「和のしつらえと、美術品との調和を愉しむ空間」
という地域新聞に載った記事を頼りに
雨の日曜日に訪ねてみました。(金、土・日開館)
場所は茂原市郊外の私設美術館「源吾」
3年目を迎える和風建築の静かな佇まい。
雨が流れているのがわかるでしょう。
入り口横の木の板を木筒で 叩いて来訪を伝えると重い扉が開きました
玄関を入ると青磁のお皿が壁に掛かっていました。
夏のテーマは「白の世界」で白磁の壺やアンテーク家具
が全面ガラスの窓から光を浴びて置かれていました。
陶器・絵画・ 工芸品などを上品に展示されていました。
庭には石のオブジェが雨に打たれたススキとの
よい景色を作っています。
オーナーは20代から焼き物を集め始め
生活の中で使ったものもあり、3ケ月ごとに展示替え
をするそうです。秋の展示も楽しみです。
個人で収集された見事な美術品を 気さくな人柄で
説明されて、500円で入場料と自らお茶を振る舞う人柄に
驚きました。又一つ楽しみが増えました。
*******************************
美術館からの帰り道、昼食場所を探していましたら
豪華な建物の「お蕎麦屋さん」を見つけて入りました。
「そば奉行」というお店
「会津・茨城新そば」 の張り紙に納得
30年の歴史があるそうです。
中へ入ると広いのでびっくり!
広い天井・奥の玄関から長い廊下を歩いて
階段下の禁煙席までの調度品が素晴らしい
何百個あるでしょう「そばちょこ」に・彫の入った衝立
新そばと揚げ出し豆腐・ おそばと小天丼のセットにはやはり豆腐
どちらもお出汁が利いた素晴らしいコラボでした。
美術館もお蕎麦やさんも初めての体験でしたが、「和のしつらえ」
を充分に堪能した一日でした。
設え(しつらえ)=一期一会 を感じました。