ブログ仙岩

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酉小屋と七草粥

2014-01-09 09:47:44 | 日記
いわき地方の松送りは殆んどが7日といわき北部とわが町四倉は昨日の8日に行われた。震災翌年は松のお飾りもしなかったから松送りはなかったが今年は各地でその行事が繰り広げられ、今朝の民報に平赤井の正月送りと佐糖町の燃え上がる酉小屋と甘酒ぶるまいが載っていた。

浜の松送りは、各の近場の海岸の数か所で、ごま札やだるま、お飾りやお供えを燃やした。しかし、田んぼのある久之浜の小久、大野、小川の各地では酉小屋を作り、各家庭から持ち寄った松などのお飾りを小屋に入れて燃やした。

もともとの酉小屋はトリオイといって子供たちが「とりのもちほういほい」と声に出してとりを追い払う行事であった。小屋の中では甘酒が振る舞われた。がだんだん簡略化され、酉小屋と松飾りを燃やし、その火でお供え餅を焼き無病息災を願ったものになった。

また、七草粥も昨日8日の朝頂いた。我が家は「セリナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ」の代わりに「大根、白菜、キャベツ、人参の葉、美味しい菜、ネギとブロッコリーの葉」に切り餅一つ入れ塩味で頂いた。

我が家の畑の周りにはナズナやハコベラは生えている。7日の朝ー1.2度と初氷が張ったが、今年は暖冬で大根やハコベラの生育が大変良い。しかし、線量が0.25~0.81μSv/hと高いので山菜やノノヒル、ヨモギなど薬草は食していない。

スーパーの七草でなく、アトピー皮膚炎や風邪の予防に、やはり自然に生えている七草の粥が食べたいものである。