朝早く(7時半ころ)訪れた猿倉山で、林縁のタケニグサに下向きにとまっているヒョウモンチョウに気づきました。ツマグロヒョウモン♂です。まだ小さな葉の裏に後翅の間に完全に前翅を入れてとまっています。
この姿は、以前にこのブログで、「ツマグロヒョウモン♂が睡眠に入るところではないか」として紹介した写真の姿とほぼ同じでした。やはり、「葉裏にとまって翅を閉じる」のがツマグロヒョウモンの睡眠パターンのようです。
《タケニグサの葉裏で眠っていたツマグロヒョウモン♂ 2022/07/01》
《タケニグサの葉裏で眠っていたツマグロヒョウモン♂ 2022/07/01》
※ 『ツマグロヒョウモン(睡眠)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)』(2017/07/01)の抜粋です。
ツマグロヒョウモンが池の縁のキハナショウブの葉の裏(?、下側)にとまっていました。午後6時ころだったこと、翅を閉じていたことなどから、夜の睡眠にはいろうとしていたのではないかと思います。…
蝶の睡眠について、『蝶の生態と観察』には、こう書かれています。「蝶の夜間の睡眠は、多くの場合、葉陰や茂みのなかの目立たないところで行われるが、静止中の姿勢、たとえば背面を上にするか下にするか、翅を閉じるか開くか、また触角をどの方向に向けるかなどに注目する必要がある。睡眠中の姿勢は活動中の場合と多少異なっている。…ツマグロヒョウモンやコミスジは、メダケ類や低木などの葉裏にとまり、はじめゆっくりと翅を開閉しているが、しばらくすると翅を閉じて睡眠に入る。」
《キショウブの葉にとまって睡眠にはいるツマグロヒョウモン 2017/06/27》
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