8/17(水) 目覚めて、今日のお弁当はオムスビのつもりでいた。具は、鮭とタラコである。
先ずは、米三合を電機釜へと、続いて鮭&腹スとタラコを焼く。
台所に立ち、あれこれ食材のチェックをすると、冷凍庫の中で空豆と剥き海老が一握り程残っている。食べてほしそうな気配が伝わる・・・。
そんな気配に引かれて「空豆&小エビの掻揚」が登場することとなった。これだけでは淋しいので仲間を増やす。掻揚に「牛蒡・人参・タマネギ」が加わった。連日の揚物登場となるが・・・。
ジヤガイモとピーマン・人参、ベーコンを千切りにした炒め物を作る。牛蒡とジャガイモは暫く水に晒してあく抜きをする。
右端は調理前の掻揚用具
最後に卵を焼くが、厚焼きではなく今日はオムレツ風の仕上げにしてみた。技は変化が必要とばかりの遊び心であった。
卵は焼く前
お菜も仕上がり、後は纏めの段階にきた。さて、どんな風にしたものか・・・。オムスビを主体に考えていたが、違うな!
長女はオムスビ(鮭・タラコ)二つと、お弁当箱にお菜だけを詰める。私とK、家人は普通の弁当に。だが、Kと自分用は掻揚丼風となった。この方が、お菜が入るのだ・・・。
残っていた自家製チャーシューも入れよう。オムスビ用に焼いた鮭・タラコも弁当の賑やかしにと詰め込んだのであった。こんなグチャグチャ弁当って、嫌だよな~。自分で作ってなきゃ食べないね、あたしや!と、思いながらも、四人前の弁当が完成となった。
昨日は急遽三島詣でとなり、弁当は東海道線の車中でビールの友となり立派に役割を果たした。その忠義に応えるため、私は車中の洗面所で線路の軋み揺れに耐えながら、お役ご免の弁当箱洗ったのである。(しかし、鰻が入って帰ることはなかった)
今夜、昔スタッフだったY女史が人形町まで来るとのこと。術後五年経過の報告と、栄養不足を補おうということであろうが、人形町へ来てボケオヤジの面を見ながら飯を喰っても不味かろうが・・・と、心配する。
いや、心配は「何か喰いたいものがあったらいいな」と云うとする。『そうですね、久し振りに鰻かなんか、いいですね』なんて言われると、どうするんだ・・・。鰻は手術後の体には、よくないようだよ・・・十年は鰻は駄目らしいよ、なんて言えないしナ。
今年の夏、鰻が不漁といわれながらも、私は都合九回は食したか。昨夜の、桜屋での二重丼で鰻納めにしたい処であるが・・・。
明日は、吉祥寺のスペイン料理店ドスガスにて、フラメンコの「斎藤克己」さんがステージにあがる。真夏のフラメンコは如何様か・・・。