NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

ハイチ大地震・クリック募金

2010年02月13日 | NPO
ハイチ大地震から1ケ月が経ちましたが、現地の被害状況は想像を絶するようで、死者の数も正確には把握できていないようです。こうした中、日本からは様々な民間団体が支援に駆けつけていますが、私のところにも幾つかのNPOから寄付の依頼がきています。

中南米という馴染みの薄い地域での災害ですが、阪神淡路大震災で世界各国から支援を受けた日本としては、できるだけのことをしたいですよね。このような場合、私たちができる最も有効な方法の一つは、現地で活動するNPOを支援するための募金です。

とは言っても、身近に募金についての情報や機会がないという方も多いのではないでしょうか。そこで、居ながらにして、しかも無料でできる募金があることをお知らせしたいと思います。

自宅のパソコンで、「dff.jp」と検索してみてください。日本で初めてクリック募金サイトを開設した「ディ・エフ・エフ」が表示されます。このサイトを通じて生み出された募金は、今日(2月13日)現在で総額2億6千万円を超えており、150余りのNGOやNPOの活動に対して資金提供が行われています。

なぜ無料で募金ができるかというと、キリンビール、花王、コスモ石油、味の素、日本製粉、セイコーエプソンなどの日本を代表する企業が、CSR(企業の社会的責任)の一環としてクリック数に応じた寄付を行っているからです。

ディ・エフ・エフでは、現在ツイッター上でつぶやきを投稿することで募金ができる「ハイチ地震緊急支援ツイッター募金」を実施していますので、ぜひ一度ご覧になってください。

なお、クリック募金については幾つかのサイトが開設されています。誰が運営しているのか、どのような仕組みになっているのか、募金の結果が公開されているか、などを必ずご自身で確認されたうえで利用されることをお薦めします。
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葛川の環境を考える

2010年02月12日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町商工会のすぐ脇を中井町を源流として、二宮町から大磯町を経由し相模湾へ注ぐ全長約7キロの二級河川の葛川が流れています。

高度成長期には日本中の河川が汚染され大きな社会問題となりましたが、葛川も例外ではなく、一時はゴミが散乱し悪臭を放つようなひどい状態だったようです。近年は、地域の住民や団体、企業、行政などにより水質浄化のための様々な取り組みが行われていますので、随分ときれいな川になっています。

子供の頃は止水堰で泳いだという地元の方の話も聞きますが、さすがにそんなミズガキを見るまでにはなっていませんが、かわりに鴨や鷺など様々な種類の鳥が入れ替わり川面にあらわれます。多くの鳥が集まるということは、水性の動植物が再生されてきた証ではないでしょうか。







二宮町商工会では平成22年度に創立50周年を迎えますが、事務室の窓から葛川を眺めるたびに、この川の環境問題に多くの方に目をむけていただくような事業を実施できないかと考えてきました。今年の夏は、葛川を舞台に「楽しく」をキーワードにした、子どもから大人まで参加できるようなイベントを企画したいと思いますので、乞うご期待!
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歌舞伎十八番「外郎売」

2010年02月11日 | 日記
今日(2月11日)は建国記念の日ですが、「仁丹の日」でもあるらしいです。 森下仁丹は明治26年2月11日の創業ということで、仁丹、体温計などの主力製品は全て2月11日に発売しており、平成20年に2月11日を仁丹の日として制定したとのことです。

小田原で生まれ育った私としては、仁丹よりも「外郎(ういろう)」に馴染みがあります。ういろうと聞くと、お菓子のういろうを思い浮かべる方も多いと思いますが、外郎は透頂香(とうちんこう)という銀色をした小粒の薬で、お菓子は後から出来たものです。子どもの頃、外郎家の周辺は私の縄張りで、薬を挽く音を聞きながら駆け回っていました。

江戸時代、二代目市川団十郎が咳と喉の病で台詞が言えず、舞台に立てなくなって困っていた折りに、外郎を用いたところ全快。そのお礼に小田原の外郎家を訪れて、この薬のことを舞台で上演したい、この薬が世にあることを伝えたいという団十郎の熱意ある申し出により上演することが了承された。以来、外郎売は成田屋の歌舞伎十八番の一つに数えられるになったということです。




