溜池の擁壁の上を何かが歩いてきました。よく見ると、トンボのヤゴです。トンボ科のヤゴのようです。どこかで羽化しようとしているようでしたが、ゆっくり観察している時間がなかったので、ヤゴに申し訳ないのですが持ち帰って観察することにしました。
帰宅後、ターッパーに少しの水と石、枯木とを入れて様子をみました。刺激を与えたせいか、当日は枯木に摑まってじっとしたままで、羽化しませんでした。
翌日、早朝から何度か確認しましたが、じっとしたままで羽化は始まっていませんでした。庭仕事をしながら時々様子をみていると、9時ころには羽化が始まっており、10時40分ころには殻から完全に抜け出していました。11時40分ころに見に行くと、飛び去ったのか、いなくなっていました。
《コンクリートの擁壁の上を歩いて移動するシオヤトンボのヤゴ 2019/05/03》
《シオヤトンボのヤゴ(望遠でアップにすると歩くスピードに合わずピントがずれています) 2019/05/03》
《羽化を始めていたシオヤトンボ(9:02) 2019/05/04)
《殻から完全に抜け出していたシオヤトンボ(10:41) 2019/05/04)
《翅が開いていないので、まだ羽化は完了していないシオヤトンボ(10:52) 2019/05/04)
《シオヤトンボの羽化殻 2019/05/04》