NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

未来シャッター

2015年07月08日 | NPO
昨夜は、NPO法人ワップフィルムが3年の歳月をかけて完成させた「未来シャッター」という映画の試写会に行ってきました.。

前作の「商店街な人」は市民参加型で地域資源を再発見・再定義していくという手法でしたが、今回はそれを踏襲してはいるものの全く別次元プロジェクトです。

作品の出来も素晴らしく、スタート時に少しだけ関わりをもたせていただいた者として何とも感慨深いものがありました。

映画自体は、内容がてんこ盛りというかモザイク的というか、何層も塗り重ねられた漆を磨いていくと様々な模様が見えてくると表現したらよいのでしょうか。

一口ではとても説明できませんが、「誰の心の中にも境界線があるけど、その心のシャッターを開けると新たな未来がみえてくる。あるべき未来社会は、自分たちの手で創っていくのだ」というメッセージはよく伝わりました。

そして、この映画を見る際に最も重要なことは、上映後に主催者と聴衆がフューチャーセッションという形の話し合いの場を設けて、お互いの気づきを語り合うことなんですよね。

でも、フューチャーセッションの後、やっぱりこの映画は偉大なる未完成な作品だということにも気づくのです。








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