遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

協和公民館展

2013-11-08 17:40:34 | 展覧会情報

来週の金曜までです

今日の展示準備は恐ろしく疲れた

まず 水彩画の方は大きい絵が3枚

それを ばらして展示したほうが全体見た目

大小のコントラストがあったほうがいいだろうと思ったが

大きいのは固めろというのだ

大きい絵が小さい絵の傍にあると

小さい絵の見栄えが悪いからいやだというこだわりのようだ

そういうこだわりが出るのだったら

大きい絵はないほうがいいと思った

会長に言おうと思うけど

多分 構わない 大きい絵を持ってこいというだろう

いいや 私はもう大きい絵は持って行かない

それで展示スペースが足りなくなったら

係員に注文して 一枚パネルを増やしてくれと交渉してる

Img689

おいおい

裏側を使う人たち(こっちは油絵の会みたい)

スペースががら空きになっちゃじゃないか

そういうと

人のことなんか気にしなくていいの

というのだ

!!!!!!!!!!

信じられない!

裏側の人に すみません パネル増やしてもらっちゃったら

ここ空いちゃいますね

作品もっとありますか?と聞くと

ないというし いまさら取りにはいかない面倒くさい

というので

私のでよければ油絵 あるから取ってきますか?

と聞くと そうしてくれという

そちらが グループなのか誰でも出せる会なのかもわからない

(KINU洋画会の会長は作品を出してる でも今日はいない)

もうさあ

水彩の会のわがままで 相手のスペースが開いちゃって

まずいではないかと思って

家に絵を取りに帰った

土地勘がないくせに

来たときと帰りは違う道を行き

そのまた帰りも違う道を行き

多少迷子になった

ナビなしでカンで行くと 土地勘ができていいのだよ

Img690


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布地を背にした女 1907

2013-11-08 10:05:56 | 現代美術

Img688

 

この絵は とても分かりやすいので

ほっとする

然しこの顔の

刺青状の斜線は この年の絵の顔のほとんどに出てくる

わたしは プリミティブな像から得た線だという風に思うけれど

実際は

頭部には交差する線があるのだからな

それでつらつら 大学時代の恩師を思い出している

学生にたたきこもうとなさったのは

このあたりのことだったのだよな

それが 基本だからだろうか?

美術の教育を受けたものは皆あの手の教育を受けてきているのだろうか?

少なくとも大塚先生は違う

絵画専攻だからかもしれない

●線が回る

●鉛直

●力が入れ替わる

●縄をなうような形

●存在は弁証法的なものだ

弁証法的にとらえろ

●交差する平行線

●力は行ったり来たり 弾むように見ろ

●響き合う色と形

こういうの みんなピカソの絵にある

わたしの指導教官は日本美術史界の重鎮(自称 でも本当かも知れない)

だそうだけど

ピカソ研究したんじゃないか?

それともセザンヌピカソを研究するのは常識かもしれない

大学時代を思い出すと

わたしとY君が彫刻専攻の中で

両翼だとよく言われた

Y 君は宮大工の息子で

アカデミックに保守的に緻密な仕事をする

だから最右翼

わたしは先生の忠実な弟子だったので(自称)

バサバサ 暴れて作る

だから最左翼だというのだ

教授の話がわけわかんないと旧友はよく文句を言い

何となく 本当に一番分かってたのは自分のような気がする

(自称)

もう一人の彫塑の教授は

(作家としては私の指導教官は作家として名はなしてないからな)

作家としては美術年鑑的に言えばハイソだったけれど

指導ということで言えば

小手先のことしか教えなかった

言葉にするのは苦手だったのだろう

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飛び散る飛沫

2013-11-08 06:26:27 | 絵画

Img687

 

これ借りてきた画集の表紙

この薄い色の飛び散る飛沫は何でやったんだろうね?

この絵は三段階の深さで描いてあるのね

ミロの地づくりには

この飛び散る飛沫とか

ぽたぽた垂らしたりとか

スパッタリングとか

いわばオートマティックな手法が使われてるけれど

意外にそれら共通してスピード感はないのね

飛び散る飛沫

ポロックにはスピード感満載

Img686

中の解説のページに

この絵が載っていて

ピカビア 1911年だって

ピカビアってこういう絵だっけ?

と検索したら

ピカビアってやたらいろいろな画法で絵を描いた人なのだな

そういうところすごく親近感を感じたのだけれど

今度調べてみよう

横尾忠則はピカビアに私淑したって

へえ!?

絵とか作家っていろいろに読み取れるから

面白いもんだな

さて ピカビアの上の飛び散る飛沫

これは

叩きつけた感じだけど

書も飛び散る飛沫 魅力だけれど

あの魅力にはスピード感も含まれる

そうか 線から派生した飛沫だからか

さあ

明るくなってきた

朝の女中仕事やって

でかけないと

今日持っていく絵は

色が重くダサく 恥ずかしいがもう登録しちゃったからしょうがない

未知の場所に行くのが楽しみなのだ

知らないところどこだかわからないところに行くの大好き

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