成田屋HPより


歌舞伎の若緑勢曾我(わかみどりいきおいそが)では、曾我十郎が外郎を売り歩く商人姿で現れ、この薬の由来や効能を早口言葉のように述べ立てます。

その台詞には、「先ず此の薬を、かように一粒舌の上にのせまして、腹内に納めますると、イヤどうも言えぬは、胃、心、肺、肝がすこやかに成って、薫風喉より来り、口中微涼を生ずるが如し、魚鳥、きのこ、麺類の喰合せ、その外、万病速効あること神の如し」とありますので、この薬をいかに信頼していたかが分かります。

そして、「さて、この薬、第一の奇妙には、舌のまわることが、銭ゴマがはだしで逃げる。ひょっと舌がまわり出すと、矢も盾もたまらぬのじゃ」と、よどみなく口上が続きますが、その台詞は俳優やアナウンサーの滑舌の練習教材にもなっています。

国道1号線で小田原の外郎家の前を通ると、あの苦い味と悪ガキたちの顔が懐かしく思い出されます。
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我が街を元気にしたい

2010年02月10日 | 地域情報・まちづくり
2月5日に放映された「NHKご近所の底力 我が街を元気にしたい」を見ながら、一人で唸ってしまいました。

<お困りご近所>
山梨県大月市の皆さんで、何とか街を元気にしようと取り組んでいる二つの事業が紹介されました。一つ目は、ご当地B級グルメによる街おこしで、味噌汁にすいとんを入れた郷土料理の「おつけだんご」を広めようとしているのですが苦戦中。二つ目は、農産物の直売所で、こちらの方も売れ行きが悪く、出品してくれる農家が少なく品不足になり、人気が出ない、という悪循環に陥っているとのことでした。

<妙案その1>
B級グルメとして、「富士宮焼きそば」を大ヒットさせた静岡県富士宮市の皆さんの登場です。その経済効果は、焼きそば48億円、材料・みやげ・観光・PRなどを含めると何と200億円以上になると試算されています。

その極意は、「楽しくなければ人は来ない!」ということです。焼きそばで街おこしをする団体を「やきそば学会」、そのメンバーを「やきそばG麺」と名付けたダジャレによるPR(巧みなPR)はマスコミに注目され、お金をかけずに全国に富士宮を宣伝することに成功しています。

もう一つの秘訣は「リピーターを生む、おもてなしの心」にあるようです。外からのお客さんをもてなす心を養う活動を展開し、町全体の魅力を訴えたことで、単なるブームに終わることなく持続的な街おこしにつながっているとのことでした。

<妙案その2>
次に登場したのは、お金をかけずに多くのお客さんを集める直売所を経営する長野県伊那市の皆さんです。国道から1㎞以上離れ、近くには集落もない場所で、なんと年間の来客数は50万人、売上げは10億円に上るというから驚きです。

その極意は、やはり「楽しさ」です。直売所には農産物以外に、山から拾ってきた鹿の角、ただの落ち葉、使わなくなった古い農機具などが所狭しと並んでいます。何か掘り出し物があるのではというワクワク感がお客さんを引きつけているようです。

直売所の出荷を農家だけに限定せずに地域住民にも呼びかけて、身近にあるものなら何でもOKとしたので、様々なものが直売所に集まり、ワンダーランドのようになっています。農家のお婆ちゃんが、「ぺんぺん草(ナズナ)がお金になるなんて思わなかった。楽しいし、やる気が出ます。」と話していたのがとても印象的でした。

二つの妙案に共通するキーワードは、「楽しさ」です。二宮町商工会が最近企画した「菜の花ウオッチングでの販売会」と「東京ビッグサイトでの二宮ブランドの展示」という二つのイベントでは、スタッフは本当に一生懸命に取り組みました。が、しかし、「楽しさを演出したか?」「楽しく取り組んだか?」ということを自問すると・・・

