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神殿造り・釣殿(つりどの)
「常夏の巻」冒頭の、「いと暑き日、東の釣り殿に出で給ひて涼み給ふ」の情景。
日本の住宅は冬よりも、暑い夏をいかに過ごすかという観点から造られていた。寝殿造では対の屋の南の廊つなぎに、釣殿や泉殿(いずみどの)とよばれる建物が池に張り出していた。
釣殿は池中の魚を釣る風情から、泉殿は湧泉に面するところから付けられた名であるが、実質的には類似の夏の納涼を目的とした建築である。
◆写真と参考:風俗博物館
「常夏の巻」冒頭の、「いと暑き日、東の釣り殿に出で給ひて涼み給ふ」の情景。
日本の住宅は冬よりも、暑い夏をいかに過ごすかという観点から造られていた。寝殿造では対の屋の南の廊つなぎに、釣殿や泉殿(いずみどの)とよばれる建物が池に張り出していた。
釣殿は池中の魚を釣る風情から、泉殿は湧泉に面するところから付けられた名であるが、実質的には類似の夏の納涼を目的とした建築である。
◆写真と参考:風俗博物館