アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

更級公園(さらしなこうえん)

2017-07-31 15:53:53 | アートな旅

「暑中お見舞い申し上げます」

暑い中一度も訪れたことの無い「更級公園」に寄ってみました。

「更級日記」は平安時代の頃に書かれました。

作者は菅原道真の5世孫にあたる菅原孝標の次女が
上総の国府に任官していた父と共に
上総の国府から京の都へ帰国するところから結婚・出産・夫の単身赴任・夫の病死
子供の巣立の後の孤独の中で仏教傾倒まで約40年間が描かれています。(1059年)

上総の国とは今の市原市近辺ですが、この地から京の都へ旅出ったのです

現在では綺麗な公園になっています。真夏の公園には
木陰も無く、灼熱の太陽が眩しい。


池が涼し気ですが、誰も居ません。

「むくげの花」が元気に咲いていました。

鉢に植わっていた蓮の花が大昔(約1千年前)の面影を残していました。

どんな思いでこのような「更級日記」を書いたのか?
じっくり、読書しましょう。