遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

今日病院で

2013-11-20 18:00:19 | ただの記事

昨日は武蔵は東京で先生に会ってた

今日は古河の病院はすごく混むので早く来い

とおっしゃってたというので

昼休みに診てもらっちゃおうと早く出かけた

会うなり

「ダメじゃないか

こんなにコロコロになっちゃって!」

お叱りが飛んだ

「だって美味しいんだモン!」

「そこを我慢しなくちゃダメだろ!」

先生だってコロコロだよ?

「広島の弟がさ 葡萄山ほど届けてよこしたんだ

食べなきゃいたんじゃうんだろ?

ご近所におすそ分けったって限度もあるしさ

食べちゃうんだよ

太っちゃった」

チェっ!ご自分は言い訳

そばに住んでた時ならもらいに行くのに

(かつて われらは先生の家を借りて傍に住んでた)

手は痛むと熱を帯びるから冷たい湿布くださいとお願いした

血液検査の結果については次回ということで

早々と病院は後にした

昨日は 温泉で靴箱の鍵が閉まらないものが多く

鍵をひねって確かめて

それを何重も繰り返したので

もう手が痛くて参った

文句を言ったら

靴が軽いと鍵はかからない

靴を入れなきゃ鍵はかからない

そういう仕組みなんだって

初めて知ったよ

鍵がぶら下がっても戸が閉じない

鍵は回らないので

何でこんなに壊れてばかりいる靴ロッカーなのだ!

何年も怒ってたのだ

そんなの普通か?

もう手首腫れあがっちゃったんだからね!

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今日は古河に通院日

2013-11-20 16:41:04 | ただの記事

病院にお供の本はねだっていただいた 象徴主義文学の本

すごくわかりやすいって

嘘ばっかり

文学の修行をしたことのない身にはちんぷんかんぷん

ここでもにっくき ベルクソンが出てくる

さっぱりわからん チュウに!

だいたい象徴 って 文化の流れの違うものには

それこそ学が伴わなきゃわからないものだということは分かった

さて

思い出したのは

漫画の

六三四の剣 (1) (小学館文庫)

この六三四が宮沢賢治の 春と修羅 に出会うところがある

六三四のライバルで仲良しは 修羅という名前なのだ

子供たちは 北斗の拳とかね 修羅という言葉には

イメージも持っている

だから

この詩を読んで六三四は震えるのだ

言葉が何重層にも響き合う

そういうことなのだろうが

日本人が外国の文学や美術から

それを読み取るのは 難しいね

そうだ

同じ背景があれば感じられるけれど

外国のものは 読み取らないと わからない

これが凡人の悲しさよ

春と修羅
  (mental sketch modified)


心象のはひいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の湿地
いちめんのいちめんの

諂曲模様

(正午の

管楽よりもしげく

琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を

唾し はぎしりゆききする

おれはひとりの修羅なのだ
(風景はなみだにゆすれ)
砕ける雲の

眼路をかぎり


 れいろうの天の海には
  

聖玻璃の風が行き交ひ

   ZYPRESSEN 春のいちれつ
    くろぐろと

光素(エーテル)を吸ひ

その暗い脚並からは
      天山の雪の稜さへひかるのに
      (かげろふの波と白い偏光)
      まことのことばはうしなはれ
     雲はちぎれてそらをとぶ
    ああかがやきの四月の底を
   はぎしり燃えてゆききする
  おれはひとりの修羅なのだ
  (玉髄の雲がながれて
   どこで啼くその春の鳥)
  日輪青くかげろへば
    修羅は樹林に交響し
     陥りくらむ天の椀から
      黒い木の群落が延び
       その枝はかなしくしげり
      すべて二重の風景を
     喪神の森の梢から
    ひらめいてとびたつからす
    (気層いよいよすみわたり
     ひのきもしんと天に立つころ)
草地の黄金をすぎてくるもの
ことなくひとのかたちのもの
けらをまとひおれを見るその農夫
ほんたうにおれが見えるのか
まばゆい気圏の海のそこに
(かなしみは青々ふかく)
ZYPRESSEN しづかにゆすれ
鳥はまた青ぞらを截る
(まことのことばはここになく
 修羅のなみだはつちにふる)

あたらしくそらに息つけば
ほの白く肺はちぢまり
(このからだそらのみぢんにちらばれ)
いてふのこずゑまたひかり
ZYPRESSEN いよいよ黒く
雲の火ばなは降りそそぐ

いいもの貰った

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