目黒川の桜、目黒区美術館の絵画を鑑賞の後、近辺の散策に行きました。
「海福寺」
明から来朝した隠元隆樹が万治元年(1658)
深川に開創した寺を明治43年(1910)に現在地
へ移転しました。
山門の四脚門(区指定文化財)(よつあしもん)
江戸時代中期の特質を備える貴重なもの
成就院(天台宗)
天安2年(858)慈覚大師の開山
本尊は大師の作と伝えられる3匹の蛸に支えられる
蓮華座に乗る薬師如来像
別名「蛸薬師」
徳川2代将軍秀忠の側室・お静の方がわが子
保科正之の栄達を祈願して奉納されたお地蔵様
五百羅漢は木彫でお堂に祭られていますので
撮影禁止です。
「目黒不動尊」
熊本の木原不動尊、千葉成田の不動尊とあわせて
日本三大不動とよばれています。
目黒不動尊は関東では最も古い不動霊場です。
大日如来像
本堂の裏で江戸初期(1638)以降
不動明を背後で静かに守り座しているそうです。
水かけ不動
1200年前伝教大師最澄が開山した時以来
湧き出る滝は一度も枯れることなく
池の中に「水かけ不動」が奉られています。
柄杓で水をかけるとご利益があるといわれてます。
勿論、水をかけました。ご利益あるかな?
目黒駅から行人坂・権之助坂を歩いて目黒川沿いの桜は圧巻
でした。その上美術館・お寺と豊富な文化に触れることが出来て
素晴らしい休日でした。
沢山のお寺が人々を迎え心を支えて繁栄したことが伺えます。