やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ウバタマコメツキ(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-03-30 03:23:45 | 昆虫類

穏やかな日差しの早春の里山を歩いていると、ヤナギの花やショウジョウバカマなど常連の花々に出会います。はるか昔の中学生になった頃、都会の下町から郊外に引越し、一人で出かけた歩いて30分ほどの里山で初めてショウジョウバカマの花に出会い、非常に珍しい花に出会ったと感激した思い出が蘇ります。

ウバタマコメツキも、立ち枯れしたアカマツの樹皮下の常連です。いつごろ羽化するのかよくわかりませんが、見つけるときは蛹室の中で羽化した状態の成虫で、蛹を見かけたことはありません。成虫は、6~7月に現れるようです。

よく似た種に、前胸背板に明瞭な黒色円形の紋のあるフタモンウバタマコメツキ(オオフタモンウバタマコメツキ)がいます(「明瞭」とあっても、下の写真のコメツキにも黒色紋があるように見え、比較しないとよくわかりません)。 

《ヤナギの仲間の雄花 2016/03/26》

《路傍の斜面に咲くショウジョウバカマ 2016/03/26》

《樹皮の残る立ち枯れしたアカマツ 2016/03/26》 

《立ち枯れしたアカマツ樹皮下の蛹室で羽化、越冬するウバタマコメツキ 2016/03/26》

 

《立ち枯れしたアカマツ樹皮下の蛹室で羽化、越冬するウバタマコメツキ 2016/03/26》

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