ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

第一原発観測井戸から40万ベクレル検出

2013-10-20 11:14:19 | 日記
台風26号は大島など甚大な被害を出して過ぎ去ったが、第一原発の井戸水にも周辺の放射線を含んで前日の約6,500倍の40万Bq/Lが17日検出されてという。トリチウムは3倍の79万Bq/Lという。放出基準値はストロンチウム30Bq/L、トリチウム6万Bq/L。

この井戸は汚染水タンクの北側15mの所にある。これまでの最高値はβ線3200Bq、トリチウム32万Bqでったという。

トリチウム90の40万Bq/L=8.8mSvぐらいで、人体に入ると骨と置換するもので骨をダメにする。また、三重水素トリチウム79万Bq/Lは皮膚や衣類を通さないβ線を出すがγ線を出さない。半減期は12.5年で大変長い。

40万ベクレルという表現では、我々の人体にどれほど影響を与えるかピンとこない。基準値は米100Bq、水は30Bqであるが、8.8mSvは1mSv/年の約9倍である。基準値以下の水は海水に放出されたが、いわき沖でも試験操業が行われて、いずれの魚介類の検査では未検出で市内に出荷された。
安倍総理が昨日相馬に来て、タコを試食して安全をアッピールしていた姿が放映されていた・・・・。

巨人広島に3連勝MVPに菅野で日本シリーズへ

2013-10-19 07:49:58 | 日記
昨日のブログ仙岩に「菅野投手圧巻完封を成し遂げた。天晴れと」と載せる予定でいた。どうしても、大島被災者のことが頭から離れず、台風を知りながら島根に出向く町長の行動に問題があるが、まず人を責めるより、十三夜という間をおいて、例年にない超豪雨に対する避難の心がけが大切と・・・三陸の地震で津波が来る前に「てんでこ」に逃げる教えを教訓にしなければいけないと思った。

昨夜の杉内は初回がいつも悪いと知りながらも、短期決戦だからとみているとやはり、丸に四球、菊地に初球でバント成功、梵にセンター前へヒットで1失点、今日も3回持たないかと思うと7回まで完璧に近い投球、阿部坂本のタイムリーで3-1としてマシソン、西村で締めた。そして、原監督の10回の胴上げで観衆を沸かせた。阪神を連破して東京ドームに乗り込んだ広島にその勢いが続かなかった。

MVPは誰かと、打ではエラー2失点村田のタイムリー、坂本HRで3-2、寺内の3点HRと菅野の完封で3-0、そして、昨夜は阿部の2打点、坂本のタムリーで3-1から、菅野寺内、坂本、村田阿部の順からと考えていると、やはり菅野に決まった。

一昨夜のゲームは何と言っても、菅野のボールには山を張らせる余裕がなくホークが効いて三振が11ヶで8回まで完璧であった。
9回に代打岩本セカンドフライ1アウト、1番丸に初球安易な外角レベルのボールをレフト前へヒット1塁、2番菊地には菅野のグラブはじいて内野安打1,2塁、3番キラ3-2から外角高めストライクと判定されてもおかしくないボールを選んで四球満塁に、ここで原監督投手交代かと思ったが動きなし、5番エルドレッドファストフライで2アウト、6番梵センターフライ長野がガッチリつかんでゲームセット、11奪三振完封天晴れの菅野であった。

後の月月見の月は十三夜

2013-10-18 15:47:56 | 日記
昨夜は旧9月13日、十五夜の月とともに二夜の月といって月見の習慣がある。また、月と言えば秋の月で春の花と同様に歌に詠まれた。
しかし、いわきの地では月の周りが雲でぼやけてしまったが、祝うことができた。

十三夜の月には、二夜の月、十三夜、豆名月、栗名月、名残の月、女名月、姥月と沢山ある。十五夜の月のように真ん丸に少し足りないが、日本には古来から「天は満ちた者を欠き、不足があっても謙虚な態度でいるものにはそれを補う」、また、京都の知恩院の屋根瓦が完成しておらず、日光東照宮陽明門の柱は一本だけ逆についていたりと未完成なものが多くある。

みちのくの如く寒しや十三夜・・・山口青邸

また、源氏物語「夕霧が小野より帰る時」に「十三夜の月いとはなやかにさし出ぬれば 小倉の山もたどるまじうおはするに」云々と、いかにも日本人は中秋の後に晩秋でなくもう一度、満月でなく少し欠けた月を賞するところに「花は盛りに、月はくまなきをのみ賞するものかは」という気持ちがうかがえる。信仰的な意味からまた、収穫祭の意味から日本人は昔から月を賞してきた。


台風26号大島町民土石流被災に思う

2013-10-17 13:41:46 | 日記
川島大島町長と副町長が不在での事故発生した伊豆大島の土石流被災で17人死亡確認、43人行方不明という。

火山灰堆積の山肌の上に建つ家はテレビ新聞で見る限り表層雪崩のように一気に樹木と土石が押し流されたと見える。何度も過去に大雨による被災を経験しており、防災対策は十分という過信があり、認識不足は否めないと今後の教訓にしたいと16日午後島根出張から自衛隊機で戻った町長は夕方1時間半に渡り記者会見で話した。

また、15日の出張で大型台風26号接近を知りながら「行こうか止めようか悩んだが私の認識に甘さがあった」という。NHkのテレビでも台風対策を怠りなくと何度も放映していた。一時間の雨量123ミリ、24時間で824ミリの大雨でも避難勧告はせず、16日未明2:43に町職員から自宅半壊の一報が、ここでも避難指示が出ず過去の教訓が生かされていなかった。

大島町民のための町長、町職員は何もしていない結果になった。被災者にかける言葉が見つからないが、鎌田實が言うように、ダメとあきらめず、完全復興へと焦らずに、人との繋がりで別の解決方法で出来ることを探してほしい。

私はいわき市民として15日朝の気圧、1022hpa、植木は下に、雨戸を閉めた。16日朝982、10:20は972で日差しが台風通過と判断、11:20は982、12:30は994に上がっても強風が収まらず外に出て頭に物が当たるのを避けて部屋で待機していた。

飯館村帰還困難地区で初稲刈りが

2013-10-16 10:22:39 | 日記
昨夜のテレビ放映で菅野飯館村長が鎌で稲刈りする姿が映し出された。

15日福島県浜通り飯館村長泥地区は帰還困難区域で稲刈りが?どうしてと一瞬訝しく疑いの目で見た。帰還前進への道しるべという村長の言葉で少しは納得、収穫された米から放射能セシウムの濃度を測定、その結果から将来の営農再開に向けたデータを収集するのが目的であったという。

20,000Bq/kgだった土壌を塩化カリウム散布による除染で、1,700Bq/kgまで減少した広さ約5アールの水田で一部を刈り取り検査する。残りはすべて廃棄処分される悲しさはあるが、嶋原区長は農業ができたという幸せを感じたという。

震災当時3/17で、95μSv/hの長泥地区の南には浪江の赤宇木では80μSv/hの地区と原発爆発当時浪江町民は通常福浪線富岡街道114号を通り津島へまず避難した。3/15住民に不安を与えないようにゴム河童スタイルで津島入りした木村さんのアドバイスで、一時避難した町民はより遠くに避難した津島地区でもある。