2020年10月中旬の観察記録です。
地鉄・上滝線と立体交差する県道のアンダーパスのコンクリート擁壁に、何か白っぽいものがとまっていました。3mくらいの高さなので、間近に見ることができません。とりあえず、できるだけアップの写真を撮って帰宅。
帰宅後、写真を見て、シャチホコガの仲間ではないかと見当をつけ、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャチホコガ科の「成虫縮小画像」と見較べていきましたが、よくわかりません。何度も見直しましたが、やはりよくわかりません。
最後の手段、同サイトの「新・蛾像掲示板」で尋ねたところ、Gatorin さんから「エグリバ類アカエグリバかと思います。」との、思いもかけなかった返事。アカエグリバは、ヤガ科エグリバ類の枯れ葉そっくりの蛾で(前翅は赤褐色で枯れ葉のような葉脈を思わせる筋があり、後縁中央は大きく抉られています)、私も何度か見かけています。
写した角度がよくないのでしょうか、どう考えても、いちばん下の写真のアカエグリバと同じ種とは思えません(修業が足りません)。
ちなみに、この付近では、幼虫の食餌植物である ツヅラフジ科のアオツヅラフジはよく見かけます。
《コンクリートの擁壁にとまっていたアカエグリバ 2021/10/14》
《コンクリートの擁壁にとまっていたアカエグリバ 2021/10/14》
《アカエグリバ(富山県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)2016/08/03》
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