アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

夕顔

2014-09-26 09:35:30 | フローラ

初めて見た大きな白い花は?
ご近所の壁に咲いているのを見て
「白洲正子」著草づ くしに載っているのを発見

「決まって夕方4時に開き、夜が明ける前にしぼんでしまう」
直径5~10cmの大きな花
果実から干瓢を作る そうです。


夕顔というと、源氏物語出にでて来る薄命の女性として
描かれています。又、能では幽玄な場面を表します。

すぐ隣の住人はこの空き地に色々な植物を植えています。
かなり粋な人物

自宅の門の前には

真っ白な萩の花

これも幽玄の世界

ヒメガマ(姫蒲)も壺に入れて飾っています。

その下には「ホテイアオイ」も一輪

いつも車で通り過ぎていましたが、大きな白い花に興味を持って
歩いてみました。 

そのお隣のフェンスには「フウセンカズラ」(風船葛)
可愛くて思わず食べたくなりました。

秋は人々に美しく、優しく、心に響く風景が目に入ってきます。 

 かんぴょうになってしまったものしか知らなかった
夕顔(干瓢の花 )をこの年で初めて見て感動でした。