぱいで  丈、丈、丈とろくろ首

 あたしゃあんたに首ったけ!って、何人いるのん?状態。

 まぁ、人生 楽しんでいきましょうね、はい。





                2009年12月 京都南座 顔見せ




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中村勘太郎丈、2012年に六代目中村勘九郎を襲名

2009-08-29 | 舞台・音楽 雑感メモ



    

 (写真は京都の豊国神社で見たひょうたん型絵馬。多分 五代目の勘九郎(時代)のもの)


 


 2009年8月26日

 歌舞伎役者のの中村勘太郎丈が2012年に六代目中村勘九郎を襲名するとのこと。

 やはりな!と、納得。

 勘太郎丈は今年の10月28日に女優の前田愛さんと結婚。

 おめでた続きではないかと思いつつ、前田愛さんって一体どんな人だろうと想像する私。

 多分、かなりかわいらしい方なのだろうというところに、落ち着く。



 2012年といえば、まだ三年先。

 Gahahaha、ha・・・。

 鬼おろか天狗まで笑いそうな気配。



 一瞬来年かと勘違い。
『しめしめ!久しぶりに関西で勘三郎丈が見られるぞ。』
と思ったが、ぬか喜び。

 六代目中村勘九郎の襲名公演は席が取れるかと今から心配。

 多分勘三郎丈も南座や松竹座出演。

 ここしばらくぶりなので、嬉しいと感じる。

 お父様は相当な人気との事で、一般客の私はいつも難儀している。
 


 そういうと来年五月から共の会のシステムが変わるらしい。

 関東用と関西用が共通になったものだから、さぁたいへん。

 いい席が埋まりそうな予感。

 私みたいに芝居遠征をしない人間にとっては、つらいものがあるかな?(爆)

 それでもネットから好きな席を予約できるようになったようだから、メリットは大きいのかも?

 最も、友の会会費もアップするようだけどね(笑み)



 勘太郎さんもいいけれど、もういい加減幸四郎丈をなんとかしてほしい。

 親子三代襲名ってのがうれしいんだけれど、金太郎ちゃんはまだちいちゃいし・・・。

 松竹さん、なんとか頼みますよ。

 幸四郎さんですよ!幸四郎丈をよろしく!

 賛否両論あるようですが、芝居によってはかなりいい味だしまっせ!!

                  と、今日は半端に大阪弁で松竹さんに迫る。

 

 
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2009-08-28 | お出かけ





 気がつくと、稲に花がついていた。

 今に季節の稲と同じ色の米の花。

 

 ところどころ何も植えずに水を張った田がある。

 水鳥が戯れる。

 この季節の一こま。



 何も植えてない田畑の草を刈る。

 雑草を焼く。

 農家の方はいつの季節も忙しそうだ。

 これから何を植えられるのだろうか?

 タマネギ?ジャガイモ?

 子どもが幼い頃に家庭菜園をした事があるが、私にはわからない。



 今年は不思議な年だ。

 大和川沿いの道路で亀を見ない。

 例年なら雨上がりの後にのっそりと歩く亀を見かけたものだ。

 車にひかれた亀の多さに心を痛めた事もある。

 今年はミニバイクを止めて、のろのろ歩く亀を助けた事は一度もない。

 亀を見ない。

 不思議な年である。



 川の中にはいるのだろうか?

 大和川を覗くと、魚も亀も少ない。

 川岸で鳥は戯れている。

 白い鳥が例年より多い。

 大和川は美しくなりつつあるといわれているが、白い鳥が多い。

 白き鳥が多い川は汚れているといわれている。



 亀。

 幼少の頃、小さな亀を飼った事がある。

 小さな水槽に入れて、毎日眺めていた。



 ご近所の長老が、亀を飼うと縁起が悪いと忠告された。

 父と私は、なついた亀を池にはなった。

 悲しい思い出。



 そして、亀。

 我が子が小さな頃、奈良にこしてくるまでの間、野生の草亀と一緒に暮らした。

 草亀は庭をのそのそと歩いては、チンゲンサイなどの新芽を食べた。

 プランターは丸裸。



 草亀のためにプールを用意してやった。

 草亀は泳げず、溺れそうになった。

 慌てて助ける。

 亀は庭をのそのそと歩いていた。



 草亀はいつも首をのばして、私のいる部屋の方向を眺めていた。

 私が鰹節を持っていくと、くしゃくしゃの顔で、目をしばしばさせていた。

 亀の目は大きい。

 草亀は、鮮明に刻まれた京都の思い出である。



 それにしても、今年は亀を見ない。

 大和川の亀は、一体どうしたというのだろう・・・。

 