番組が終わる頃には、「楽しんでいただくことに、楽しく取り組むことが、本当のおもてなしの心ではないか」と考えている自分がいました。

なお、この番組も3月26日で最終回を迎えるようです。残念ですね。
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徳富蘇峰記念館(蘇峰堂)の梅(その2)

2010年02月09日 | 地域情報・まちづくり
1月25日のブログでご紹介した蘇峰堂の梅が、いま見頃を迎えています。たまには都会の喧噪を離れて、静かな路地裏の散策も良いものですよ。








蘇峰堂では、蘇峰が残した資料の中から時季に応じた企画展を開催していますが、今年は「書簡にみる縁展(1月6日~11月29日)」という催しを行っています。明治・大正・昭和にかけての最大のオピニオンリーダーの一人であった蘇峰は、その生涯で多くの著名人(約1万2千人)と書簡のやり取りを行っていますが、今回は蘇峰堂が所蔵する約4万7千通の中から「縁(えにし)」をキーワードにした書簡を厳選して展示しています。





とても興味深いのは、著名人夫婦の書簡をワンセットにした展示が見られることです。例えば、与謝野鉄幹と与謝野晶子、新島襄と新島八重、国木田独歩と国木田信子、岡本一平と岡本かの子、斎藤茂吉と斎藤輝子などですが、極めつけは「老いらくの恋」として昭和23年12月4日の朝日新聞で報道されたという川田順と川田俊子からの書簡です。こうした貴重な資料を見ると、不届者の私は「開運!お宝鑑定団に出したら、幾らの値がつくのかしら?」などと考えてしまいます。

もう一つ洒落た企画は、「鳩山家の縁」というコーナーが設けられていることです。鳩山由紀夫総理の曾祖父である鳩山和夫と曾祖母の鳩山春子、祖父の鳩山一郎と祖母の鳩山薫という4人からの書簡が揃っているのですから、蘇峰という人物の大きさに驚嘆するばかりです。

蘇峰堂へは、JR二宮駅北口から徒歩で15分程です。大磯方面の出口から案内版が設置されていますが、帰りの順路が分かり難い場所もありますので、予め同館のホームページで確認されてからお出掛けになることをお薦めします。

記念館開館日   月・水・金(2月は土日も開館)
開館時間       午前10時~午後4時
観覧料         大人500円 小中高生200円
梅園入場料     一人100円(梅の開花時期は常時開園)
*駐車場はありませんので、必ず徒歩でお出掛けください。
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駅長さんの笑顔は二宮ブランド

2010年02月08日 | 地域情報・まちづくり
私は東海道線で通勤していますが、毎朝愉しみにしていることがあります。それは、二宮駅の改札口で駅長の古根さんの満面の笑顔と「おはようございます! いってらっしゃいませ!」という挨拶に出会えるからなのです。







職場に向かう足が重いときでも、駅長さんの笑顔と明るい声掛けに出会うと、「よし今日も頑張ろう!」という気持ちになります。私は、二宮町が<出没!アド街ック天国>に取り上げられたら、駅長さんの笑顔を絶対にベスト3に入れるように交渉したいと思います。

いま、二宮町では二宮ブランドの開発を行っていますが、地域ブランドの開発と聞くと直ぐに特産品を使った土産物や観光ツアーなどを思い浮かべます。でも、お持てなしの心がなくてはリピーターさんを獲得することは難しいのではないでしょうか。

駅長さんの笑顔と声掛けは、「お持てなしの心」そのものですよね。町民ひとり一人がちょっとした心遣いをして、笑顔の溢れる町「二宮」、明るい声掛けに出会える町「二宮」、こんなキャチコピーで二宮町が全国に紹介されるようになりたいものですね。

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「新しい公共」円卓会議

2010年02月07日 | NPO
政府は1月27日に、「新しい公共」円卓会議の第1回会議を開きました。これは、鳩山由紀夫総理大臣が昨年10月の臨時国会の所信表明演説で掲げた「新しい公共」の実現に向けて具体的な案を検討するもので、会議は有識者19人で構成されており、内閣総理大臣が開催したものです。

