怠け者は
朝っぱらから映画を見てた
ナツサンのところでピアフを見てから気になって
伝記映画を見た
ああ あの画像は その映画の最終場面だった
なんか
あの人が本当のピアフみたいな気になっちゃってた
大変な名優なんだね
http://eiga.com/movie/34171/interview/
マリオン・コティヤールという女優さん
歌は 本物だったけど
ピアフが売春婦や大道芸人の世界で育った
とか
当時のパリの場末 がどんなだったかなんて知らなかったけど
路上歌手から始めたのだね
モンマルトルとかに路上演芸人がいろいろやってるけれど
あれって 今や免許制だと聞いたよ
路上何々 って今もいろいろあるな
子供たちも
高校生時代は
吉祥寺たら 高円寺たらで路上ライブってやったと聞いたが
上野でもいろいろやっているよな
娘なんか いまだに路上ライブの延長戦みたいな
お祭りライブをやって かなり遠くまで行くぞ
ふうん わが家も ピアフと同じ階層だな
ともかく場末の下町で育ったピアフの言葉遣いの汚さに
笑っちゃうが
フム 私もそうだな
親近感 感じちゃう
映画の中では
ピアフはリウマチがあって体が動かなくて
麻薬中毒になったみたいに描かれていた
最終的には癌でなくなったようだけれど
麻薬中毒ってわかる気もして・・・
でも 若かったのになあ
ともかくピアフの生涯は謎も多いようだけど
この映画を見て想像する世界は知らないものだった
愛と哀しみのボレロでも 戦争を巡って
4方向からの切り込みで
意外なことを知った
ドイツとフランスの長年の確執は教科書にも載っていたけれど
人々のアイデンティティにかかわって
深い問題があるのだなということも初めて考えた
カラヤンが ナチ党員だったことや
そのためユダヤ人からはひどく嫌われていたとか
人々を引き裂く戦争の問題や民族問題のことは
日本人の私には計り知れないものがあるみたいだ