遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

忘備録

2012-05-28 23:08:20 | 絵画

画面を作っていて

そこに安直に空間的なものが入ってくると

批判されるということを聞いた

突然わかったワ

良く大塚先生が 木の幹は茶色葉は緑というようなね

ローカルカラーで描くと

いろいろおっしゃるが

子供のころ思ったこと

じゃあ

見えもしない色を使うのか?

って

そうじゃないのだな

そこで不用意に たとえば自分が作っている空間の中に

空に青が刷かれていたら

それは 無自覚無意識の習慣でおそまつに乗せた色

絵を壊す 陳腐な空間性を与えてしまうもの

ああ そういうことか!

無自覚無意識は多いから

だいたい構築する気がないから

前途多難だ

でも絵の中にただの勢いで描いてしまったものが

見て取れる目

というのがあると分かった

考えてみよう

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 ただ今雷ゴロゴロ中

2012-05-28 14:49:41 | ただの記事

 

 

 




唸ってます

雷落ちてますねえ

42_281503

 

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里山に寄った

2012-05-28 13:18:26 | ただの記事

Img_0985

これは里山ではなく

前栽畑のおばさんのじゃがいも

ここの畑のものを

ドンドンとって食べろと武蔵は言うのだが

私はおばさんが怖くて収穫できない

武蔵は仲を取り持とうとしたらしく

ドンドンとって食べさせろと言ったようだがなんか

おばさんの様子がおかしい

私が収穫するのは嫌なのよ

今日ひとつ秘密がわかった

私はお豆を採るとき採り始めると目に入った豆は残さず採る

それはいけないことなんだって

則子さんはこうとるからいけない

と教えてもらったが

ともかく農作業は難しくて

ここらの人には常識のようなことが私に全く分かっていない

おばさんはいい加減が我慢ならないので

私が畑のものを取ると ぎょっとするんだよ

武蔵は 農作業は自分がやっているんだからおばさんに気兼ねしなくていい

というが

そういう問題じゃないんだ

ま こっそり泥棒することにしよう

さて 買い物の前に 里山の点検に行った

Img_0992


なるほど里山花畑と 畑の間に生垣ができている

向こうに生垣作られているのが見える?

Img_0990

このような白いミニ薔薇のこんもりがあちこちにあって

歩きまわるといい匂いだ

Img_0994

何?この花

Img_0996

何この花?

聞いても答えられない

忘れた!赤い実がなるんだ

はいはい

ところで暑いので井戸水飲みたかった

まだ検査してないんだけれど

20メートル掘れば 放射能は大丈夫と思うし

だいたい丸山名水と同じ水脈だと思うのよね

飲んじゃおうよ

汲んでよ

手が痛いんだから汲んでよ

と汲んでもらって飲んだ  んめええ!

いいねえ

暑くなったら井戸水で顔を洗えば涼しくなるよ!

ここのお家があったらよかったのにい!

Img_1005

電気はないし下水もないしトラックは入らないしね

ここはお家は建ちません

里山畑にもジャガイモの花が咲いていました

さて モリエールの「人間嫌い」読み終わってさ

最後が すごい 清涼剤が効いてた

ふ~~む 演じようによっては これはいいのかもしれないと思って

読み始めたころの気持ち悪さが吹っ飛んだ

こういうところ フランス文学って 粋だ

何となくね 中国の文化にも

そういう粋さってある気がして

中国とフランスって 似たところがある気がする

ロシアと朝鮮も似た気がするんだ

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牛久に今日も行ってきた

2012-05-28 12:48:45 | 展覧会情報

今日は公開審査のあと

選外作品は持ち帰れるのでもって帰ってきた

Img_0981

これを車の載せるのが大変なのよ

額が付いたままでは入らないから外すのだが

ねじ回しを持っていったけれど痛い重い

写真はピンボケだ

後でゆっくりとって載せるから見てくださいな

展覧会では飾ってもらえないからブログで見てもらうんだ!

さて

今日の二次審査

流行り選りすぐったからだろう

昨日よりぐんとレベルアップした

というのは感じた

不思議だ

やっぱりマッスで考えると 選りすぐるとこうなるんだ!

と感動しつつ見て行った

Img_0972

若い画家の審査風景

これで先生たちの票が4票入った

で 午後から三次審査になり

その時も4票入って通過

結局3票以上が入選と決まって二票以上の保留から35人選ぶと言うが

結局2票以上の人も入選となって余分の人たちの絵も

何とか飾れるということになったようだ7人多く入選

さて次が

賞候補選び

で若い画家は賞候補には選ばれて

そこでまた先生たちが最初は8票の票を つけていく

次5票 3票とやって絞って行ったが

7人まで絞ったところに若い画家が入っていて

!!!入賞かあ?

