用水縁りの丈の高い草地に、ショウリョウバッタ♀を見つけました。
最近読んだ『ダマして生きのびる虫の擬態』(海野和男・著)に、草むらにとまるショウリョウバッタの写真があった(のではないかと思いますが、不確かです)ので、真似して同じような写真を撮ってみました。適当に写した写真は、プロの写真とは(当然ですが)まったく別物でした。
《ススキの草むらにとまっていたショウリョウバッタ♀ 2022/09/07》
《ススキの草むらにとまっていたショウリョウバッタ♀ 2022/09/07》
《ススキの草むらにとまっていたショウリョウバッタ♀ 2022/09/07》
※ 山折哲雄のエッセイと太田順一の写真からなるフォトエッセイ集『こころの風景』を読んで(見て?)、太田順一の写真に何か心を惹かれるものがありました。そこで、太田順一の写真集を数冊借りて読んで(見て)いるうちに、写真集に興味を持ちだしました。いつものように、市立図書館の蔵書検索で「写真集」を探し、村田泰隆の写真集『チョウのいる風景』を借り出しました。
「MARK」データベースには、「チョウそのものだけでも十分美しいが、それが自然の中で周りと一体となった時、その美しさは一層増す。世界各地を歩きながら、チョウという多様性に富んだ昆虫の世界を通して、その折々の感動の記録を一枚一枚写真にとどめる。」と紹介されているようで、読んで(見て)みるとタイトルどおりのいい写真集でした。(私にこのような感性もテクニックも根気もないことは承知の上で)こんな写真を撮ってみたいと思わせる写真集でした。
少し驚いたのは、著者です。略歴を見ると「村田製作所社長」。あの世界トップクラスの電子部品メーカーの村田製作所の2代目社長でした(故人ですが私とほぼ同年代)。
市立図書館の蔵書には村田泰隆の著作として、ほかに『夢 蝶 美』『飛ぶ宝石』の2冊があったので、今度借りてみようと思います。
《図書館から借りてきた村田泰隆写真集『チョウのいる風景』》
昨日、自転車での散歩のついでに、さっそく風景を写しこんだ虫を撮ってみましたが、…。何よりも自分が感動したシーンを写すのでないとダメなようです。
《オオカマキリのいる風景 2022/10/10(富山市小杉)》