 


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辻堂 2   法隆寺近くの『三辻堂』と『四辻堂』

2009-08-28 | 民俗考・伝承・講演




                 

 上の写真は一枚目の三辻堂のお地蔵さんを大きくしたものです。



 上下の写真と、いずれも法隆寺一丁目。

 同じ場所です。


                 


 上の写真は法隆寺一丁目で見た三辻堂です。
 
 近くに畑を手入れをされている農家のおじさまにお話を伺いました。



「あれは三辻堂ですねん。道が三つに分かれてますやろ。」

「法隆寺のですは。法隆寺の土地。法隆寺と書いた石が両側に置いてありますんや。」

「法隆寺のやったら、税金がかかりまへんやろ。」

「法隆寺は土地を返しよりませんねん。」

「法隆寺かて自分のもんやいうたら、はなしませんわ。」

             (奈良弁がまちがっているかもしれません)


  
 おじさまは農具を運ぶ手を休めて、にこやかに話して下さった。



 こういった『寺と住民』或は 『寺と寺』の確執は、京都の東福寺を始め 時々色々な所で 地元の方に聞く事がある。

 長くその土地に住んでこられた方々の満足と鬱憤が噴き出した形だろうかとも思われる。

 おじさまは私にちょっとした不満をぶつけられているようであった。





 上の写真は、法隆寺のすぐ脇の四辻堂。

 広い道が十字路になっている。

 ここのお地蔵さんは以前にもこのブログでも何度か紹介した事があると記録している。

 本当は上の写真のお地蔵さんの左にはまだ続きがある。

 左には、倍のお地蔵さんが並んであおられる。

 ずらりと並べられた地蔵は通る私たちを見守って下さる息吹を感じさせる。

 無造作におかれた地蔵だが、法隆寺の寺の壁のすぐ際。

 ここもたいそう立派な辻堂だと考える。




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辻堂 1   池の前のお地蔵さん 二ヶ所  法隆寺および斑鳩神社の近くにて

2009-08-28 | 民俗考・伝承・講演







『辻堂 1 』  
          斑鳩の池の前のお地蔵さん



 上も写真は昨日見た大きな治水前におかれたお地蔵さんです。

 一枚目じゃ低い位地に。少し行けば斑鳩神社という場所です。

 二枚目は私の胸の高さよりも高くつくられた台座(?)におかれていました。

 いずれも地面とは区別して、高さの差こそあれ、位地は高くなっています。


 なぜ。治水の前二カ所で辻堂を見ることができるのでしょうか。

 池との境目にお地蔵さんをまつられる先人は、何を考えておられたのでしょうか?

 

 水の貴重さ、五穀豊穣、水争いを静める、水には(龍などの)何ものかが澄んでいたと考えられて境界においた、不幸があった、池をつくる上での(四つ足或は二つ足或は魚の生け贄や人柱などの)何かドラマがあった、水で村人の生活を守ると信じられていた・・・などの中に答えはあるのでしょうか?

 どのように考えられていたのでしょうか?

 いくつもの考えが浮かびますが、実際のところはわかりません。



 誰かに訪ねてみたかったのですが、あいにく池の回りはひっそりとしていました。

 池には鳥もおらず、青藻が以上発生したところが池の一部にありました。

 池のへりに生えた猫じゃらしが、秋風になびいてお地蔵さんの頭をなでています。

 これもまた、夏の終わりの斑鳩です。




          奈良県 斑鳩町

          法隆寺および斑鳩神社 近くにて


               2009、08、27




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