日韓の対立は泥沼だし、米中も全く先行きが不透明な状況です。
こんな時こそ、故長洲一二元神奈川県知事が提唱した「民際外交」が有効だと思うのですがね。
「民際外交」は、長洲県政(1975~95年)を象徴する言葉の一つで、国レベルの「国際外交」に対して、市民レベル、地域レベルでの交流を意味する造語です。
たとえ国同士が対立しても、市民レベル・地域レベルでの結びつきが強固であれば、世界平和の実現に寄与するという考え方でした。
「people to people diplomacy」は大変素晴らしい理念でしたが、残念ながら実際は「local government to local government diplomacy」だったような・・・