NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

わんこの御守り

2011年01月16日 | 日記
毎年、わんこに御守りを付けています。

最近は神奈川県内の神社仏閣でも、わんこの御守りを扱っているところが増えてきました。

よく知られているところでは川崎大師、成田山横浜別院、鶴岡八幡宮、江島神社、そのほかにも伊勢原の比々多神社、座間の鈴鹿明神社、磯子の岡村天満宮などなど30ケ所ほどになるのではないでしょうか。

今年は、葉山郷総鎮守森戸大明神で求めました。
ここの御守りは、めずらしいキーホルダータイプです。





これで、我が家のわんこも無病息災!


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タイガーマスク現象

2011年01月15日 | NPO
漫画タイガーマスクの主人公・伊達直人を名乗る人物から全国の児童養護施設などに贈り物が相次いでいるそうです。

孤児院ちびっこハウスで育った伊達直人が、悪役レスラーの養成機関である虎の穴にスカウトされタイガーマスクとしてプロレスデビューをしてから、収入の一部を孤児院に寄付したというストーリーになぞらえてのことだと思いますが、現代的な陰徳として大いに称えたいと思います。

私的には、佐山聡が初代タイガーマスクとして新日本プロレスに彗星のごとく現れ、実況の古舘伊知郎をして四次元殺法と言わしめた華麗な技のほうが漫画以上に鮮烈に記憶しています。

ところで、今回の報道で「寄付の文化が根付いていない日本で・・・」というような表現を使っているメディアがあり、とても気になっています。

共同募金を例にとると、平成21年度の募金総額は201億4千万円ですが、第1回(昭和22年)は5億9千万円でした。

労働者の平均賃金が1950円、郵便はがきが50銭の時代の5億9千万円は、現在の貨幣価値に換算すると約1200億円~1500億円になるといわれています。

終戦直後、自分たちの生活も儘ならない中で、現在に比べて6倍~7倍もの多額の募金が行われていた事実があります。

「素晴らしい寄付の文化はあったが、生活の向上とは裏腹にそれを忘れかけていた。」というのが正しい認識なのだと思います。

今回のタイガーマスク現象をきっかけとして、日本に豊かな寄付文化がよみがえり、さらに高まることを心から願っています。




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吾妻山菜の花ウォッチング Vol.5

2011年01月14日 | 二宮町商工会の紹介
「第12回 吾妻さん よさこいパレード」が、1月16日(日)に開催されます。

縁結びにご利益があると伝えられる吾妻神社の大祭「縁結祭」の日にあわせて、華麗な衣装を身にまとった大勢の踊り子たちが旧東海道を所狭しと舞い踊ります。

吾妻山菜の花ウォッチングに併せてお越しください。

日 時 1月16日(日) 午前11時~
会 場 二宮町梅沢旧東海道周辺




昨年の様子です。





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吾妻山菜の花ウォッチング Vol.4

2011年01月13日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町商工会では、1月15日(土)と22日(土)・23日(日)の3日間、JR二宮駅北口前の町民会館で特産品販売会を開催します。

落花生やお菓子、お弁当、農産物、海産物などのお店が並びますので、吾妻山菜の花ウォッチングの際にはぜひお立ち寄りください。


昨年の様子です。







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吾妻山菜の花ウォッチング Vol.3

2011年01月12日 | 二宮町商工会の紹介
1月8日からの三連休は天候に恵まれて、吾妻山菜の花ウォッチングには大勢のお客さんにお越しいただきました。

ところで、「菜の花」という単独の植物体はないということをご存じでしょうか。

菜の花とはアブラナ科の総称で、白菜やキャベツ、小松菜、野沢菜などの花も菜の花と呼ぶことができます。
昔から菜の花と呼ばれてきた黄色い花はナタネのことで、油を絞る葉という意味でアブラナ(油菜)とも呼ばれています。

吾妻山に咲いている菜の花は観賞用の品種で、「根こぶ抵抗性21号」「根こぶ抵抗性栄華」「伏見ちりめん88号」「黒ちりめん」の4種類と以前から咲いている花から採取した種を蒔いています。

