マーブリング(墨流しの技法)
フロッタージュ(肌合いをこすりだして写し取る)
こういう技法を教えて
胴体部分は既定の紙に
フロッタージュ
あとの 人間の部品は
マーブリングした紙で 自由にコラージュして
作られた
中学生の作品
検索するうち
この授業案に出会った
KINU洋画会のコラージュ アッサンブラージュの課題は
こういうものかもしれない
子供は とらわれることなく こういう技法をつかって 偶然できたもので
喜んで絵を作る
こういう作業は 結構子供を開放する
うまく描けない とか 対象に似てないとか 気にしがちな子供
そういう気おくれを壊して 楽しい気分で絵を作れる
大きく 子供が絵を描くときの発達を考えると
★意味付け期 ワイワイ画用紙とクレヨンを振り回してできた形に
気がついて 物語を作り始めて語る
★知的リアリスム期 知っているものを 図形という記号や概念を使って
絵を作り出す
★視覚的リアリスム期 どういう風に見えているんだろう
ということを 客観的に検討し始めて 絵の中に描こうとする時期
この三段階は 人の発達に中で 繰り返すのかもしれない
(歴史の中でも)
子供の場合 発達につまずきに出会うと
幼児がえりはよくやる
そうやって 自分を開放し 力を蓄えて
また 生きていく
意味付け期が 幼児っぽいって 意外と違うかもしれない
知的リアリスムが視覚的リアリスム期よりも 程度の低い認識だとは言えない
KINU洋画会のコラージュ アッサンブラージュの課題は
大人のための 概念砕き 大塚先生はそれを狙っているか?
大人のお絵かきは 描写に取りつかれるものな
こういう
立体的なの(これ 結構平面的だけど)
アッサンブラージュという
私はこういうのを見ると
発想があって 素材を集めたんだろうか
素材があって
インスピレーションがわいたんだろうか?
と思う
それは
相互に作用したかもしれない
ピカソの場合
素材があって インスピレーションがわいて
今度は それを道連れに 素材を見つけに行く感じがする
おまけに
作者には独自の哲学めいたものがあるので
見るほうは 森に迷い込んでしまう気がする
どっちにしろ 芸術作品のほうは 鍛えぬかれた直観力と構成力に磨かれてるが
子供の場合 巧まざる 構成力だ