ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

春の七草ハコベラの生き方

2014-01-25 09:53:47 | 日記
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ これぞ七草と左大臣・四辻善成の歌であり、雑草を擬人化して語るトークを先日、0時台稲垣栄洋さんのお話を聞いた。

私も以前、娘たちが飼育していた小鳥に夕方畠のハコベを餌にやると翌朝死んでいた。今まで何ともないから、ハコベが原因と判断したがどうも納得がいかない。ハコベには小鳥を死なせるものが含まれているのか、うさぎなどは喜んでたべるし、春の七草(コハコベ)で食するのにどうしてと?

稲垣さんは雑草は踏みつぶされても生きる丈夫なハコベというイメージがあるが実際は弱い者という。
しかし、からからの乾燥の時期の太平洋側では土がふんわりしていても青く枯れずに生育している。どこに秘密があるのか、それは、一つ目は花の下に枝分かれして成長していくが有限である。次に、茎には下に向かって細かい毛が生えており、根本に水を送り乾燥地でも生育可能という。また、茎は軟らかいが、踏まれても折れない芯がある。花びらは10枚見えるが5枚で二つに根元近くで分かれている。花は上向きでも終わると下向きになり、他の花の受粉の手伝いをしたり、熟すと種に突起がついて土にもぐり、靴底にへばりついて遠くに運ばれて繁殖するという7つの不思議があるという。

また、ハコベには、低地のウシ、イト、エズなど、山間地ではサワ、シラオイなど、高地ではカンチヤマ、シコタンなど多数種あり、ハコベの名の付いていないものもあるというが、小鳥に害を与えるものがハコベに含まれているかは分からない。

1~20mSv/年は許容範囲とIAEAが報告

2014-01-25 08:41:28 | 日記
環境省は24日、除染実施から年間1~20ミリシーベルトの被ばくは許容範囲とIAEA専門チームの最終報告書を公表した。

IAEAが昨年10月に来日した報告と同様なもので、環境の回復は良好に進展していると事故後の取り組みを評価した。また、個人の被ばく線量把握の強化でも被ばく低減に効果ありとした。

しかし、いわき市の線量値のテレビ放映では0.06~0.35μSv/h、わが町四倉町放射線量マップでは~0.25が15か所、~0.50が妙見神社周辺1ヵ所あるのみである。昨年9/11,HORIBA PA1000 Radiで測定した結果、我が家屋敷は0.261~0.817μSv/h、裏山の雷神神社境内は2.652μSv/hであった。各テレビ放送ではなぜ低い測定値だけを知らせるのであろうか、信用できない。

が、~50mSvが原発作業員の年間被ばく線量値であり、裏山や近隣の登山は控えているが、0.23以上除染の対象であり我が家は除染していないが、何ら問題ないとして生活している。1~20mSv/年=0.23~4.57μSv/hより、より安心であるから。

四倉0.5キロ沖合の海水採取しての濃度はセシウム、トリチウムは検出限界地未満で、β線を出す放射性物質は0.02~0.04Bqで原発事故前と同じ数値であったという。操業に前進できる朗報である。