富山市近郊の丘陵で採集したギフチョウの卵(9個)を、自宅で飼育してみました。
途中、事故(食草をいけた水で溺死)などで5頭の幼虫が死亡、最終的に4頭が蛹になりました。主な経過は次のとおりでした。
2020/05/09 卵が孵化直前の状態になる(9個)。
2020/05/10 幼虫が孵化する(9頭)。
2020/06/03 終齢幼虫(4頭)のうち最初の1頭が落ち葉で前蛹となる。
2020/06/05 最初の1頭が落ち葉で蛹化する。
2020/06/08 最後の1頭がヒメカンアオイ(生葉)の裏で蛹化する。
蛹化場所は、落ち葉が2頭、枯草の茎が1頭、ヒメカンアオイ(生葉)の裏が1頭で、すべて帯蛹でした。
蛹は、来年の春まで長い眠りにつくので、孫の使わなくなった虫篭にいれて、植込みの日陰に置いておくことにしました(自然の状態に近いように)。
《孵化直前のギフチョウの卵 2020/05/09》
《孵化したてのギフチョウの1齢幼虫 2020/05/10》
《ヒメカンアオイの葉を食べ始めたギフチョウの1齢幼虫 2020/05/11》
《最初に前蛹になったギフチョウの終齢幼虫 2020/06/03》
《最初に蛹化したギフチョウ 2020/06/05》
《最後に蛹化したギフチョウ(赤丸内は蛹化殻) 2020/06/08》