また、二宮観光協会が主催する観光ツアーで摘み取りを予定している菜の花は、「花かざり」という食用のナバナです。

因みに、二宮町は菜の花の作付面積で日本一を誇る青森県の横浜町と交流を始めましたが、ここで栽培されているのは「キザキノナタネ」という品種で、春の味覚としての菜ばなと一番搾り油を搾油して販売しているとのことです。

うーん、されど菜の花ですね。
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KIP新春特別セミナー

2011年01月11日 | 経済情報
財団法人神奈川産業振興センター(KIP)が主催するセミナーのご案内です。

日 時  2011年1月25日(火) 14:30~16:30
会 場  横浜情報文化センター6階 情文ホール
演 題  異業種交流から学ぶ「感動を呼ぶサービスの真髄」
講 師  株式会社HAYASIDA-CS総研 代表取締役 林田正光氏
定 員  200人(申込先着順)
申込方法 二宮町商工会(0463・71・1082)にご連絡いただければ、一括して申込みします。(無料)
主 催  財団法人神奈川産業振興センター 総務・企画部事業課(045・633・5170)

<林田正光氏プロフィール>
有名ホテルの営業統括支配人、社長兼総支配人を歴任。
現在、CS・ホスピタリティ総合プロデューサーとして、年間300回以上の講演活動を実施。
実践者としての豊富な事例や実績に裏付けられた内容は、業界を超えて公表を得ている。  

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近頃の若者は・・・

2011年01月10日 | 日記
今日は成人式。晴れ着姿の若い方を見ると嬉しくなります。

現代版の元服のようにも思われますが、今のような成人式は、昭和21年11月22日に蕨第一国民学校(現・蕨市立蕨北小学校)で行われた青年祭における成年式が始まりだったとのことで、蕨市では今でも成年式として毎年20歳の祝典を実施しています。

テレビの街頭インタビューでは、「近頃の若者は・・・」という嘆きの言葉が紹介されますが、シュメール文明(BC3500~)の遺跡から出土した粘土板に「近頃の若者はなっていない。実に嘆かわしい時代になったものだ」と記述されているということですから、若者批判は何時の世にもあることです。

私的には、細かいことは気にしないで精一杯人生を楽しんで欲しいと思います。そうした個人の行動が、少しでも社会を良くすることに繋がれば十分ではないでしょうか。

いま若者批判をする人達だって、20歳の時には「自分は日本を背負って立つ」なんて思っていなかったはずですからね。
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NPOと行政の対話フォーラム準備中!

2011年01月09日 | NPO
私が所属する日本NPOセンターでは、NPOと行政の関係の相互理解と深化の機会として、2002年度から「NPOと行政の対話フォーラム」を開催していますが、今年も2月に開催を予定しており、私も実行委員の一人として企画づくりに参加しています。

今年のテーマは、「新しい公共支援事業」です。

新しい公共支援事業は、「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」において、「「新しい公共」の自立的な発展の促進のための環境整備」を進めることとされ、予算額87.5億円として、平成22年11月26日に補正予算が成立したものです。

内閣府は、事業のガイドライン案を示していますが、今は歩きながら考えているといった状況です。

今回のフォーラムは、新たらしい公共支援事業に対してどのようなアプローチが必要なのかを考える絶好の機会になると思われますので、開催要領が決まり次第、このブログでもご案内したいと思います。
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吾妻山菜の花ウォッチング Vol.2

2011年01月08日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町の吾妻山菜の花ウォッチングは、いよいよ今日からスタートです。

二宮町商工会では、町のご厚意により駅前町民会館の北側に特売所「菜の花屋」をオープンしました。

昨日、日ごろは駐輪場として使っている場所を突貫工事で整備しました。

お弁当、落花生、海産物などを日替わりで販売しますので、ぜひお立ち寄りください。


before



after




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吾妻山菜の花ウォッチング Vol.1

2011年01月07日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町の吾妻山の菜の花は、既に満開です。







明日からの2月6日までの1ケ月間は、「吾妻山菜の花ウォッチング」と銘打ち多彩なイベントが開かれます。
二宮町商工会も出店や誘導などで参加しますので、一足早い春を楽しんでください。

