やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

コガネグモ♀(造網)(富山市太田南町)

2020-06-18 21:35:02 | クモ類

北陸自動車道の下を通る用水の縁に生えるイタドリの草むらで、コガネグモが網を張っていました。

コガネグモは、平地の草むらで見られ、最も広く知られている大型のクモの一つです。造網性のクモで、ほぼ円形に近いきれいな円網を張って常にその網の中心に頭を下に向けて止まっています。


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》

※ 今日、倉庫で探し物をしていたところ、うまく羽化できなかったヒョウモンチョウの死骸と羽化殻見つけました。2020/05/27のブログ「ミドリヒョウモン(終齢幼虫)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)」で紹介した幼虫が、帰宅してビニル袋からヤマナラシの小枝を取り出したとき逃げ出し、倉庫の中で蛹化、羽化したものです。
  大阪市立自然史博物館学芸員の長田庸平さんのご指摘のとおり、ミドリヒョウモン♂でした。


《倉庫で見つかったうまく羽化できなかったミドリヒョウモン♂の死骸と羽化殻 2020/06/18》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスタビガ(終齢幼虫)(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2020-06-18 05:25:19 | 昆虫類

道端の草むらの中に、何か鮮やかな黄緑色の物体が落ちていました。何かなと近寄ってよく見ると、太く大きな青虫です。広いところに出してみると、今までに見たことのない幼虫で、腹側は濃い緑色、背側は鮮やかな緑色をしています。

帰宅後、『イモムシハンドブック』で調べると、ウスタビガの終齢幼虫でした(持ち帰って蛹化させればよかったと、後になって思っています)。


《道端に落ちていた(?)ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》


《ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》


《ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》

ウスタビガの終齢幼虫に出会う少し前のこと、飛び出したアカシジミの行方を眼で追っていて、サクラに緑色の丸いものがぶら下がっているのに気づきました。なんとか手元に引き寄せてみると、ウスタビガの空繭でした。


《サクラに残されたウスタビガの空繭 2020/06/17》


《ウスタビガの空繭 2020/06/17》


《ウスタビガの空繭 2020/06/17》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする