公園のトイレの床に、吹き込んだ落ち葉に混じって大きな茶色い蛾が落ちていました。今回はウスタビガとの出会いを期待していたのですが、何か違います。よく見ると黒褐色に黄色い波状の模様、半月状の透明な紋があるなど、初めて見かけたクロウスタビガです。翅を畳んで死んでいました。
クロウスタビガは、『富山県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータブックとやま2012)』で、「生息地が国内、県内いずれにおいても限定され、県内では生息密度も低い」ことを理由に、富山県カテゴリー「準絶滅危惧」に選定されていました。
今度は、生きたクロウスタビガを見つけたいと思います。
《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ 2022/10/26》
《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ 2022/10/26》
《トイレの床で死んでいたクロウスタビガ(翅を開かせた) 2022/10/26》