当日の議事録を読むと鳩山総理は冒頭のあいさつで、「「新しい公共」円卓会議、今日開かせていただきますが、ある意味で新政権の真髄だと、そのように私は思っていて、「新しい公共」の思いというものを、是非、国民の皆様方と一緒に大きく日本社会に位置付けていただきたい、その思いの下でこの円卓会議をつくらせていただきました。」と述べています。

私が「新しい公共」という言葉を公的な文章で初めて目にしたのは、小渕内閣当時に設けられた「21世紀日本の構想」懇談会(座長:河合隼雄)の最終報告書「日本のフロンティアは日本の中にある-自立と協治で築く新世紀(平成12年1月)」の中でした。

その報告書では、「ここでいう公は、「お上」や「官」に一方的に決められ、強いられてきた従来の「公共」や「公益」と称するものではない、それは個人を基盤に力を合わせて共に生み出す新たな公である。」、「国家と社会の間に多次元的な相互関係が成立する形態である。統治を「官」に独占させるのではなく、多元的なアクターが責任を持って参加し責任を共有する仕組みである。」と謳われていました。

新しい公共については、その後も平成16年度版国民生活白書~人のつながりが変える暮らしと地域-新しい「公共」への道~などでも使われてきましたが、官から民へという流れの中で極端な民営化、民間化が進められたり、協働の名のもとに行政が市民を安上がりのボランティアとして使うような動きなどが目立ち、同報告書で示されていた「統治からガバナンス(協治)へ」という理念が置き去りにされてきたように感じていました。

今回の円卓会議は、鳩山総理のほかに菅直人副総理や仙石由人国家戦略兼行政刷新担当相も出席していますので、日本社会の新たな姿を示すと共にそれを国民と一緒になって仕立て上げることができるのではないかと心から期待しています。

実は、神奈川県は新しい公共や協働に関しては全国で最も進んでいる地域なのです。横浜市では平成11年3月に「横浜市における市民活動との協働に関する基本方針(横浜コード)」を示して、市民活動と行政が協働して公共的課題の解決にあたるため、協働関係を築く上での基本的な事項を定めています。

また、神奈川県は平成8年4月に市民活動やNPOを総合的に支援する「かながわ県民活動サポートセンター」を全国に先駆けて開設していますし、平成13年4月には「かながわボランタリー活動推進基金21」という総額百億円の基金を設けて行政とNPO等との協働を積極的に推進してきましたが、これは正に新しい公共を創造するための序章であったと思っています。

いま、国が「新しい公共」というキーワードで日本社会の新たな姿を示し、それを国民と一緒になって仕立て上げようとしていますが、神奈川県下の自治体やNPO、事業者はそれを受け止めることができる実績とポテンシャルがあることを改めて認識し、全国のリード役を担うべきであろうと強く思っています。
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米と葡萄のコラボレーション

2010年02月06日 | 日記
今日(2月6日)は、サッカー・東アジア選手権2010「日本×中国」がありますね。土曜日だし、テレビ中継を見ながら一杯やろうと思います。さーて、何をのみましょうか、ワインと日本酒でも混ぜてみましょうかね。





こんな飲み方に驚く方も多いと思いますが、結構いけるんですよ。日本酒の旨みにワインの香りと酸味が調和して、何とも優しいお酒になるんです。これって、写真家の故秋山正太郎さんが何かの雑誌に書いていたと思うのですが・・・

唯一、守るべきことは日本酒もワインも安物を使うことです。高いヤツは、それだけで力がありますから単独で飲んでください。この酒の良さは、駄目なヤツがお互いの長所を生かして、短所を補い合うところにあります。これぞ協働の真髄ってとこでしょうか。




コメとブドウが力を合わせて~♭ 私の幸せを~♪

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東京ビッグサイトでの二宮ブランド開発商品の出展(最終日)

2010年02月05日 | 二宮町商工会の紹介
東京ビッグサイトでの二宮ブランド開発商品の展示も既に4日目、最終日です。相変わらず大勢の来場者がお見えになっていますが、二宮町商工会のブースは応援のスタッフに来ていただきましたので、午後から横浜で開催されているテクニカルショウヨコハマに行ってきました。

