里山は草ぼうぼう ジャングルと化している
左奥には ブルーベリーがどっさり生っているよ
わたしは明日明後日 午前中絵を描きに行く予定だ
絵を描きに来ないか?
おやつに不自由しないぞ。
この里山を草ぼうぼうにしていると
武蔵をあざ笑った 某氏が 絵を描いている私の前を歩いて行った
ご挨拶をすると
畑の草を取りに来たんだそうだ
彼の畑はこの奥の坂の下にある
彼の家族は彼の作る野菜を食べてくれないそうで
もう畑はやめた!と言ってたそうだけど
草ぼうぼうは 我慢がならないのできれいにしに来たのか?
然し しばらくしたら 挫折して 帰って行った
手におえない 畑が広すぎる と 文句を言いながらね
井戸ばたには スズメバチの 死骸が~~~
ウジャ~~~
あちこちにかけてあるトラップの中には
クマンバチとスズメバチが溺れている
里山の畑は 大半は 武蔵の農業師匠がやってるらしい
武蔵の分は 奥の方の トマト小屋と周りの草ぼうぼうのところ
師匠のものとは知らずに 玉ねぎ一個失敬しちゃったことがあって
ごめんチャイ したけれど
おおむね彼は私には甘いので いいよいいよ いっぱいあるから
と言ってくれた
スイカもなってたけど これも師匠のだろうが
ニッコリ笑って 美味しそうね?
と言えばくれそうな気がする
この人の兄さんと 今日は武蔵は他所の家のジャングルの始末に出かけた
里山は 切り出した竹の捨て場みたいよ
この兄さんも 私をどうしょうもない嫁を貰って
えらいことだ
という風には見ないで かわいがってくれる
私がノウゼンカズラを嬉しそうに描いているのを見て
今日のジャングルの持ち主の家には
見事なノウゼンカズラのタワーがあるらしく
あそこの花を描くといいよ
描かせてくれるように話をつけてやる
と もう決めてるよ
家の花は赤みが強いが
そこのはオレンジ色だそうだ
この兄さんの奥方も 何かと私が田舎に慣れるように気を配ってくれるのだ
この奥方は 武蔵の行く剣道場の館長の姉君だ
田舎の世間は狭い