うちのペット歴
知る限り一番古い記憶は
御徒町に住んでた時飼ったウサギ
これがどういう経緯でうちに来たかは幼児だったので知らない
次は小学校のクラスで犬を飼ってた(卒業した先輩から引き継いだ)
その子が子犬を4匹生んでしまった
クラスの子たちで手分けして引き取った
私も一匹引き取って男の子だったのでチルと名付けた
次が
前述の猫
リア
次が老夫婦の手に負えなくなったシェパード
手に負えなくなったぐらいだから 成犬なのにしつけもなってなく
それで武蔵ともども多摩のほうにあった犬の学校に入れた
唯一 学歴のある我が家のペット
この子ね この娘に絶対服従のワンコ
次が
職にあったとき 女の子が泣きながら職員室に乱入
「うちの犬が子犬産んじゃった!
おかあさんが捨ててこいっていうの!誰か 飼って!」
というわけで
おお よしよし 私が一匹引き受けた!と飼ったのが
17年生きたムク
武蔵が 高速道路で迷子になってたウサギを拾って飼ったこともある
そして今の猫たち
そうそう思い出した
上の職員室に乱入した子
本当に面白い子で
その次の年は私が担任した
上のような事件とか 友達同士のいろいろでは
派手に活躍する子だったけど
勉強にかかわると 途端におとなしくなる
でも 画期的なことがあった
その学校は毎年弁論大会というのがあって
まず全員が弁論原稿を書いて班ごとに代表を決め
クラスでスピーチをしてクラス代表を決め
学年弁論大会をやって学年代表を出し
学校代表を出し区の大会に というイベント
件の女の子は 韓国人と日本人の合いの子で国籍は韓国
という子
私はいつもパスポートを持っているという
弁論原稿
最初の原稿は短すぎて少々支離滅裂だけど
貴重な問題を勉強できるよ もっと練ってもらったらどうだ?
と子供らに呼び掛けた
(私は 今のヘイトスピーチが問題になるような場面も知らないし
あまり この手のことに詳しくなかったけど
高校時代 友達で韓国人か朝鮮人か知らないけど
その人が 先生が差別する と悩んでた話を聞いた
初任の時には 生徒会で活躍したこれはすごく優秀な奴だったけど
その子が どれだけ将来活躍するか
楽しみだなあと思ってたら
先生 僕たちには就職差別の壁がある
と話してくれた)
ともかく 勉強の場面で 日の目を見ることのなかったその子
(お兄さんは 優等生だったから比較して
お前は兄貴に比べてなんでそんなバカなの と 頭小突かれちゃうタイプ)
これはあなたにしか皆に教えてあげられない話題だよ
家族にもいろいろ取材して
頑張って 書いてこい!)とけしかけたら
釜山にいる爺婆にもいろいろ手紙や電話で問い合わせたりした
と立派な原稿を書いてきて
学年の弁論大会で 学年代表になることになり
学校代表にはならなかったけど
その子の弁論を聞いて 心に残った子たちは 今のヘイト問題に
意見を持つ礎石を胸に持っていると思う
私も もらったのはムクだけじゃなかったというわけだ
(パスポートではなく外国人登録証という物みたいだ
これの携帯義務は2012年になくなり 在留カードというのが発行され
下の条文を見ると 現在 中学生にはこれの携帯義務はないようだ
中長期在留者には、在留カードの携帯・提示義務が生じる(法23条)。ただし、本来日本国に在留する16歳以上の外国人は常に旅券を携帯する義務があるが、中長期在留者が在留カードを携帯している場合には、旅券の携帯義務が免除される。在留カードを故意に携帯しなかった者は、20万円以下の罰金に処される(法75条の3)。ただし、16歳未満の外国人にはこの義務がない(法23条5項)。