12月に入って寒さも増し、さすがにキャンプ場の利用者もほとんどなくなったようです。炊事棟は夜間に蛍光灯が点いていないようで、見て回っても虫の姿はありません。トイレの灯りも、人感センサー利用のため、利用者がいないときには点いていません。
それでも、トイレの壁に、とまり方や模様が特徴的なフサヤガの仲間がとまっていました。
フサヤガとコフサヤガとはよく似ているようなので、ウエブサイトで区別点を探しました。
「フサヤガ 年2化で成虫越冬。そのため、ほぼ1年中採集される。ホストはウルシ科やブナ科が報告されている。後翅基部は次種に比べやや黄色みを有する。♂の触角は両櫛歯状で次種と異なる。」
「コフサヤガ 6月~9月に出現。成虫越冬はしないとされている。…前種よりやや小型で後翅基部は純白に近く、♂の触角は鋸歯状である事で区別できる。」
(ウェブサイト『似た蛾の比較図鑑/フサヤガとコフサヤガ』2021/12/06より)
後翅の基部の白さや♂の触角などで見分けるようですが、無理なので、出現時期からフサヤガとしました。
《トイレの壁にとまっていたフサヤガ 2021/12/03》
《トイレの壁にとまっていたフサヤガ 2021/12/03》
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