震災関連死から見えるもの

12/20ブログ仙岩で、17日震災関連死と認定された人が1605人と直接死1603人を上回ったと記した。

テレビなどメディアから1623人と増加している現実には、長引く避難生活に加えて、帰還困難という精神的なストレスが大である。帰還を促進するには除染、インフラの整備で、生活が成り立たなければ帰還は困難である。

2年10か月が過ぎ、8日半減期のヨウ素、2年半減のセシウム134はボデイカウンターでは検出されていないという、30年半減β線セシウム137だけの検出であり、甲状腺や皮膚がんなどの障害を起こしDNAを破壊、人体に蓄積するから始末が悪い。28年半減ストロンチウムは骨に、α線プルトニウムは腎臓に害を及ぼすが、これは高濃度の被ばくで生ずるものである。県人の検出結果は殆んど影響していないという。

2013.9.11測定、我が家の線量室内0.135～0.250、外0.261～0.817、裏山の線量2.651μSv/hでも生活してる。
1mSv/年＝0.23μSv/hにこだわっていたら、いつまでも避難生活が長引き、関連死の増加を見るのは目に見えている。線量の低い地域の除染は簡易に、まずは自宅の生活空間0.300以下にして、自宅周辺の除染は徐々に帰還者の協力を得ることで、帰宅期間が早まり、関連死が大分遠のくと考える。