遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

重い話

2008-08-25 17:34:25 | ブログ

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もしも貴方が難病だったらという重い記事を読んで

憂鬱です。

難病になっても生きていかなければいけない

家族が重い病でそれを支える

どういう場面でも

重いです。

でも、ありうることですし

自分の子どもが

結婚後重い病で相手の家族に不幸せな思いをさせる

というのもつらい。

大切なのは多分

その中をどう生き抜いていくかということなのでしょうが

もう亡くなった私の友人は

結婚後すぐに癌で夫を亡くしました。

その不幸な出来事を受け止めかねた

ご主人のお母様は息子さんの早すぎる死を

結婚のせいにして

お嫁だった彼女と

その婚家先は断絶しました。

嬰児を抱えた友人は、母一人息子一人で働いて生きてきました。

ところがその彼女も癌に侵されてしまいました。

苦しい治療の枕元で中学3年生の坊やは泣いたそうです。

「お母さんは、死んじゃいやだ。

ボクは一人ではやっていけない」

懸命の治療の結果、ともあれ

職場に復帰できました。その頃知り合ったのです。

職場では体力の奪われた彼女が

緩やかに働けるように

対応していたと思います。

彼女は暗い顔を見せることは殆どなく

良く笑いましたし

澄み切った的確なアドバイスで

職場の、とりわけ女性たちのリーダーでした。

病気の彼女にいつも励まされていたのは

健康体を持つ私たちだったのです。

その彼女も、再発、治療と、油断の出来ない日が続き

何度も入院を繰り返し

本当に苦しい治療にがんばっていたお母さんに

大学生になった息子さんはこう言ったそうです。

「おかあさん、もうがんばらなくてもいいよ。

僕はもう一人でも大丈夫だから」

その後しばらくして彼女は永遠の眠りについたのです。

私は彼女と2年しかお付き合いできませんでしたが

豊かな思い出を頂き

人生の中ではつらい時機にめぐり合ったので

とてもとても

励まされました。

それからもう20年以上経ちます。

今ならもっと命は守れたかもしれないと

思うのです。

この方のお姑さんのことを思うと

やるせない思いの持って行き所がなかったのだろうと思うし

重病をめぐっては

きれいごとではすまないことをいろいろ考えます。

コメント (4)
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クイーン

2008-08-25 07:34:11 | 本と雑誌

2745161128_2 この本は                                                   早読みは出来ません                                                   ひとつの文章の中に膨大な情報が                                      入ってます。                                              私は外国に殆ど言ったことがなく                                     この島国の中を世界として暮らしてきたので                               ヨーロッパ、アメリカの                                             宗教感覚が良くわからない。

赤毛のアンにも

カナダの中のイギリス系フランス系の階層的な背後関係

????

というのもあった。

宗教を持っていることって

神に祝福された存在と考えるのだろうか?

カソリックとプロテスタントと

日本人の良くわかってない私みたいなものから感じるのはどっちもクリスチャン

という単純なものだけれど

いろいろありそう

それがわからないと読み取れない

しかも実際に突き動かしてるエネルギーは経済問題だ

全く

テロとの闘いなんて

正義漢のフリをして

石油をわが手におさめたいだけじゃないか

と思うことばかりだけれど

神に祝福された存在、と旗を掲げるやり方って

昔からなのね。

まあ、じっくり読むことにする

コメント (6)
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