河川敷に、かなり腐朽が進んだシイタケ榾木が捨ててありました。おそらくコナラだと思います。その廃榾を割って、中で越冬している昆虫などを探すと、かなりの頻度でクロナガオサムシが出てきました。
クロナガオサクシの特徴は「体長25mm~34mmの体が細長いオサムシ…黒色で頭部(とうぶ)にはツヤがありますが、背中にはツヤがありません。胸(むね)は長さと幅が同じか、やや幅の方が広くなっています。上翅(じょうし)は長く、とても細かいすじがたくさんあり、その中に3行おきに長い鎖のようなすじが見られます。上翅のふちに沿う点の列は翅の端まで続いています。」(ウェブサイト『滋賀県のオサムシ』)との記述がありますが、私には見分けられません。したがって、同定にあたっては、富山県昆虫同好会のNさんにアドバイスしていただきました。(同じ種類を何度も尋ねるのは、とても気がひけます。)http://www.lbm.go.jp/osamusi/become/shiga/12.html
また、越冬しているスズメバチを見つけたいのですが、これまで一度も成功していません。
《放置されたシイタケ廃榾 2016/03/05》
《廃榾の中で越冬するクロナガオサムシ 2016/03/05》
《廃榾の中で越冬するクロナガオサムシ 2016/03/05》