テクニカルショウヨコハマは、神奈川県内最大の工業技術・製品に関する総合見本市で、今年が31回目となります。今回は、「新たな技術で明日を拓く」をテーマに、「ビジネスソリューション」「生産」「生活・環境」「異業種交流グループ等/支援機関」「産学公連携」の5つの出展分野を設けて、独創性、先進性に富んだ最新の技術、製品、情報サービスに関する展示を行っています。

パシフィコ横浜展示ホールでは、333社・団体がそれぞれに工夫を凝らしたブースを構えて、新たな販路の拡大とビジネスチャンスの創出に向けて、情報発信・収集・交流を広範囲に展開していました。

二宮町商工会が地域の中小企業の皆様の経営支援を行う上では、こうした最新情報の収集が欠かせないことだと思っていますが、ここに来たもう一つの理由は、二宮町商工会副会長の株式会社興電社さんの出展ブースを見たいと思ったからです。

株式会社興電社は主として電気工事を行っていますが、社長の武井さんはとても研究熱心で常に新しい視点での商品開発に努めています。今回は、独自の発想で開発した充電式LED「斜め看板」を出展していました。

LED斜め看板の特徴は、「①LEDの立体配列により広範囲な視認領域を可能にしたこと ②看板の縁を無くして、かつ薄くすることにより、LED発光部領域が増え大型文字表示が可能になったこと ③ガードレールなどの狭い空間に設置できるので看板が歩道や車道にはみ出さないため、接触事故の防止につながること ④電源が充電式の電池であり、コードレス化によりつまづき事故や感電事故などが起きないこと」などなどパンフレットに書いてありますが、実物を見ないと分かり難いですよね。詳しくは、同社のHPをご参照ください。













会場には、昨年の商工まつりで大勢の方に試乗していただいた「電動二輪車セグウェ」も展示されていました。平成22年度は二宮町商工会の50周年を迎えますので、今回のショー展示の中から新しい事業企画のヒントを得られればと考えています。




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東京ビッグサイトの展示会に参加(3日目)

2010年02月04日 | 二宮町商工会の紹介
東京ビッグサイトでの二宮ブランド開発商品の展示も今日で3日目、ようやく慣れてきました。とは言っても相変わらず来場者は多く、一日中息つく暇もありません。これまで自分たちの出展ブースのことで頭が一杯で、今回の展示ショーの全体像が掴めませんでしたが、遅ればせながらとてつもないイベントだということが分かってきました。

先ず、傘になっているのは来場者20万人、出展企業2,220社の第69回東京インターナショナルギフトショーで、その関連企画が幾つかあり、その一つが第7回グルメ&ダイニングショーで、それを構成しているのが「ニッポンいいもの再発見」「feel NIPPON」「地域力宣言」という3つのイベントらしいのですが、余りにも規模が大きくて詳細は把握し切れていないというのが正直なところです。「ニッポンいいもの再発見」だけで、全国各地で開発された地域特産品等の魅力あふれる食品・工芸品や情報を出品する出展者が89の商工会地域から来ているのですから・・・

そんな中、オープン前のほんの僅かな時間を見つけて、四国から出展している愛南町商工会と四万十市西土佐商工会の二つのブースを覗いてみました。




愛南町商工会の出展ブース


愛南町は愛媛県の最南端に位置し、柑橘農業と漁業の盛んな土地柄です。今回は、愛南ゴールドという文旦の一種の柑橘類で開発した商品を紹介しています。ピール、チャツネ、コンフィチュール、ポン酢、フルーツソースなどが並べられていましたが、私が一番興味を惹かれたのはバラ寿司の素でした。

愛南ゴールドの酸味と爽やかさをアクセントにした合わせ酢と具をセットにしたもので、炊きたてのご飯に混ぜるだけで美味しいバラ寿司が出来上がります。二宮町特産のみかん、しいたけ、じゃこなどを使った商品開発のヒントをいただきました。




四万十市西土佐商工会の出展ブース


高知県四万十市の西土佐地区では、かって300トンを超える栗を生産していたそうですが、高齢化などにより現在は10分の1の30トンしか生産できていません。そこで栗再生プロジェクトに取り組んでいるのですが、幸か不幸か景気の低迷により建設業界から人出が移ってきたので農業従事者が増えているとのことでした。感動したのは「栗という農産物を売るのではなく、こんなにおいしい栗ができる地域を売る」という理念で、格好良いですよね。

