9月に入ってからコンテナプランターに植えた2株のキュウリは、10月下旬になると元気がなくなり花もつけなくなってきたので、11月初めに抜いて処分しました。
処分する前に、実だけは採っておこうとしたところ、青虫がついていて食痕のようなものもあります。このときは、とりあえず写真だけ撮り、キュウリは食べ、青虫は処分してしまいました。
後日、写真をよく見ると、キュウリについていた青虫は「ワラジムシ型」をしているではありませんか。「ワラジムシ型」の幼虫は、シジミチョウ科の幼虫です。我が家の庭で見かけるシジミチョウの仲間は、ヤマトシジミ(幼虫の食餌植物はカタバミなどカタバミ科植物)、ツバメシジミ(食餌植物はシロツメクサなどのマメ科植物)、ウラナミシジミ(食餌植物はエンドウ、クズなどマメ科植物)、ルリシジミ(食餌植物はフジ、クズなどマメ科植物)、それにベニシジミ(食餌植物はスイバ、ギシギシなどのタデ科植物)です。
私には写真の幼虫の種名を明らかにできませんでしたが、この幼虫は終齢幼虫だったようなので、そのままキュウリで飼っておいて、蛹化、羽化まで観察すればよかったのにと後悔しています。キュウリはウリ科植物なので、何シジミであっても、幼虫の食餌植物について新しい知見が得られたのかも…。
(私は、感覚的には、ウラナミシジミの幼虫ではなかったかと思っています。)
《キュウリについていたシジミチョウの仲間の幼虫 2021/11/02》
《キュウリについていたシジミチョウの仲間の幼虫 2021/11/02》
《キュウリについていたシジミチョウの仲間の幼虫 2021/11/02》
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