以下は、駅前町民会館での催しです。
1月8月~2月6日     菜の花屋オープン
1月9日、10日      昔あそび
1月15日、22日、23日 特産品の販売会
1月30日         二宮ブランド食のフェスタ
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テクニカルショウ ヨコハマ2011

2011年01月06日 | 地域情報・まちづくり
先ほど、「テクニカルショウ ヨコハマ2011」の案内状が送られてきました。

テクニカルショウ ヨコハマ2011は、(財)神奈川県産業振興センターと(社)横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市が主催し、神奈川県商工会連合会等が後援する県内最大の工業技術・製品に関する総合見本市です。

第32回となる今回は、「未来につながる技術」をテーマに、「ビジネスソリューション」、「生産」、「生活・環境」、「異業種交流グループ等/支援機関」、「産学公連携」の5つの分野を設けて、技術革新、商品開発に積極的に取り組んでいる企業の最新の技術・製品や研究成果などが展示・紹介されます。

その他にも、専門家による講演会、産学連携ワークショップ、出展者によるPRセミナーなど多彩な催しが予定されています。

最先端の技術・製品が一堂に会するテクニカルショウ ヨコハマ2011に、お出掛けになってみてはいかがでしょか。

会 期 平成23年2月2日(水)・3日(木)・4日(金)の3日間、午前10時~午後5時
会 場 パシフィコ横浜展示ホールC・D
入 場 こちらからのサイトから事前登録ができます。
   
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二宮町の鳥が「ヤマガラ」に決まりました。

2011年01月05日 | 地域情報・まちづくり
今日は、二宮町新春のつどいが開催されました。

第一部「式典」の後に、第二部「アトラクション」がありましたが、その中で二宮町の鳥が「ヤマガラ」に決定したという発表がありました。

二宮町では、昭和48年に町の木「つばき」と町の花「カンナ」を制定しましたが、今年は「吾妻山公園のリニューアル」と「(仮称)風地公園の整備」という大規模な整備を進めるにあたり、町の豊かな自然環境を保つためのシンボルとして新たに「町の鳥」を制定することにしたものです。

ヤマガラは漢字では山雀と書くように、大きさはスズメほどで、胸から脇腹が赤茶色、翼は青灰色、頬はクリーム色をしています。

昭和30年代までは神社のお祭りでおみくじを引く芸を披露していたと言えば、懐かしく思い出される方もいらっしゃるのではないかと思います。

昨日も商工会館の桜の木にとまっていましたので、次に見かけた時にはこのブログで紹介したいと思います。




この写真は、http://aizawap.cool.ne.jp/index2.html
から転載させていただきました。

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年の始めに思うこと

2011年01月04日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町商工会では、今日から仕事始めです。
さて、今年はどんな年になるのでしょうか。

昨年末に帝国データバンクが行った景気動向調査によると、2011の景気見通しについて、「回復」と答えた企業の割合が1割、「悪化」と「踊り場」が3割づつという結果が出ています。

昨年は世界同時不況からの回復傾向も表れてきましたが、円高懸念もありますので暫くは不透明な状況が続きそうです。

このような時代は、どうしても「守り重視」になりがちですが、「変化の激しい時代には、リスクをとらないことがリスクである。」とも言われます。

今年は、「守り」と「将来を見据えた行動」のバランスをとりながら仕事をしたいと思います。
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もしドラと江戸の商人(その6)

2011年01月03日 | 江戸
夏の東京都大会で初優勝を成し遂げた都立程久保高校野球部は、甲子園での開会式直前にテレビ局の取材を受けました。

取材インタビューを一手に引き受けていたのは、大会直前にキャプテンに任命された背番号10の二階正義です。

野球が一番下手で補欠選手だった正義は、マネジメントに参加するようになって以来、アイデアマンとしてさまざまなことを企画してきましたが、野球部が集中して練習に取り組めるようになったことやスタンドの盛り上がりを引き出した最高の功労者は、間違いなく正義でした。