今日は二つのブースを覗いただけですが、日本全国の仲間が頑張っていると思うと、勇気・元気・やる気が湧いてきます。
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東京ビッグサイトの展示会に参加(2日目)

2010年02月03日 | 二宮町商工会の紹介
今日(2月3日)で、東京ビッグサイトも二日目となります。昨日のブログでは全国からバイヤーさんが数千人いらっしゃると書きましたが、私たちが出展している東館では、東京インターナショナル・ギフトショーも同時に開催されており、そちらの来場者も私たちのブースに見えますので、その数は数万人規模でしょうか、一日中お客さんが途切れることはありません。

実は、展示会の関係者のほかにデパ地下巡りのノリで来場する一般の方も結構いらっしゃることが分かってきました。my楊枝を手に試食にお見えになったときは一瞬ムッとしましたが、直ぐに思い直しました。プロの方の意見は勿論大事なのですが、一般消費者としての意見も同じように大切ですからね。





今回は、商品パンフレットに添えて、「七つのいやし物語」という栞を作成してお渡ししています。この栞は、二宮町の多彩な魅力を「物語1 里山のいやし」「物語2 海のいやし」「物語3 歴史のいやし」「物語4 大地のいやし」「物語5 ビューのいやし」「物語6 はなのいやし」「物語7 スローライフのいやし」という七つの物語にまとめてご紹介するものです。













二宮町の存在をご存じないお客さんも沢山いらっしゃいますが、商品の説明に併せて「七つのいやしの物語」をお話すると、二宮町に興味を持ってくださる方も少なくありません。商品の試食と二宮町の説明で朝10時から夜6時まで立ちっぱなし、昼食の時間も儘ならない状態ですが、あと二日間頑張ります。
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東京ビッグサイトの展示会に参加

2010年02月02日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町では、新しい産業振興として二宮ブランドの開発を3年前から取り組んできました。平成21年度は、二宮町商工会が窓口となって関係機関や食品加工業者などが加わった「地域資源∞全国展開プロジェクト実行委員会」を組織し、二宮が誇る特産品「みかん、玉ねぎ、しいたけ、落花生、水産物」を使った商品開発を行ってきました。

その成果として、海の恵みと山の恵みをふんだんに使った健康増進(アンチエイジング)の食をテーマとした11点の商品の試作品を開発しました。開発した商品は、今日(2月2日)から4日間、東京ビッグサイトで開催される第7回グルメ&ダイニングショーの「日本いいもの再発見!」コーナーに出展し、いよいよ二宮町から全国に向けて情報発信の開始です。









<二宮ブランド開発商品一覧>
 カラダお目覚めドレッシング(みかん&しょうゆ・みかん&しお)  
 たまねぎドレッシング かろやかフレンチ
 今宵はたまねぎワイン漬
 二宮の原木しいたけ(丸ごと醤油漬・丸ごと味噌漬・丸ごとワイン漬)
 塩バターピーナッツサブレ                    
 ぴーナッツフィナンシェ                    
 おひさまの恵み・みかピーナ                  







開催期間中は,全国各地からバイヤーさんが何千人と集まりますが、皆さん目の肥えたプロばかりです。開発商品の素晴らしさを目一杯アピールして、今後の本格的な生産販売につながるように頑張りたいと思います。
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確定申告シーズンの到来

2010年02月01日 | 二宮町商工会の紹介
いよいよ確定申告シーズになりました。毎年この時期、経営者の方は事業収支の計算で大変だと思います。二宮町商工会では、2月1日から3月12日までの間、決算・確定申告の指導会を開催しています。

東京地方税理士会平塚支部のご協力を得て、税理士の先生による個別相談も行いますので、確定申告でお悩みの方はこの機会をご利用ください。

指導日(下線は、税理士による指導日です。)
 2月1・3・・9・12・15・17・19・23・25日
 3月・3・・8・・10・11・12





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