観察力が弱いので
何もわからなかったが
それでも
福島に行ってよかった
高校の総文祭 ツイッター上ではだいぶ問題になっていたけれど
全国から若者が集まって お宿もいっぱい埋まって
にぎわったか?どうかもわからないけれど
黒いおそろいを着た長野のグループが皆同じマスクをしているのを見て
ほかのも ポチポチとマスクをしているのを見て
親御さんは
まだセシウムは漂っているという報道もあったし
さぞ心配なさったのだろうと思った
それでも
群れになっている若者を見て
そうだよな
老いも若きも一緒に暮らせる町や村でなくてはいけないなと
改めて感じた
私は福島の子供たち せめて夏休みは空気のきれいなところで
キャンプとかできたらいいのにと思った
子供には汚染の少ない食べ物がいくようにと
思っていたが
ある若者が そういう考え方は嫌いだ
じいちゃんばあちゃんにも安全なものを食べさせたいよ
と書いていた
そもそも 老いと若きが一緒に暮らせない
都会に集中しすぎる
それがおかしいよな
だいたい原発立地に選ばれたところは
過疎で大変だった
美しいところが 過疎で大変って 変だよね
わが住む地域も 若者は少ない 仕事がない
若者は住みにくい
ある程度人口がないと ある種のお商売は成り立たない
それでどんどん過疎化が進む
それ 考えてみれば異常だ
東京で電気いっぱい使ったんだから 原発の廃棄物
そっちで引き受けろよ
という説もある
もっともな話だ
集積した汚泥は もう原発が一基あるか?というぐらい
東京でたまるぞ という話もある
原発って差別の集積だな
福島に行ったら 桃売っていた
桃の名産地なのね
売れないということもなく高値で取引されているそうだ
福島に住んでいれば どこ産?なんて言わず
出回っているものは 検査されているもの大丈夫と
食べる人は多いだろうし
でも子供には外国産や西のものを食べさせるという人もいるかもしれない
茨城に住んでいると
ご近所産 自家産 気にせず食べる
福島茨城は農産物 作るな! と吼えている人もいるけれど
人殺し呼ばわりまでするけれどさあ
県民になってみ?
ア そうか
県民になっても外国に逃げるか?
それはそれで個人の自由だ
あるツイッターで 放射脳(変換間違え 放射能は感染しません 放射脳は感染するかも 私のブログ 感染していると敬遠されている)
は感染すると言い出した人がいて
別の人が かなり頭にきて ありえません!
って怒っていた
私もわが県に来た福島の人に放射線測定器を当てた写真を見て
かなり頭にきた
そんなものを出すから 福島の人がひどい目に合う
と思ったけれど
除染されずに輸出しようとした車から放射線が測定されて
放射化した!と騒いだ人が居たんだ
そう簡単に放射化はしない
放射性物質いっぱいくっつけたままの車だっただけのようだけれど
総文祭が中止になったら
みんなは安心だったかもしれない
あと二日あるけれど
無事に全日程が元気にできるのがいいなと思った
高校生たちは
実際に福島にきて
事前のいろいろ ここであった交流から多分たくさんのことを考えたに違いない
合唱の曲目のなかにも被災地への思いを歌ったものがかなりあった
ここでの体験を持ってまた全国に帰っていくのだな
と思うとリスクを浴びた以上の成果があった気もする
私自身 福島が危ないなら それは日本人みんなが危ないんだから
分かち合っていいと思う それは強制しちゃいけないけれど
総文祭を開催しちゃったのは 結局強制したことになるけれど
難しいね
福島産の桃
お土産に買ってはこなかった
やっぱり福島産の桃って 実際問題としては喜ばれない
皮ごとは食べないほうがいいと聞いて
皮ごと食べられる桃のほうがいいと思う
これが本音だ
でも 福島に住んでいれば やっぱり桃は福島でなくちゃね
といって
皮をむいて食べるだろうな
わが 茨城の梨 雹で売り物として収穫できなくなった
というので
武蔵は東京に送るのはあきらめた
梨は皮をむいて食べるな
雹で傷んだのは自家用に買って頂く
分かち合わなければ 食糧不足になるんじゃない?