ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

桜全線上昇放射能不安は下方に

2014-03-27 09:39:17 | 日記
いわき桜開花予想4/8がここ数日の暖かさで一気に4/3ごろと開花が早まった。

東北の湘南いわきでも梅の開花は1っヶ月も遅れた。冬の寒さそして大雪と本来の季節の姿から、そのぶんしっかりと春がやってきた。福島には梅、桃、桜が一気に咲く地方三春では天然記念物滝桜の開花も待ち望まれる。

鶯や野鳥の鳴き声が多く聞こえてくる。ラジオからは桜の便りの他に、巣立つ小学生や中学生が恩師との別れの季節でもある。両親への感謝の花束に、「有難ういつまでも仲良」くのカードが、また、最後の空のお弁当の中に「いつも美味しいお弁当有難う」と添え書きのメモで、お母さん涙したとかこちらまでもらい泣きしてしまう。

しかし、宮城の応援職員は今年度で終わり、関連死や自殺者が増加する福島では派遣職員の意識調査の結果、派遣前後の放射能不安の度合いを0~5の6段階では平均2.8から1.8に、県産食品の不安は2.4から1.4に下がっていた。しかし、津波被害などは予想以上に大きく、復興進行度合いは除染や損害賠償で復興の実感はないと。

いわき漁協コウナゴ漁初の試験操業

2014-03-26 07:49:40 | 日記
いわき市漁協の試験操業で初のコウナゴ(イカナゴ)漁(敷網や船曳網など)が25日、3年ぶりいわき沿岸部で始まった。昨年四倉はいわきで勿来に続き2番目に海開きをした。砂浜ぎりぎりまで小舟が来て漁をしてる風景は震災前は春の風物詩である。

コウナゴ漁が春を告げるもの、昨日は20度にもなった福島、仙台で梅が開花したと。いわき7漁港から22艘が出航したが、1トン400kgが勿来漁港に集められ茨城大津加工組合に運ばれ放射線を検査、安全確認後首都圏に出荷されるという。しかし、コウナゴ漁終わりの時期で水温が高く水揚げ量は少なかったという。

コカナゴはもともと冬に生活する稚魚で、夏場は砂に潜って冬眠ならぬ夏眠する。

コウナゴはスズキ目イカナゴ科の稚魚で、東北コウナゴ(小女子)、西日本シンコ(新子)と呼ばれ、成長して、北海道はオオナゴ大女子、東北メロウド女郎人、西日本フルセ古背、カマスゴ加末須古、カナギ金釘と呼ばれ、イワシと並んで沿岸での植物連鎖には重要な稚魚でもある。

佃煮として食卓ではなじみ深く、炊き上がったイカナゴは曲がった寂びた釘に似ていることから釘煮と呼ばれる。

歌謡プレミアム船村徹名曲を歌い継ぐ

2014-03-25 08:31:56 | 日記
彼岸明けの昨夜、歌謡プレミアム特集船村徹の名曲を歌い継ぐ(3/6収録)を見た。

まず、1932年生まれの船村徹(本名福田博郎)は5000曲も作曲しており、東洋音楽学校ピアノ科卒で米軍のジャズが目の前にあり、茨城高野公男と栃木の船村同じずーずー弁で気心が知れて共に苦労して、春日八郎の「別れの一本杉」ができたと。これを門下生西方裕之が熱唱した。

次に、鳥羽一郎「兄弟船」を門下生天草二郎と走祐介が天草は海の男らしく、走りはやさしい演歌調で歌い上げた。青木光一のヒット「柿の木坂の家」を市川由紀乃が、島倉千代子「東京だよおっ母さん」は~お父っさんがあるから、おっかさんを創って下さいと言うので出来たという秘話から杜このみが歌い上げた。そして、「風雪ながれ旅」を大江裕が張りのある声で歌い上げた。

病み上がりの美空ひばり「みだれ髪」は、得意の裏声を抑えたものにしたところ、本人から要求された真剣勝負の歌い上げだったという。また、ちあきなおみ「矢切の渡し」は手漕ぎの櫓に対して、細川のはモーター船と評した。

最後に、船村自身がギター弾き、女子刑務所の収容者に贈る曲「のぞみ(希望)」を情感たっぷりに歌い上げて終わった。歌の生い立ち、「ここから出たら母に会いたい おんなじ部屋でねむってみたい・・・」の歌詞から収容者の心情がわかるものでジーンときた。

郡山五中日本一で声楽アンサンブル閉幕

2014-03-24 09:04:57 | 日記
第7回声楽アンサンブル全国大会は福島市音楽堂で、22日一般部門、23日本選15団体の出場へ3部門合わせて計122団体で争われた。

3日目22日、今回から新設された小学校、大学職場にフィリピン3団体など40団体がエントリー、Smil(福井)、合唱団APio(青森)、Vocal Ensemble(愛媛)、Bricolage(宮城)、福島室内合唱団が金賞に輝いた。フィリピン台風被災と東北の震災の後押しになればと歌い続けたとか。華やかな響きで観衆を魅了した福島室内合唱団女性三部宗教曲「愛」「アヴェマリア」など三曲を歌い6度目で金賞に輝いた。

15団体本選は昨日23日、2年ぶり2度目の日本一に郡山五中が輝いた。2位郡山高、3位安積黎明、4位が郡山二中で福島県勢が独占した。5位にはSmile(福井)が選ばれた。

郡山五中は審査委員7人中6人が一位とし、混声15人は管弦楽伴奏でキリエ、グローリアにアニュス・デイの三曲で繊細な歌声で豊穣なハーモニーを織りなすものと評価を受けた。郡山高は透明感ある響きで、安積黎明は最大12パートの難曲を歌いきった。モーツアルトの世界観を華やかに表現した郡山二で合唱王国は揺るがないものとなった。

最後の全体合唱では「風になったまま戻ってこない人々を想う」「夜明けから日暮れまで」を原発事故福島県民の明日への希望を歌声で後押しした。

声楽アンサンブル全国大会開幕

2014-03-24 08:21:35 | 日記
第7回声楽アンサンブルコンテスト全国大会が22日から福島市音楽堂で開幕し、本選23日まで熱戦んが繰り広げられた。

1日目20日高校生部門は41団体がエントリー、郡山、安積黎明、郡山東、福島東、浦和一女が金賞に輝いた。透明感あふれる混声郡山、高度な歌唱力女性安積黎明、のびやかなハーモニー女性郡山東、見事な歌唱浦和一女、福島東であった。また、沖縄や岡山の高校生はレベルの高さに驚いていた。

2日目21日中学生部門では41団体が出演、春分の日で会場は満員、郡山五、郡山二、清水女学園(神奈川)、山鹿(熊本)、安積が金賞に輝き、圧倒した郡山五は管弦楽伴奏混声が心一つになりキリエとグローリアの曲調の変化を付けた演奏が評価された。同じく管弦楽伴奏混声郡山二はキエリなど三曲、安積はバスク地方民謡混声で高い評価を得た。

また、岡山の全国吹奏楽アンサンブル大会で原町一中が金賞、高校では平商が銀に輝き、楽都福島被災地から大いなる復興へのメッセージとなった。おめでとう。