みなみは、正義の取り組みに対し「人事」という形で応えたいと考え、たとえ下手でも大手を振ってベンチに入れるキャプテンにすることを思いついたのです。

キャプテンの正義は、インタビュアーの「甲子園では、どんな野球をしたいですか?」という質問に、しばらく考えた後、「あなたは、どんな野球をしてもらいたいですか?」と返しました。続けて、「ぼくたちは、顧客からスタートしたいのです。顧客が価値ありとし、必要とし、求めているものから、野球をしたいのです。」と答えました。

ドラッカーはマネジメントで、
真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち、現実、欲求、価値からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである、」
と述べています。

江戸の商人の顧客志向の経営について高島屋を例にとると、初代飯田新七が創業に際し、経営の基本方針として3ケ条の掟を定めています。やがてそれは四つの綱領として成分化されて、店是として現代に至るまで受け継がれています。

3カ条の掟
一 正札
二 正道
三 平等の待遇

四つの綱領
第一義 確実なる品を廉価にて販売し、自他の利益を図るべし
第二義 正札掛値なし
第三義 商品の良否は、明らかにこれを顧客に告げ、一点の虚偽あるべからず
第四義 顧客の待遇を平等にし、苟(いやしく)も貧富貴賎により差等を附すべからず


米国発の株主価値経営の真の意味は、短気利益を重視することではなく、顧客満足であることを「もしドラ」と「江戸の商人」は教えているのです。

(このテーマを終わります。)
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もしドラと江戸の商人(その5)

2011年01月02日 | 江戸
ノーバント・ノーボール作戦という新しい戦術を採用するのと時を同じくして、もしドラの主人公・みなみはもう一つの取り組みに着手しました。

それは「社会の問題についての貢献」でした。

ドラッカーのマネジメントには、
自らの組織をして社会に貢献させるうえで3つの役割がある。
①自らの組織に特有の使命を果たす。
②仕事を通じて働く人を生かす。
③自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の解決に貢献する。

と書かれていました。

①については、甲子園に行くことで顧客に感動を与えることを使命を果たそうとしていますし、②については、夕紀のマーケティングを受けて各部員に責任を分け与えた結果、練習への出席率を上げることができましたが、③については、まだ手付かずでした。

みなみは社会とは何かを考え、野球部にとって学校が一番身近な社会だと結論づけました。そして、野球部の強みを生かしながら学校に貢献しようとしました。

やがて、陸上部、柔道部、家庭科部、吹奏楽部などに対してマネジメントのコンサルタントを行いながら、自分たちの成功体験を伝えることにより各部に良い影響をもたらしていったのです。

企業の社会的責任(CSR)という概念が日本に入ってきたときに、日本ではさほど違和感なく受け止められましたが、それは、江戸時代から商いは自分たちのためだけではなく、お客様のため、世の中のためといった考え方が根付いていたからにほかなりません。

その典型的な例が、近江商人の三方よしです。
近江商人とは、琵琶湖周辺地域の商人たちのことをいいます。

彼等は、特定の藩をバックにしない中で年月をかけながら自力でもって人々の信頼を築き全国に商売を拡大していきましたが、その過程で自分本位の商売は成り立たないことを身をもって体験し、利他の精神を身につけていきました。

三方よしとは、売り手よし、買い手よし、世間よしといわれますが、商売の相互を尊重するだけでなく、その地域の社会までも尊重の視野に入れているところが最大の特徴です。

三方よしとは後世の研究者の造語ですが、その原典となるのは江戸中期の近江商人だった中村治兵衛が孫に遺した書置です。

たとえ他国へ商内に参り候へても、この商内物、この国の人一切の人々、こころよく着申され候ようにと、自分の事に思わず、皆人よき様にと思い、高利望み申さずとかく天道のめぐみ次第と、ただその行く先の人を大切におもうべき候、それにては心安堵にて、身も息災、仏神の事、常々信心に致され候て、その国々へ入る時に、右の通りに心ざしをおこあし申さるべく候事、第一に候(宗次郎幼主書置)

このことを知ると、企業の社会的貢献(CSR)が決して外国からの受け売りでないことに気が付きますね。

(明日に続く。)
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