昨日のクリスマスでしたが、私的には与謝蕪村の命日「蕪村忌」と半々ぐらいでしょうか。
蕪村は、1716年に摂津国毛馬村(現在の大阪市都鳥区)に生まれ、優れた俳句と絵画を残して、1783年12月25日に没した俳人です。
蕪村は、松尾芭蕉、小林一茶とともに三大俳聖と称されますが、私は雄大な情景描写により永遠の時間を感じさせる蕪村の句が一番好きですね。
春の海 終日のたりのたり哉
月天心貧しき町を通りけり
さみだれや大河を前に家二軒
菜の花や月は東に日は西に
笛の音に波もよりくる須磨の秋
二村に質屋一軒冬こだち
寒月や門なき寺の天高し
みじか夜や浅瀬にのこる月一片
このように蕪村の句を並べてみると、その洗練された日本語の言葉遣いを外国語に翻訳することは困難だと言われる理由が分かりますよね。
蕪村は、1716年に摂津国毛馬村(現在の大阪市都鳥区)に生まれ、優れた俳句と絵画を残して、1783年12月25日に没した俳人です。
蕪村は、松尾芭蕉、小林一茶とともに三大俳聖と称されますが、私は雄大な情景描写により永遠の時間を感じさせる蕪村の句が一番好きですね。
春の海 終日のたりのたり哉
月天心貧しき町を通りけり
さみだれや大河を前に家二軒
菜の花や月は東に日は西に
笛の音に波もよりくる須磨の秋
二村に質屋一軒冬こだち
寒月や門なき寺の天高し
みじか夜や浅瀬にのこる月一片
このように蕪村の句を並べてみると、その洗練された日本語の言葉遣いを外国語に翻訳することは困難だと言われる理由が分かりますよね。