8/16(火) 昨日は終戦記念日であった、と今朝になって改めて感じた。戦後生まれの私には、遥か遠い日のことではあるが・・・。さりとて、あの大戦で流れた血を、戦の意義を忘れる分けにはいかない・・・。
今朝は、「鶏肉の赤ワイン炒め」「大根と人参・蒟蒻の豚小間煮」「エビフライ」のメニューとなった。エビフライ以外は、違う調理法の予定が、台所で動いているうちに前記の料理となっていた。
鶏肉は、刻みニンニク・生姜に塩胡椒と赤ワインで暫く漬け込む。本来ならば大根・人参と煮る予定であったが、先日も同じ調理だったと思い出して急遽変更となった。
エビフライは、冷凍のブラックタイガ-の殻を剥いて定番のフライ仕様。小麦粉やパン粉・溶き卵の残りでチジミ焼を一枚作る。何時もにまして、今日のフライは上手く揚った様子。
大根と人参・蒟蒻に、少し残っていた豚小間を入れた煮物を作る。豚J小間は、ピーマン・シメジで炒める予定が変更となり、煮物の添え物に落ち着いた。
そんな次第で、四人分の弁当が完成した。今日は梅干の種を取ってご飯に載せてみた。
昨夜は、敬愛する郷里の大先輩Uさんとの懇親。当初、渋谷・宇田川町「奈加野」で、仁淀川の鰻を食そうと云う計画であった。処が、奈加野は月曜日からお盆休みとなった。ヤッチャ場も魚市場も水曜日まで休みなのだ・・・。
そんな次第で、店が急遽変更となり鰻の老舗「菊川・日比谷店」での歓談となった。上手くもいかない商売のことや、諸先輩の動向など・・・。あれこれと話をしていると、いろんな場面で共通している、繋がっていることに改めて気付く。
Uさんが現役の頃は、私からすると殿上人であったが、同郷で若い頃からの付き合い。何時もフランクな付き合いを頂く。二人で飲むと、何時も河岸へと先立たれた中村さんのこととなる・・・。
酒は、ビールから始まり「天狗の舞」「ウイスキー」へと進む。酒は四合入り、ウイスキーはハーフボトルなので結構に酔う。酔うが、実に気分のいい酒である。
この店、Uさんが未だ本社の係長時代に鰻好きの上司のために探しに探して、漸く合格点を貰えた店だとか。それ以来使っているとのことだが、とすれば40年以上となるか・・・。仲居さん達は、人あしらいが上手で粋な感じであった。
仁淀川の天然鰻の予定から、若干方向はずれたが「鰻屋」に落ち着いた。仕上げに、名物の鰻重を頂くこととする。
タレは甘からず、辛からず、もたれなくて程よい感じ。ご飯は大変美味しく炊き上がったやや硬めの、私好み。大変結構なお味でした。(此処の処、鰻づいている・・・)
話・よし、酒・よし、鰻・よし、のトリプルよしの夜であった。