アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

エル・グレコ展

2013-01-21 11:10:17 | フローラ

1541年ギリシャのクレタ島で誕生したグレコは
イタリアのヴェネチア・ローマで画業をスタートさせて
35歳頃にスペインに渡り後半生をトレドで過ごしました。
「エルグレコ」とは「ギリシャ人」という意味です。

世界中から代表作が結集・51点の国内最大の回顧展です。

キリスト教にまつわるイコン画家としてスタートしました。

イコン画

すべてビデオからです。

「ろうそくの火を吹く少年」
光と闇のコントラスト

教会の祭壇画などは大きなもので3.5mもあります。

スペインの都市であった「トレド」を愛した「エル・グレコ」
以前から大好きだったグレコの絵画展の前売り券を購入して
丁度開催された「東京都美術館」に寒さの中、朝早く行きました。

500年以上前の絵画が今もなお人々の心の中に入り込み
絵画そのものの美しさは驚くばかりでした。

イスラム教からキリスト教に変わった国。

我々がスペイン旅行の時、トレドは一番印象的だった場所でした。
ずっと変わらない美しい国であって欲しい。

そしてエル・グレコの絵画をずっと守って欲しい。


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6 コメント

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絵画展~ (cyaz)
2013-01-21 17:38:38
サッチーさん、こんにちは^^

そういえば最近本格的な絵画を楽しんでいないような気がします(汗)
多少の好き嫌いはあるものの、「本物」を見ることは
自分への栄養になると思っています。
ただやはり土日は混むので平日に利用したいけど、
なかなか仕事をしていると難しいですし、美術館によっては
遅くまで開館していますが、こういう絵画はゆっくりまったり鑑賞したいものですよね~
時間があれば鑑賞してみたいものです。
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cyazさんへ、こんばんわ。 (サッチー)
2013-01-21 21:39:49
cyazさん、コメント有難うございます(^^♪

確かに土・日は有名な展覧会は超混みですね。
昨日は気合が入っていて朝早く家を出て、モーニング
して、会場に行きました。

フェルメールなどは凄い人気でしたね。

自分の好きな画家の展覧会を見る事が出来たときは
本当に満足感があります。

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Unknown (とうさん)
2013-01-21 22:14:20
El Greco.。私にとっては道の世界。ギリシャで生まれ、イタリアで成長し、スペインで活躍・・・スペインがイスラム教からキリスト教に変わった国とは知りませんでした。
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とうさん、おはようございます。 (サッチー)
2013-01-22 10:17:42
とうさん、コメント有難うございます(^^♪

エル・グレコとはギリシャ人という意味だそうです。
然し、芸術を学ぶためにイタリアやスペインへ行き
ました。そこにはすでに名を成した立派な芸術家が
沢山いたからでしょう。

スペインはローマ帝国の支配からイスラムの支配へ
そこから「レコンキスタ」という国土回復運動があり、
イサベル女王の時に再びキリスト教国になったのですね。
スペインを旅行すると、イスラム様式の建物の後にイスラム様式を残してキリスト教の教会が建っています。
それも素晴らしいことで、戦争でなく変わったことが不思議ですね。
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Unknown (reirei)
2013-01-22 13:26:26
サッチーさん
エル・グレコはギリシャ人という意味でしたか?
絵画を訪ねて色々な国の歴史を知ると興味深いもの
がありますね。
国の宗教が変わるというのも凄いですがメスキータ等
スペインにはイスラムの残したものも沢山ありますね。


イスラム教=イスラム過激派では絶対ありません。
私の見たイスラム教徒は敬けんな信者が多く1日何回
も祈ってました。
今回旅したアンコール遺跡でも仏教がヒンズー教に
なり今では仏教徒が多いと思います。
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reireiさんおはよう (サッチー)
2013-01-23 09:58:11
reireiさん、コメント有難う(^^♪

そうね。日本人は無宗教の人が多く無関心な人が多い
けれど、外国では宗教は大切なものですね。

イスラム教徒の一部分を除いて一日5回の祈りや、
過去の建造物などの素晴らしさは現在も永遠の
輝きを放ていますね。

スペイン各地で見た教会はの基礎になっているのも
イスラムの建築ですね。

日本の仏教徒よりも敬虔でつつましい東南アジアの
人々にも学ぶものがありますね。・

世界を見る事は人々の心も見ることになりますね。

エル・グレコの絵画はキリスト教の奥深さを表現しているようでした。
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