なんて思ったが

そこで落ちた
Img_0980_3


これが賞候補30数点あって

陰に隠れて見えないのもある

若い画家のは右端二番目に

大賞は後ろの左から三番目

優秀賞がその下の

佳作は上の左端と陰で見えないのだ

4点入賞が決まった後のころの三点から

審査員賞というのをくれることになって

残った三点の中から

手前の列右端の絵が入った

若い画家が最後まで残ったので

Yさんと 興奮してしまったわいなあ

最後に審査委員の先生たちのお話があり

最後まで真っ先に若い画家に票を入れてくれた先生が

賞には入らない絵に心惹かれるものがあったので

自分は票を入れ続けたというようなお話が合って

あらあ 心にとめてきてくださったんだあ

と●●馬鹿だな

大賞を取った人はほかのコンペでも賞を取った人だそうだ

その絵を支持した先生が

飛べない天使といった若い男の表現と

日本を襲った震災と 絵が時代の申し子だというようなお話をなさった

この作者は宮城県の人です

絵を読むということを教わった気がした

審査委員長は 美術評論家には分かりゃしない

というようなことをおっしゃって

結局は好き嫌いだみたいな話を

ピカソやブラックの例を引いて話してくれたが

話で聴衆を惹きつけるのはお上手だったがおっしゃったことは嘘だと思った

そういうふうに

一般大衆を煙に巻くような言い方をするから

・・・フン!

と思うわな

ともかく充実した二日間だった

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忘備録

2012-05-28 09:46:35 | 原発

1μ?/h って1万?/Kだそうだ

道端に吹き寄せられて集まった泥

そういうのは簡単に1μ?/hを超える(水元公園で)

酷いのは9μ?/hってあったそうだ

東京では24万?って見つかっているらしいけれど

雨風で吹き寄せられればざらざら そんなのが見つかるのが現実らしい

私はわが地区で飛び灰が5000?ってやっぱり汚染が少ないと言っても

あるんだなあ

という感想だったけれど

8000?超えたものは厳重に管理して保管することになっているんだよ

8000

クリックで少し大きくなる

元のページは

http://www.env.go.jp/jishin/attach/no110831001.pdf

あああ

この関東で暮らしていると

路傍の泥やほこりは

このぐらいのレベルの汚染ってことなのよねえ

家なんか 雨どい下 屋根の甘水をためている水槽の土

恐ろしい数値だろうなあ

そういう日本で生きていくということね

かつての核実験の名残が

どのくらい残っているのかねえ

これも見た

http://cerea.enpc.fr/fr/fukushima.html

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審査を二日間見て

2012-05-28 07:24:42 | 絵画

Y山さんとも話したのだが

審査の様子を見るというのはとても勉強になることだ

私はこの二日で今まで見えなかったものが見えるようになった気がするよ

といったらYさんには通じた

だからこのビエンナーレに出そうよとお友達を誘うのだが

乗ってくれたのは Yさんだけなんだよなあ

もったいない!

でも彼女は半分は寝ていたけれどね

お仕事もあり 前日は姪御さんの結婚式がありでお疲れモードだったけど

 

さて

第一次審査の時 いちいち ええ!?これ一顧だにしないの?

と意外な反応にびっくりしながら 自分の判断と先生の判断と

いちいち比較してみていて

感想はいろいろあった

なんだあ!ピンク嫌いなのね!

とか

モノクローム なんで?流行り?

とか

あああ 木漏れ日好きねえ これだけあると陳腐じゃない?

とか

あらま 人間が出てくると写真のようでないとだめなわけ!?

とか感じていた

浅はかだけど

中途半端な具象画は ほとんど落ちた

くそまじめなただの風景画とか 静物画とか

古臭く見えるように そういうのは古臭いのかなあ

 

で二日目 おお!レベルアップだと思った

やはり 半分くらいふるい落とした後のものは

ぐん とレベルアップ

そういうレベルって 確かにあるな

そのあとは

私の眼も 画面の訴求力 というものを主に物差しで見て行った

一日目と違うのに気づいておかしい

Img_0980_3

これらの中で

具象画の最たるものは真ん中あたりの葡萄の絵

ほとんど写真 中央に蜂がいる

こういう葡萄の光が透ける様子

描くの好きだけれど

好きで描いたのではだめなのよね

このスーパーリアリズム で ありえない巨大さ

これが今的 ではある

この人もしかして前回パンを描いた人かもしれない

大きな花もあった

そういう流行ってあるんだよな

私なんか巨大に描きたいという気は起きないなあ

後ろの右から二番目のはセピア色の写真みたいなもの

この頃写真をセピア色に古めかせるのが流行っているけれど

そういう流行も感じた

そんな感じのファッション性というのが

あるな

こういうコンクール

今 これが新しいのですよ!的な

そういうのに 反発を感じる

ただのリアリズムではなく

写真のように それでいて大きさとか色調とかで一ひねり

という作品は多かった

大賞を取った 後ろの左から三番目の絵は

気味の悪い絵で 何が言いたいんだろう

と思って見てきたけれど

震災以降の芸術家たちのモチベーションの変化

それと絡めて この絵の詩的表現力にどんどん惹かれて行った

審査員の先生の話が会った

詩的表現かあ

そうかあ

表現が 即物的であるか 観念的であるか

シャガールはピカソがリアリストだから下らん!と批判的だった

というのを思い出した

絵は観念を描かなきゃ 詩的表現みたいな

それでなきゃ意味ない というのがシャガールの主張なんだよね

スーパーリアリズムも 即物的なところを極大化して

リアリズムを脱却しようとしているのかな

おなかが空いたので 中断

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