しつこく
ルノアールの話題だけれど
ルノワアールは目じりが下がっているようなちょっとだらしないような
緩んでいるような
そういう人を描くのが好きだと言ってたそうだ
気品があるとか 高貴だとかハイソな感じは好きじゃないと
・・
嘘ばっかり 世に出たのは大金持ちの奥方をかいて
その人の後押しで称賛を浴びるようになったくせに
と言うんだけれど
出世欲があったり 俗物っぽい人ではあったのかもひれないけれど
そんなのよくある話だし
緩んだような ッテそういう発想って
女によって癒されたいみたいな男根性も感じるけれど
これにこだわったから
ルノアールの絵は人々の心をつかんだんだと ハッとした
その話を聞いて
考えたことがある
美女を描く人が いつも同じような
お肌は水をはじきそう
ちょっと権高な感じで
傍によると高級な香水の香りがふわっと漂いそうな
チェッ ワンパターン と思ったこと
何で同じような表情の女性の絵ばっかり?
と思うことはよくある
でね 私の描く人も すぐ気が強そうな人になるねえ
と サキコサンはからかうのよ
おまけに
だいたいそういうのは描く人の性格が出るんだよって
ええええ?
私こそ 緩んでいて瞼も垂れ下がっていて
気が強いとは縁遠いと思っていたのに
性格はきついというのだ
クソ 覚えてろこいつ
と言うようなことを言うから
いじめっ子だと思われるのだな
閑話休題
人の描く人の絵って その人独特と言うのは確かにあるけれど
モジリアニなんか
みたらすぐモジリアニの絵と分かるけれど
描かれる人の豊かさと言ったらない
こういう風なのに年齢性格
暮らして居る階層
こんなに表現できちゃうってすごいよなあ
そういえばこの絵は子供が こんな感じの年頃の時
モジリアニ展があって
この絵がポスターになっていて
買ってきて
かなり長く子供部屋に貼ってあったっけ
私は 人間を描く人
一番好きなの
ロートレックだわ
↑は 娼婦たちが 健康診断を受けるところ
↓は ユトリロのお母さんを描いたもの
ロートレックって36歳で死んじゃったんだ
こういう絵も若い時描いてたんだ