北陸自動車道に沿った道を犬と散歩していると、自動車道のフェンスにからんだノブドウの葉を尾角のあるスズメガの仲間の幼虫が食べていました。
『イモムシハンドブック』でスズメガの仲間の幼虫の写真を探しましたが、「これだ」と納得できる幼虫が見つかりません。しかし、「頭部に向かって細まる体型」「尾角は緑褐色」で「頭部を引き込む姿」を見せ、ブドウ科のノブドウの葉をたべていたので、ブドウスズメではないかと思います。
《フェンスにからまったノブドウの葉を食べていたブドウスズメ 2020/06/12》
《フェンスにからまったノブドウの葉を食べていたブドウスズメ 2020/06/12》
《フェンスにからまったノブドウの葉を食べていたブドウスズメ(頭部を引き込む姿) 2020/06/12》
※ 高校生の孫娘に「イシクラゲって知ってる?」と聞かれて、答えに詰まりました。「シアノバクテリアだよ」とのヒント。どのようなものかと聞いて、少し湿った公園や草地などでよく見かける気味のよくないものだとわかりました。ブドウスズメの幼虫を見かけた所の近くにもそれらしいものがあったので、紹介します。
イシクラゲは、ネンジュモ属に属する陸棲藍藻の1種で、見た感じでは食べようとは絶対に思えないものですが、食べることもできるようです。イシクラゲに近縁なネンジュモ属の食用藻としては、清流の浅瀬の石や草に付着するアシツキ(カワタケ)があります (ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/イシクラゲ』参照)。
《イシクラゲ? 2020/06/12》
《イシクラゲ? 2020/06/12》
《イシクラゲ? 2020/06/12》