遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

この絵失格

2012-09-08 22:32:04 | 絵画

Img_120714

この絵さ

剣道場に飾ってもらおうと思ったら

(何しろ 絵は邪魔なんだ

道場から捨てる防具をもらって描いたんだから

飾ってもらえると思った)

武蔵は すごく渋い顔

これ

この 面の紐 あっちゃいけないだらしなだなんだって

とても教育上悪い絵なんだって

ちぇ~~!!!

ああ 傷ついた

 

「あんたが そば寄るなって言うから 見に行かなかったから

悪かったけれど

こんなだらしない紐のありようは話にならないんだ」って!!

じゃあ

剣道がわかる人が見たら

怒っちゃう絵なんだ!!

ああ 悔しい

面の紐は 使うときも使わない時も

きっちん と お行儀よくなってないといけなんだって

 

そういう風に 子供に一生懸命指導している道場では

飾れない

今日 武蔵が 道場で絵を見せて

皆もそういっているそうだ

だからさ

オゾンの展覧会に これ出そうと思ったのにダメじゃない!?

自分のわからないことで

恥だというのは

ホント

なんか むしゃくしゃするけれど

いい!描き直す!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠間の昼休み

2012-09-08 19:37:51 | ただの記事

お昼 笠間の美術館のカフェは山の上にある

大したことはないのだが

体が痛いので行きたくない

外に食べに行きたかった

でYさんとKさんが付き合ってくれて

近くのカフェにランチを食べに行った

Img_1438

笠間のお店屋さんは

中に入ると写真を撮りたくなるものがいっぱいある

何しろかっこつけててさ  格好いいのよImg_1430

照明 こんなふう↑

食べたのはタイカレー

私には充分美味しかった

エビとなすとオクラ入り かなり辛い おばさんには食べさせられない

Img_1431_2

何しろ 焼き物の町 笠間だから 器が素敵

Img_1432

私のアイスコーヒ

Img_1433
店内にはいろいろ売り物も並んでいる

もちろん焼き物もだ

Img_1439

ご飯を食べ終えても

昼休みが残っていたので

隣の骨董屋さんに入った

Img_1441
こういう店では

財布の紐をがっちりしめないといけない

Img_1443
なにいやらかにやら

魅力的なものが並んでいる

Img_1444
このポロック リスペクトか?

と言う画面に農機具の部品を貼り付けた

アッサンブラージュ?

製作中って札がかかっていた

私もあるんだ

さびた歯車とか貼り付けたの

どうせゴミだし

捨てなきゃと思っているんだが

??

家でも飾るか?

と思ったが 壁面も足りないのだ

わが家

ここらのお店に入るのに停めた駐車場

500円て書いてあるんだけれど

いつも料金取る人もいないし

大丈夫タダだ

と言うのだけれど

今日は 500円取る人が居た

美術館近くのお店は駐車場がないところが多い

すぐ近く 美術館の駐車場の隣の フレンチのレストランは

全然 庶民的ではなく 高すぎる 美味しけれど

一回入って懲りた

という

楽しいお昼休みでした

 

明日は

彩友会です

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠間日動美術館で模写 ルノアール

2012-09-08 19:03:03 | 絵画

午前中は大塚先生のルノアールについて講義

午後はルノアールの模写

というワークショップに参加してきた

ルノアールはそれほど好きな画家ではなく

裸婦のとらえ方とかは私の思考回路と違うので

あまり関心のない画家なのです

でも

ときどき

ァいいな と思うこともあり

今回その魅力をちょっと探ってみようと思った

ルノアールのたどった履歴についてお話を聞くと

ちょっとな

当時のサロンの 何とも言えない

今話題のムラ構造的な話

ルノアールは はみ出し者だった当時の印象派展には三回しか参加せず

もっぱらサロンでの入選を狙い続け

画家として 世に出る道を模索していた

と言う話

(これはどこかで私も知っていたな。サロンで認められることで

画家としての地歩が認められるという そういう中で)

こういうことで私は偏見を持ったかもしれない

古典への回帰を経て

自分の描き方を築いて行ったと言う話と

その画風の転換に

輪郭をきっちり描こうとした時代と

輪郭が曖昧模糊となっていく時代のお話を聞いて

それがどんなものか 模写して考えてみようと思ったものだ

選んだ絵は↓

A4863_i1

これは1878年のものだから

印象派には批判的になってた頃

古典に目を向けた頃よりは前の作品

3時間弱ではざっとしか 描けなかったけれど

M120908

でも

いろいろなことが分かった

晩年のルノワールは

絵具をごく薄く溶き 重ねて透明感を生かして描いたのだそうだ

その重なりでヴォリュームを表現したというのだ

透明水彩でも

そういう風に描けたらいいなと思っていたことを思い出して

どういう風に絵ができているんだろうと

思って 描いたのだわ

これはかなり魅力だ

この模写はアクリル絵の具で描くと言う約束で描いているので

絵具には透明感が ちょっと乏しいものなのだけれど

私としては 色々発見がある課題でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする