永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(紫の上の和琴)

2009年08月02日 | Weblog
◆和琴を弾く紫の上 

 樺桜の表着、蘇芳襲の細長

「御髪のたまれるほど、こちたくゆるるかに、おほきさなどよき程に、様体あらまほしく、あたりにほひ満ちたる心地して、花といはば桜にたとへても、なほ物よりすぐれたるけはひことにものし給ふ」
――ご衣裳の上に御髪がゆったりとかかっていて、あたりも輝くような感じで、花ならば桜に例えられましょうが、それでも桜よりもご立派でお美しい――

風俗博物館

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