ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

タンポポ初便り

2014-01-30 12:39:13 | 日記
今朝のNHKラジオ放送で気象予報士伊藤みゆきさんがタンポポ開花の便りがあったと・・・随分と早い便りと思って聞いていた。

しかし、そこらへんで見かけるタンポポは殆んどが外来種のセイヨウタンポポで、寒さに弱く、クーロン繁殖するので個体数が圧倒的に多く1年中咲いているからだ。しかし、在来種のカントウタンポポやカンサイタンポポは春先に花をつけるだけで、大変少ないと感じている。また、多年生のキク科の植物である。

見分け方は、花の下のお椀型に見える総苞片が反り返っているのが外来種、反り返らないで見えるものが、いわゆる日本タンポポの在来種である。

このタンポポは、日本人は茎を摘み取り草笛に利用しているが、西洋ではC型肺炎ウイルスの抑制する働きがある葉を食べ、根は乾燥させてコーヒーのようにして頂いている。

また、古くはフヂナとよばれ、江戸時代鼓草(ツヅミクサ)と呼ばれ主に薬草として利用していた。

憎めないなりすまし詐欺

2014-01-30 09:49:20 | 日記
井上ひさしさんの短編「昭和22年の井伏さん」に、造り酒屋にやってきた丸顔の人がにこにこしながら盃を口に運び、お酒を傍らに、土地の文学青年が持ち込んだ原稿にすこぶる的確な評を与えて、宵の口別の町へ発ったという。白いご飯とお酒を目当てに偉い先生になりすまし、田舎に出没すろ者は当時珍しくなかったらしい憎めないなりすましである。

しかし、人の命を預かる医療行為で偽医師になりすましての診療はいただけない。

福島県警のホームページでは福島県のなりすまし詐欺は25年10月で、76件(26,145万円)、24年10月、33件(13,740万円)より、+43件、+12,405万円という。どうしてこんなに懐を粗末にするのかと思う。

今朝のラジオでも、株や証券購入の手ほどきのDVD?を50万円で購入した学生がトラブルになっているという。

なりすまし詐欺で金融商品が減少しているが、オレオレ、架空請求、還付金、ギャンブル必勝情報などは大変増加しているから、昨年は前年より件数で43%、金額では53%も増加している。

福島県では高齢者が特に一人の方が騙されている。うまい話には必ず裏があること胆に命ずべきである。