昨夜は「市民社会創造ラボ」の第1回目、日本NPOセンター顧問の山岡義典さんをゲストにお招きして、市民社会創造への思について語っていただきました。
遠く仙台から参加された方もいらっしゃって、会議室は満杯。
年齢層も、NPO第一世代と次の世代の方が半々ぐらいで、市民社会の過去・現在・未来を語り合うには良い感じです。
山岡さんのお話の肝は、「NPOは社会的な課題の解決を図る存在である多くの方が認識しているが、、NPOのもう一つの重要な役割は社会的価値の創造にある」ということでした。
社会課題の解決ということに関しては非営利セクターだけでなく、営利セクターも同じように関わっています。社会的価値の創造もそうかも知れません。
では、NPO による社会的な価値の創造とは何かということについて、活発な議論が交わされました。
フリースクール、エイズ感染者の支援、障害者とアートなどは、その時代の社会の価値観を転換するための運動を経て、現在の状況が生まれています。LGBTの問題は、正に現在進行形ということですね。
NPOは運動性を持ち、したたかで、楽しくあるべきということがキーワードに挙げられました。
さて、次回は9月5日(水)に、シーズ理事の松原さんをゲストにお招きして「岐路に立つ日本の「市民社会」~「公共」はどこえ行く?」をテーマに語っていただきます。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。